久しぶりにミュージカル『レント』をブロードウェイで観ました!

何年前になるのでしょう・・・ニョーヨークに姉妹旅行をした時に、初演メンバーの『レント』を妹とニューヨークで観て、英語が解らないのに、面白かったのを憶えています。あの時に先端を走っている、「今」の話と思っていたので、約15年後に観て、どう思うのかな、と思いましたが、これがとっても良かったです!
出演者の一人、一人のパワー、作品への情熱が伝わってきて、観客、みんな興奮していました。アンサンブルの皆さんも、出て来るたびに、100パーセント以上で、またエンジェル役の若い出演者がとてもせつなく、美しく,面白く演じていて素晴らしかったです。
悲しいかな、この作品で扱われている問題は、今でも同じで、年々もっと若い子たちの問題になっています。だから今でも上演出来、古い作品と思わせないのでしょうね。

さて、日本で英国バレエ留学が経験出来るのをご存知ですか。
「HIKONE DANCE INTENSIVE」(ひこねダンスインテンシヴ)です。
1週間、朝からびっしりバレエ、コンテンポラリー、ジェスチャーなどを英国、日本の一流講師が指導します。
ダンサーコース以外に教師コース(チェケッティメッソド指導者資格所得準備)もあります。
私とベンが「TBE JAPANワークショップ」ツアー中に、私たちの友人たちがこの「HIKONE DANCE INTENSIVE」でコンテンポラリー・ダンスを教えているので、会いに行き、見学させてもらいました。

Photo:Mami Tomotani

英国のドラム演奏者の方がいて私たちの友人、マシュー・ボーンカンパニーで一緒に踊り、家族の様に仲の良いケリー、ロス、スティーブがそれぞれのレベルにあったコンテを教えていましたが、まるで英国に戻った感じです。カニングハムやリリースなどを使って、バレエの生徒さんが入りやすいコンテを教えていましたが、これからの時代、何でも踊れた方が将来仕事になるので、良い経験になると思います。通訳の方もそれぞれのクラスについていて、同時通訳の早いこと !
ひこね市文化プラザで開催されているので、建物全部が1週間バレエ学校の様です。ステージも使い、最終日にはデモストレーションもあるので、人前で表現する、スペースの使い方なども学べます。もちろん、方向音痴の私は、建物の中で迷い、何度も違う廊下を歩き、その度にドアを開けても、同じスティーブの教えているスタジオの違うドアを開けるので、ベンもケリーも笑いこけていましたが。。。
私たちが見学した日は、1番大きなステージでバレエのヴァリエーションクラスが行われていました。ロイヤル・バレエ出身の先生、サイモン・ライスが丁寧に教えられていました。ベンが英国でロイヤル・バレエの公演を観たときに1番素晴らしいパフォーマーで、ここで会えてうれしそうにお話していました。
最後に、受付で販売されていた、手作りのビーズチュチュキーホルダーを頂きました。とってもかわいく、それぞれのバレエ作品のキャラクターがあります。この商品のウエブサイトはないので、この「HIKONE DANCE INTENSIVE」に参加されないと購入出来ないかもしれません。「エスメラルダ」や「オーロラ」など、キーホルダーを見るだけも楽しくなりました♪

優秀な方は、「HIKONE DANCE INTENSIVE」(ひこねダンスインテンシヴ)から、 海外バレエ学校サマースクールの授業料をスカラシップで授与されるそうですよ! 海外留学を考えている方、外国に行くことが難しい方、このコースを経験するのは、とても良い経験になると思います。
開催日:2013年3月26日(火)〜31日(日) ひこね市文化プラザ。
お問い合わせ先は、ひこねダンスインテンシヴ実行委員会 hikone.dance@live.jp
ホームページ:http://hikonedance.net

Photo:Mami Tomotani

Photo:Mami Tomotani

Photo:Mami Tomotani

Photo:Mami Tomotani

Photo:Mami Tomotani

インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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