令和元年台風 19 号により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

芸術の秋をニューヨークで満喫しました!

まずは、マシューのカンパニーでずっと一緒に踊っていたレィチェルが芸術監督として参加している シルク・ドゥ・ソレイユ <の"KURIOS" です。この作品は(来年かな?)日本にも行く予定だそうですよ。
「リアリティは全て相対的、あるいは関連している」というのが根本にあり、とても素敵な世界が広がります。
開場時間からセピア色で宮崎駿監督の映画のような世界が始まっていました。
好奇心から科学者のような博士が不思議なストーリーを進めていきますが、アクロバットが他の作品より少ないので、その分それぞれの場面のつながりがスムーズでとっても観やすく、とても暖かい作品に仕上がっています。今まで観たシルク・ドゥ・ソレイユの中では一番印象に残るというか、一つの作品としてとっても面白いです。
レィチェルは、メンバーがほとんどシルク・ドゥ・ソレイユの経験者や古株なのでまとめやすく、雰囲気もとっても良いカンパニーと言っていました。

"Kurious" Cirque Du Soleil

私のマシューの時の友人であるもう一人のアンドリューもシルク・ドゥ・ソレイユの新作にスタッフとして関わっていますが、いつも演技がね・・・と声をそろえて言います。でも、今回の出演者たちは演技が良い方だと私は思います。確かにダンスシーンはぎこちないのですが、やはりキャラクターになって踊っているので、{あんな大きなロシア人サーカスの人が踊っている!}と微笑ましくなります。それで良いのだと私は思うのですが・・・。衣装にもあっていますし。

"Kurious" Cirque Du Soleil

シルク・ドゥ・ソレイユkuriosのセット

シルク・ドゥ・ソレイユkuriosのセット
"Kurious" Cirque Du Soleil

万が一、けが人が出た時は、他のシーンのキャストからその人ができる技術で埋めあわせるようになっているそうですが、この作品は幕中に裏でレィチェルが「あのシーンはカット。」「1組抜きで。」など急な判断をあまりしなくて済むそうです。良かったですね。
日本人の出演者もヨーヨーで出演しています。とっても凄いのですが、衣装が他の出演者と比べて暗いというか、地味というか、ヨーヨーという小さい物で表すのであれば、もっとフラスコや地球儀など大きなセットの中でやるか、あるいは汽車と絡ませるとか演出にもっと工夫をしてあげると良いのに、と思いました。
彼のシーンと前後のつながりが良く分からず、急に始まった感じだったので、衣装ももっと古いセピアの感じを出して・・・、と思ったのも演じている日本人の方の技術が凄くて!だからもっとこうしてあげてと、欲が出たのかもしれませんが。嬉しいですよね、ソロのシーンを日本人の方が演じているのを観るのは!

とにかく、家族向け、あるいは記念日にプレゼントで観に行くにはとっても良い素敵な作品でオススメです! 私は、夫の両親と行ったので良い席を選びましたが、テントだったので後ろの席でも十分だと思いました。日本公演の時は、ぜひ観に行ってください。

"Kurious" Cirque Du Soleil

ニューヨークの芸術の秋の情景

ニューヨークの芸術の秋の情景

ベンとレイチェルと

ベンとレイチェルと

ニューヨークの芸術の秋の情景

ニューヨークの芸術の秋の情景

次は、ロックミュージックコンサート、「 TEMPLE OF THE DOG」です!
マジソンスクエアに行ったのも初めての経験でした! 私は、自分が踊る音楽ばかり聞いて育ったので、あまり流行りの音楽に詳しくなく、コンサートに行くなどの経験がなく、大人になって30代で初めてコンサートに行ったぐらい疎いのですが、ヴォーカルの Chris Cornell の声の凄いこと!! この人、ミュージカルの『ジーザスクライストスーパースター』を歌ったら凄いだろうな。とすぐに思うのが私でした。

ロックミュージックコンサート、「 TEMPLE OF THE DOG」

このヴォーカルの人は、Soundgarden and Audioslaveのバンドの人で、バンドメンバーは、Pearl Jamからと違うグループ同士ですが、あるミュージシャンが亡くなったのがきっかけで集まり、一つ「 TEMPLE OF THE DOG」としてアルバムを出したのですが、それがヒットしても、一度もこの「 TEMPLE OF THE DOG」でのコンサートはなく、今回が初めてだったので、かなりの通なファンが来ていたそうです。
近くのレストランでオイスターを開場前に食べに行ったのですが、そこでもこの曲が流れていました。こうやってマジソンスクエアの周りのレストランを取り込んで盛り上げるとは知りませんでした。
歌を知らない私が充分楽しめ、またセットもシンプルでとても良かったです! こんな曲でもコンテの踊りを造ると面白いな。と思いながら聴いていました。
NDTを含めダンスを2作品、コンサートを一つ、芝居を一つ観たのですが、次回に書きますね。
それでは皆様も暖かいクリスマスをお過ごしください!

ロックミュージックコンサート、「 TEMPLE OF THE DOG」

ロックミュージックコンサート、「 TEMPLE OF THE DOG」

インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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