令和元年台風 19 号により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

有名なシルク・ド・ソレイユの『O(オー)』をラスベガスでやっと観ました!

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Trapeze from "O" Photo : Veronique Vial Costume : Dominique Lemieux

有名なシルク・ド・ソレイユの『O(オー)』をラスベガスでやっと観ました! 噂に聞いていましたが凄いですね!!
豪華でスペクタキュラーでした!!
シルク・ド・ソレイユの舞台はツアーの公演も凄いのですが、こうした常設のセットで見るのも豪華で素晴らしかったです!
舞台が上下に移動し、それも部分的に違う形に変化して、舞台だったステージに満ち潮のように水が入り、いつの間にか海なのかプールなのかになり、その水の中から多勢の人が現れたのです! もう目が点になりました!!!水泳、飛び込み、シンクロの選手もいると聞いています。飛び込みも半端なく高い劇場の天井から、小さな池になった舞台めがけて飛び込みます!
そうかと思うと、休みなく幻想的なダンスが始まり、それぞれのキャラクターがゆっくり歩いてたりと、どこかピナ・バウシュの世界を思わせます。

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Photo : Tomasz Rossa Costume : Dominique Lemieux

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Photo : Tomasz Rossa Costume : Dominique Lemieux

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Photo : Tomasz Rossa Costume : Dominique Lemieux

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Photo : Tomasz Rossa Costume : Dominique Lemieux

私が観た時、船の骨組みが空中に上がり、その上でサーカスをするシーンだったのですが、一番大きな技で、落ちてしまいました。下は水なので、お客さんによっては、そういうものと思われた方もいると思います。でも、その演技者が水の中から泳いで出て来て、床にポーズをして座っているのですが、少し首をふり(水を耳や鼻から出すためか、悔しくてなのか分かりませんが)、その船の演目が終わるまでずっとそこにいたのは可哀想でした。さすがに空中に戻ること出来ませんものね。
また、もう一つの演目も一人、横を見て、他と合っていなくて、スピードが遅いな。と思っていたらやはり途中で回転が終わっていました。こういうのは、今までのシルク・ド・ソレイユでは見たことがないので、少しびっくりしました。幕が開く前、舞台装置の故障で、開演が遅れ舞台がキャンセルになるかもしれない、と言われていました、その後15分ぐらい遅れて開場になったのですが、サーカスなので、そういうのも精神的に影響したのかな? あるいはけが人が多くて、代役の方かな? など思ってしまいましたが、これも舞台をよく知っている私だけで、他のお客さんは気づかない程度のことだと思います。
やはり、90分のショーを1日2回公演で5日間パフォーマンスをするなんて!凄い集中力ですよね!!

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Photo : Tomasz Rossa Costume : Dominique Lemieux

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Photo : Tomasz Rossa Costume : Dominique Lemieux

シルク・ド・ソレイユは、自分たちの演目以外でもシーンチェンジの場でキャラクターとして出て来て、ダンスをします。そこがまた面白いですよね。明らかにダンサーたちではないので、表情も固い人もいれば、動きもぎこちない人もいるのですが、そこを上手に利用して、衣装やお化粧で異様な集団が踊っているように見せて観客を不思議な世界に導いてくれます。
この作品、1998年初演ですよ!!凄いですね、全然、古さは感じさせません。それどころか今だに世界中のお客さんに感動と驚きを与え続けています。
クリエイティヴ・チームは凄いですね、またそれを実現する技術のスタッフも素晴らしいです。
《これぞラスベガス!》というショーを観られて本当に良かったです。

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それとは対照的な日本文学の代表である「源氏物語展」をメトロポリタン美術館で見てきました。これも素晴らしかったです!!
平安時代に絵巻となった原本もあり、金、銀など使用された美しいものでした。
紫式部の文章から創造されて書かれた絵も時代時代で変わり、その変化が見えてとても興味深かったです。2000年以降に描かれた絵もあり、それぞれが同じ内容から時代によってもですが、全く違う作品になるのを比べられて興味深かったです。
屏風や、能の舞台で使用された衣装、また位の高い武家の娘が結婚式に着たという、「源氏物語」が表現されている総しぼりの着物なども展示されていました。
これらは、日本の美術館はもちろんですが、外国の持ち物も多かったです。アメリカもテキサスやワシントンなどたくさんの州の美術館や個人所有のものでした。世界中のコレクションが1箇所に集まるとは凄い贅沢ですよね!
最後には、かの有名な漫画『あさきゆめみし』も展示されていましたよ。とっても懐かしかったです。
内容は、実際に書かれているものより英語の説明文の方が分かりやすかったです。(笑)

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インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

福岡シティ川添バレエ学苑、三ノ上万由美バレエスタジオでバレエを黒田バレエスクールにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。
15歳で劇団四季に合格し、ミュージカルで活躍後、英国マシュー・ボーンのニュー・アドヴェンチャーズに日本人で初めて入団。『くるみ割り人形』では主役クララを演じ、『エドワード・シザーハンズ』『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)『白鳥の湖』『ザ・カー・マン』『眠りの森の美女』に出演。
現在は、マシュー・ボーンのインターナショナルツアーの「前座公演」振付、指導を担当。『ドリアン・グレイ』日本公演のリハーサルアシスタントも経験した。また、振付家としてN.Yの全米No.1のミュージカル『フェーム』のモデルにもなったラガーディア芸術高校で『サウンド・オブ・ミュージック』や芝居の振付で活躍中。ピッツバーグ大学の『Zanna Don't!』振付やコンテンポラリーのコンクール作品振付では、N.YのHariyama Balletの2名のダンサー達が銀賞を受賞。
ブロードウェイミュージカルを学ぶN.Y のプログラム「ブロードウェイ・エクスペリエンス」(TBE)のアシスタント・ディレクター。N.YのHariyama Ballet、ジョフリーバレエでコンテンポラリー、シアターダンスを指導、カーネギー・メロン大学、プリンストン大学など 全米、日本でワークショップを開催している。
チャコットのウエブマガジンDance Cubeに「私の踊りある記」連載中。
その他出演作品は『王様と私 』(ロイヤルアルバートホール)、 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』、スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』。 オーストリア、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどのコンテンポラリー作品。
Twitter @mamitomotani
踊りある記 https://www.chacott-jp.com/news/column/usa/
TBE https://www.thebroadwayexperience.com/tokyo

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