ワークショップについて パート 2

前回報告しましたワークショップの続きです。
次にそれぞれで考えたキャラクターで好きな事、嫌いな事をゼスチャーなどの動きを交えて8カウントずつ考えてもらいました。それを発表した後その動きにジャンプ、ターン、高さを変えるなどを入れてもらい、今度は二人組になって会話をするようにやってもらいました。

このコンタクトでは色々出来ます。例としてケリーと私が8カウントずつで作った動きを見せたり、または同時にしたり、相手が2カウント動いた後に私が3カウント動いたり、二人が同時に動く時に相手に触れ、ケリーが一人でターンをしているのを私が回しているようにしたりと。もちろん、それぞれのキャラクターで。
これは時間をかけて作ってもらいました。
発表の段階で、グラブファミリー(私が実際舞台でやっている下層階級の家族)がたくさん出来たのには驚きました。演劇の生徒さん達は、きれいな役を選ばないのですね。

2時間があっという間でとても楽しかったです。
後でカンパニーメンバーに言うと「ラッキーだったね、熱心な生徒さん達で」といわれましたが、本当にラッキーでした。このまま作品が作れるね。とケリーと演劇の先生と話したぐらいです。

もちろん、小学校の低学年の生徒さんや全然やる気のない十代の男子生徒、またはダンス学校、体のどこかに不自由がある生徒さん達などからも要請があります。内容もそれぞれに違いますが、スケジュールがあえばどこにでもワークショップをしに行っています。

終わった後はへとへとになり、その日の公演はきついのですが、色々な出会いや経験が出来るのと、仕事としても成り立つのでみんなチャレンジしたがっています。
次はどんな生徒さん達と出会うのかな。

インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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