私事ですが、結婚します。

アメリカに住みます。
フィアンセビザを申請したのは12月ですが、やっと5月末にはもらえそうです。
はい、なのでずっと日本に滞在していました。「踊りある記」の読者の方はなぜ、内容がイギリスなのではないのか、疑問に思われたと思います。(実際に、東京で開かれたワークショップの時に聞かれました。)15歳から劇団四季に入り、ずっと舞台を踏んでいました。それ以来ずっと好きなことをしてきました。私はラッキーです!

Photo:Mami Tomotani

こんな私が、誰かと人生をシェアするとは思いませんでした。これからの人生は舞台の初日よりも緊張し、予測がつきません! しかも、アメリカ! やっとイギリスに慣れてきて、振付家からオーディションの話がきだしたのに。また、アメリカで認めてもらうために、一から始めないといけません。転校生ではないですけど、新しい友人作りもしないといけません。(これはスクールに行くのが早いです!)が、ワクワクもします!
また、前からやりたかった、日本と外国の架け橋となるような仕事がみつかるかもしれません! さて、どうなるのでしょうね。楽しみです!

撮影/下坂敦俊

ところで、話は変わりますが、リ:ボーン(Re:bourne)の『SWAN LAKE』のワークショップがアーキタンツでありました! 6クラスありましたが、各クラスとも約30名近い応募があり、大成功で終わりました!! ありがとうございました!
今回は、イギリスから私の親友の一人、エタ(アソシエイトディレクター)と日本を代表するダンサーの一人、ヤス(首藤康之)との3人での指導でした。とっても楽しかったです。ヤスとエタとも「本当に楽しかったね~。」と今でも話しています。

いろいろな参加者がいました。ダンス歴が42年の方かたから全くダンス経験がなく、このワークショップが初めての方、福岡からお母様と泊まりがけでいらっしゃった男の子。アメリカで私たちの『シザーハンズ』を観られたプロのミュージカル俳優、若いバレリーナ、ダンスの先生、コンテンポラリーの方、イギリスのダンス学校にいた方、マシューの公演を毎回観に来てくだった方などなど。本当にバラエティに飛んでいました!

教える方としては統一していないので、難しいのですが、3人いたので、大丈夫でした! ヤスはとてもやさしく丁寧にみなさんを教え、エタはクリアーな教えで全体を見ていて「真実、あそこ悩んでいるみたい。」と指示を出していました。 私は持ち前の明るさで指導させてもらいました。マシューが目指した、夢の中の白鳥ではなく、本物の、獰猛でネズミなどを食べるリアルな白鳥を動きと演技で表現しました。それをみなさん、本当に一生懸命に表現されていました。その後の個人個人で作る創作は、面白いこと! 

撮影/下坂敦俊

みなさんの発想の素晴らしさに感動しました。たくさん、体と頭を使い、疲れたでしょうね。でも、何か会得して、6月にある日本公演の『SWAN LAKE』を違う風に見てもらえるとうれしいです。

マシューからもワークショップ応援のメールが来ました。また、写真を彼のホームページに載せて下さるそうです!
最後になりましたが、ブログを始めました。でも、舞台や踊りの事はこの「踊りある記」に書かせてもらっていますので、もっと普通の事を書いています。お手本になるようなことは書いていないので・・・続けばよいのですが・・・お時間があったら遊びに来てください。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

撮影/下坂敦俊

撮影/下坂敦俊

インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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