ダイアリー ~ダンサー日記~

友谷真実さん [ プロフィール ]

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。

http://ameblo.jp/mami-tomotani/

From U.S.A 友谷真実

今回は、少しいつもと違う内容でアメリカ生活についてです。

私は、料理が大好きで気分転換にもなるので毎日朝食と夕食は作ります。
食生活は大事だと思います。最近のプロのダンサーたちがよく怪我をするのは、食事も原因だと思います。また、ニューヨークの学校の先生も、生徒の集中力が持続しないのは食事が関係するとおっしゃっていました。
良い走りをする車には良いガソリンを入れるように、体には良いものを摂り入れるべきですよね。

1704mami_01.jpg イギリスの料理本

でも、こういう私も16歳から東京で一人暮らしをし、目の前にはコンビニエンスストアがあったので、劇団四季時代は舞台が終わると疲れてコンビニでパンなどを買って食べ、朝もパンで、昼と本番前にお弁当というような生活を10代の後半はずっとしていました。
地方公演ではホテル暮らしになるので、先輩たちにそれぞれの地方の美味しいところに連れて行ってもらって食べていましたが、やはり全部外食でした。
いろいろと教わったこともあります。浜畑謙吉さんに、お魚の頭のところをきれいに食べるとそのお魚の形をした骨が出てくる。などと教えてもらったり、先輩方に本当に全国の美味しいところに連れて行ってもらい、食べることが大好きでダイエットなんて絶対無理! というような感じでした。
お寿司を食べたい時は、今でも覚えていますが(高校の勉強をしながら出演した)『オペラ座の怪人』で、怪人役の市村正親さんに、「お寿司が食べたいです。」と言って連れて行ってもらったのを覚えています。市村さんが先輩やスタッフさんと難しい話をされている時に、全然理解できないので黙々と頂いていました。今思うと何を市村さんと話したか覚えていません。お寿司は覚えているのですが!(^^)!
そんな生活をずーっと続けていた20代にとうとう体を壊しました。それで食生活を改めようと思い料理に興味を持ち始めたのです。

1704mami_03.jpg カリフラワーサラダです

20代後半から住んだイギリスでは、外食はとても高いので毎夜公演やリハの後でもすぐに眠れないので、パスタやサラダなどを多めに作り、次の日にお弁当として持っていくのが当たり前になりました。
それを見た知人に「真実は偉いのよ、11時過ぎに公演から帰ってきてもキッチンで料理して次の日のお弁当も作っているから。」と言われましたが、イギリスはコンビニが日本のように美味しくなく、サンドイッチしかないので、どうせすぐに眠れないから作り出し、周りもそうしているので苦には思いませんでした。
もちろん、ワインやビールを飲みながら作っていましたが。

ニューヨークでは、「日本人の女性でもここまで作らないわよ」と母からいわれるぐらい作っていました。アメリカなので、日本のようにご飯とおかずに何枚ものお皿を使ってなどは作りません。全部、ワンプレートです(#^.^#)
朝食は、夫に「ジャパニーズ、アメリカン、ブリティッシュ、エッグサンドイッチ、どれが良い?」と聞きます。
ジャパニーズは、ご飯(これは夜にお鍋で炊いたのを冷凍し、朝は解凍します。)、卵焼きにソーセージと野菜の炒め物と味噌汁です。
アメリカンは、ホットケーキにベーコンとオレンジジュースです。サラダを作ったら「アメリカでは、ホットケーキの時にサラダは食べない。」と言われ、食べないので無駄になるため作りません。
ブリティッシュは、トマト、イタリアンソーセージ、マッシュールーム、ピーマンやブロッコリーなど残り物の野菜を全部炒めます。少しパプリカやカレー粉で味付けをします。あとは、目玉焼きと食パンとオレンジジュースです。
エッグサンドイッチは、アメリカの夫に習ったのですが、簡単で子供が食べるようなサンドイッチです。卵でオムレツ(卵焼き)を作ります。私はその時に中にパセリを入れますが。食パン(トーストしたり、しなかったり)2枚にマヨネーズを塗ります。それに挟むだけです。それだけで、5分でできます。これはカロリーが多そうなので、私は食べません。
結婚7年目で、夫から「もっと違うのを作ってくれないか?」と言われた時は、「コーンフレークができるけど?」と言い返しましたが、私も夫が朝早い時は寝ていて作らないので、まーお互い様ですが・・・

1704mami_05.jpg ラザニアの具をビールを飲みながら 1704mami_06.jpg ロゴハウスで料理 1704mami_10.jpg 新年会をロゴハウスで
1704mami_02.jpg ウォッカ入りのレモンゼリー

最近、お魚をお味噌につけて一晩おき、朝焼きました。アメリカ人の夫も食べてくれたのですが、夜に夕食を作った後に味噌につけるだけでも面倒で今は作っていません。
夕食は、私はパスタとカレーが得意です。カレーは日本のカレーではなく、イエローカレーとタイカレーです。アメリカ人の友人たちにも評判が良く、レシピを教えてくれと言われたことがなんどもありますが、ワインを飲みながら適当に作るので分量が分からず教えづらいのです。
最近は、その日の気分に合わせて音楽をかけます。また、作りたくない時は、料理番組(日本のNetflixでも見られると思います)「Chopped」(チョップド)を見ます。これを見るとどんな料理も出来るのではないかと挑戦したくなります。
インド料理を作る時は、サリーのように大きなスカーフを巻いて、おでこに赤い点をつけて、インド音楽をかけながら作ったこともあります。モチベーションを上げるためにです(#^.^#)
やはり、6カ国(イギリス、オランダ、オーストリア、アメリカ、日本)に住む経験をした私としては、各国の材料によって作れるものと作れるけど材料費が高くなるものがあるので、その国のスーパーで見つけた有る材料で作るのが一番です。こだわらない方が良いです。ダンスと一緒ですね。

1704mami_08.jpg 新年会 1704mami_09.jpg 新年会のメキシコ料理 1704mami_11.jpg 夫のお母さんから習ったダブルエッグ

10代の体づくりの時に、過酷なダイエットはしない方が良いですよ。後々20年後や30年後にその悪い影響が出るので。有名な牧阿佐美さんがバレリーナになる条件の中の一つで「太らない体質」というようなことを言われたのを読んで、「その通り!」と納得し、バレリーナになろうとするのを辞めた私は「偉い、よく早く気づいた」と思ったものでした。
念のために若い読者の方、バレエはどんなダンスにも必要なので、習っておいて損はないですよ、とバレエで締めくくらせて頂きます。ごちそうさまでした。

1704mami_04.jpg フロリダでドライカレーを作りました 1704mami_07.jpg 家でのBBQパーティー
[2017.04.10]