バレエの絞り込み記事一覧

太田朱音、山本達史、中川郁が踊った楽しく明快な物語、牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』レフ・イワーノフ:振付、三谷恭三:演出・改訂振付牧阿佐美バレヱ団の『くるみ割り人形』は、レフ・イワノフの振付に基づいて、芸術監督の三谷恭三が演出・改訂振付を行なっている。私は金平糖の精/太田朱音、王子/山本達史、雪の女王/中川郁というキャストで観た。(他日は織山万梨子・清滝千晴・青山

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2019/01/10掲載

佐々木大、山本隆之、国田美和など関西の実力派ダンサーが出演した新作『風の森』他──原田高博バレエシアター

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna原田高博バレエシアター原田高博バレエシアター第2回コンサート長年、原田高博のレッスンを受けて来たヴェテランのダンサーたちも多数出演した舞台。新国立劇場バレエで数々の主役を踊って来た山本隆之や数々の賞に輝く佐々木大、恵谷彰や末原雅広など実力派の豪華なメンバーが並んだ。客席の中央には原田が10歳から師事し、惜しまれ

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2019/01/10掲載

今回はヨーロッパ、ドイツからお届けします。

2004年以来私の年越し恒例行事の1つは「ベルリン・フィルハーモニー・ジルベスターコンサート」と、ベートーベンの「第九」を聞く事で、毎年可能な限り続けています。今年は12月31日大晦日に「ベルリン・フィルハーモニー・ジルベスターコンサート」を聴くことができました。今回は、なんとダニエル・バレンボイムが指揮とピアノを兼任しました。プログラムは、モーツァルトからバレエでもお馴染みのラベルの「ボレロ」ま

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2019/01/10掲載

世界のダンスシーンとかかわってきた貞松・浜田バレエ団の30回を迎えた『創作リサイタル30』

ワールドレポート/大阪・名古屋岡元 ひかる Text by Hikaru Okamoto貞松・浜田バレエ団『創作リサイタル30』貞松・浜田バレエ団は、関西最大規模のバレエ団であり、1989年より「創作リサイタル」公演シリーズを継続し、団員による創作ダンス、および外部の振付家によるモダンやコンテンポラリー・ダンス作品の上演に注力してきた。2018年11月10日(土)、この「創作リサイタル」が第30回

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2018/12/21掲載

ニューヨークで活躍中のバレエダンサーに聞く その4

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー/平沢あやこ(バレエピアニスト) Ayako Hirasawaニューヨーク、人種のるつぼと言われるこの街にはとてもたくさんのダンサーたちが働いています。ダンス・スタジオは、バレエ、コンテンポラリー、ジャズ、タップはもちろん、カリビアンからミクロネシアンなど存在するすべてのジャンルが割拠しています。あらゆるダンスが自由闊達に24時間休むことなく踊られている街

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2018/12/19掲載

【第44回】輪切リングを向ける

バレエ・ピラティスによるバレリーナのカラダ講座普段クラスを教えている中で生徒のみなさんから寄せられる質問をヒントに、どうやったらうまく身体を使えるのか、どうしたら使い方をイメージできるのか、現役ダンサーの藤野先生ならではの視点で解説します。前回の「関節は柔らかく回すように」というお話に続き、今回は「体各部の輪切りのリングを上手に操る」というお題です。輪切リングを向ける脚と胴体の結合部となる股関節で

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2018/12/17掲載

【第44回】アームス&レッグス指南 - エクササイズ-

バレエ・ピラティスによるバレリーナのカラダ講座普段クラスを教えている中で生徒のみなさんから寄せられる質問をヒントに、どうやったらうまく身体を使えるのか、どうしたら使い方をイメージできるのか、現役ダンサーの藤野先生ならではの視点で解説します。背中から広がるアームス背中の中心よりやや上方、肩甲骨の狭間には様々な筋肉が網の目のように張っていて、上手に使えば「腕の動きを補強してくれる綱」となり、下手に扱え

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2018/12/17掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:マチュー・ガニオ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAMathieu Ganio(マチュー・ガニオ)エトワール12月上旬、『Mathieu Ganio vu par Michel Lidvac』(LE QUAI/MICHEL DE MAULE刊/ 49ユーロ)と題された1冊が発売された。ダンスを撮影し続けて45年という写真家ミッシェル・リドヴァック

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2018/12/12掲載

ロビンズへのオマージュ、『ファンシー・フリー』『ダンス組曲』『牧神の午後』『グラス・ピーシズ』が踊られた

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Hommage à JEROME ROBBINS ≪ジェローム・ロビンズへのオマージュ≫"Fancy Free", "A suite of dances", "Afternoon of a faun", "Glass Pieces"

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2018/12/10掲載

ミラノ・スカラ座バレエのオーストラリア初公演、ダンサーが織りなす美と装置と衣装が見事な総合芸術となった『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiTHEATRO ALLA SCALA BALLET COMPANY ミラノ・スカラ座バレエ団"DON QUIXOTE" choreographed by Rudolf Nureyev『ドン・キホーテ』ルドルフ・ヌレエフ:振付La Scala. "Don Quixote" Nicoletta Manni Photo by

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2018/12/10掲載

米沢唯と渡邉峻郁が踊った二つのパ・ド・ドゥが印象に残った、新国立劇場バレエ団の『不思議の国のアリス』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』クリストファー・ウィールドン:振付バレエ『不思議の国のアリス』は2011年にルイス・キャロルの同名の小説(1865年)に基づいて、クリストファー・ウィールドンが英国ロイヤル・バレエ団に振付けたもので、作曲はジョビー・タルボット、台本はニコラス・ライトだった。このバレエは少女の夢

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2018/12/10掲載

切なく甘美なデュットとともにジークフリート王子の悲劇を描いたクランコ版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko SasakiTHE STUTTGART BALLET シュツットガルト・バレエ団"Swan Lake" John Cranko 『白鳥の湖』ジョン・クランコ:振付ドラマティック・バレエの名門、シュツットガルト・バレエ団が、3年振り11度目の日本公演を行った。同団は、この9月、長年にわたってプリンシパルとして活躍したタマシュ・デートリ

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2018/12/10掲載

50年という時を越えて輝く『オネーギン』、ゲストにヴィシニョーワ、ガニオを迎え、シュツットガルト・バレエ団が上演

ワールドレポート/東京原 桐子 Text by Tohko HaraTHE STUTTGART BALLET シュツットガルト・バレエ団"ONEGIN" John Cranko 『オネーギン』ジョン・クランコ:振付今シーズンから就任した新芸術監督、タマシュ・デートリッヒが率いるシュツットガルト・バレエ団は3年ぶりに来日した。前回来日時と同じ『オネーギン』と日本では久しぶりとなる『白鳥の湖』2演目を

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2018/12/10掲載

京都の伝統美とクラシック・バレエが共鳴した美しい舞台、京都バレエ団の『京の四季』と『屏風』

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団『京の四季』『屏風』有馬龍子、安達哲治:原構成・演出・振付、有馬えり子:新構成・演出・振付・指導京都バレエ団による『京の四季』『屏風』公演が、ロームシアター京都のメインホールで行われた。『京の四季』は「春」は宮城道雄作曲の「春の海」、「夏」は大谷祥子作曲の「源氏物語より蛍」、「秋」も大谷祥子作曲の新曲「祇

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2018/12/10掲載

京都の実力派ダンサーたちも出演して──全京都洋舞協議会「オータム・ダンス・フェスティバルin京都」

ワールドレポート/京都すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaオータム・ダンス・フェスティバルin京都全京都洋舞協議会京都の洋舞団体が集う全京都洋舞協議会は、来年60周年を迎える歴史ある団体。その合同公演、昼の部と夜の部で別演目が上演され、私は昼の部を観た。それぞれ、その団体で振付けして創っている作品が多いのが良い。特に印象に残ったものをいくつか挙げると、まず、本城ゆり現代舞踊研

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2018/12/10掲載

バレエの栄光の歴史がきらめく「薄井憲二バレエ・コレクション」の逸品を訪ねて その12

コラム/バレエの栄光の歴史がきらめく「薄井憲二バレエ・コレクション」の逸品を訪ねて森 瑠依子<くるみ割り人形>2018年、マリウス・プティパ(1818-1910)の生誕200年の最後に、薄井憲二バレエ・コレクションの中からご紹介するのは、12月の定番『くるみ割り人形』にまつわる品々。『くるみ割り人形』はチャイコフスキー作曲3大バレエの最後の作品で、各国の踊りを中心にした組曲版の演奏を耳にする機会が

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2018/12/10掲載

マリインスキー・バレエ 日本公演 2018 記者会見、ダンサーたちの言葉

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiマリインスキー・バレエ団の3年ぶりの来日公演はすでに幕を開けているが、東京公演を翌日に控えた11月27日、東京文化会館で主要ダンサーが揃って記者会見が行われた。今回のマリインスキー・バレエ団の来日は、プティパ生誕200年ということもあり、『ドン・キホーテ』(22年ぶりの上演)『白鳥の湖』の全幕2作と、「マリインスキー

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2018/12/02掲載

一周忌を前に......薄井憲二バレエ・コレクション特別展によせて

ワールドレポート/東京関 典子(薄井憲二バレエ・コレクション・キュレーター/ダンサー/神戸大学准教授)Text by Noriko Seki――「あなたはダンサーでもあるのね? 僕もそう。現場の人間。踊る者だから、わかることがある。」これは、2014年の夏、新キュレーターの候補者として、初めて薄井憲二先生にお会いした時に、掛けていただいた言葉です。私は現在、コンテンポラリー・ダンスを専門に、研究・

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2018/11/22掲載

音楽そのものになる喜び――東京バレエ団<20世紀の傑作バレエ II > 「スプリング・アンド・フォール」公開リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi東京バレエ団が、古典バレエと並ぶレパートリーの柱として育んできたのが、20世紀の巨匠たちの傑作だ。11月30日に初日を迎える「20世紀の傑作バレエⅡ」は、さながらそのベストアルバム。ノイマイヤーの『スプリング・アンド・フォール』はドヴォルザークの「弦楽セレナーデ」、ロビンズの『イン・ザ・ナイト』はショパンの「ノクターン」

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2018/11/22掲載

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