
ススー(仏/Sous-sus)
「ススーのまま、腕はアン・オーでキープして!」バレエのレッスン中、よく耳にしそうなお馴染みのフレーズじゃありませんか?今日はブリーゼしなかったな...という日があったとしても、ススーをしない日は一日たりともないでしょう。ススーとは。ポーズの名前です。足を五番にクロスさせ、ルルベで踵を持ち上げドゥミ・ポワントまたはポワントにすると同時に、よりクロスをきつく、タイトな五番にします。親指同士が重なるまで
- #お役立ち
- #バレエ・舞台用語講座
2008/01/21掲載

「ススーのまま、腕はアン・オーでキープして!」バレエのレッスン中、よく耳にしそうなお馴染みのフレーズじゃありませんか?今日はブリーゼしなかったな...という日があったとしても、ススーをしない日は一日たりともないでしょう。ススーとは。ポーズの名前です。足を五番にクロスさせ、ルルベで踵を持ち上げドゥミ・ポワントまたはポワントにすると同時に、よりクロスをきつく、タイトな五番にします。親指同士が重なるまで
2008/01/21掲載

人を馬鹿にするな!とお怒りの声が聞こえてきそうですが、シャンジュマンは、人の名前ではありません...。 クラシックバレエの、跳躍するパのひとつで、正式名称はシャンジュマン・ドゥ・ピエchangement de pieds。 シャンジュマンはフランス語のシャンゼchanger(動詞)の名詞で、意味は「交換」。垂直に飛びながら足を交換するパのことです。動きとしては、5番のドゥミ・プリエから真上に飛び上
2008/01/20掲載

ジャンプのパのひとつ。5番のポジションからドゥミ・プリエをして両足で踏み切って片足で降りる動きのこと。フランスのシソンヌ伯爵が考え出したステップで、名前の由来はそこにあるそうです。空中で胴部分を前後左右に移動させることが多いです。小さく行う場合はあまり移動しませんが、grandeが付く大きなシソンヌでは心持ち深くプリエし力を貯め込んで、大きく移動させます。アン・レールで空中に残す片方の足の表情や着
2008/01/19掲載

直訳では、連鎖、鎖、チェーン。回転技の一つで、両足を一番ポジションか五番ポジションにして、ポアントやドゥミ・ポアントでくるくるくるっと、素早く連続で回転しながら、直線や円を描くように移動する動作のこと。進行方向に向かって一歩前に出して一回転。また一歩出して一回転...。この動作が繰り返されている訳で、まさにターンがチェーンのように連なってゆきます。シェネは、乱れることなく、徐々に加速するか同じ速度
2008/01/18掲載

大ざっぱに言ってしまえば、群舞のダンサーたちのこと。コール・ドと大概略称される。プリンシパルについては、誰それが良かった♪と名指しで語られるが、コール・ド・バレエに関しては「コール・ドが云々...」と、マスとして見なされる。バレエダンサーの世界は厳格に階級で区分され、ピラミッドの頂点からプリンシパル、ソリスト、そして底辺のコール・ド・バレエの順に人数も多くなっていく。 彼らを「ソリストの引き立て役
2008/01/17掲載

どちらもパの形容詞。極端な話、脚が交差されて見えるか見えないかの違い。 クロワゼは「交差した、十字の」。英語のcross。 正面からは交差して見えないのがエファセ。動詞effacer...消す、目立たなくさせるといった訳もありますが、「(体の一部を)引っ込める」という意味から。 実際引っ込めているかと言うと、...。かろうじて納得?どちらもおすましのポーズ、と私は考えます。 ご想像ください。鏡
2008/01/16掲載

「滑る」の意。パとパをつなぐステップで、いわば助走のようなものでしょうか。 アッサンブレやグラン・パ・ドゥ・シャ、パ・ドゥ・シャといったジャンプ系の華々しいパの前に付いてきます。 床の上を平行移動する動きで、5番ドゥミ・プリエから始まります。 重心移動させずに片足をすり出しタンジュ、重心を移動させながら残された足もタンジュを通って5番ドゥミ・プリエへ閉じる。 このとき、足の交換はそのときどきでした
2008/01/15掲載

バレエ用語。"パ・ド・ドゥ"と"グラン・パ・ド・ドゥ"は、男女二人の踊りであることに変わりはないのですが、"グラン~"は特別な約束(形式)があります。プティパが19世紀に確立しました。《1.アントレ(登場)》-《2.アダージョ(男女)》-《3.男性ヴァリエーション(ソロ)》-《4.女性ヴァリエーション(ソロ)》-《5.コーダ(再び男女)》の5パートで構成されています。プティパがバレエ界に革命を起こ
2008/01/14掲載

グランという形容詞は英語と同じで「大きい」という意味で、バレエのパの頭につくことでさらに大きな動作を示唆しています。例えば、グラン・プリエ。ドゥミ(=「半分の」)・プリエを通ってさらに深く膝を曲げる動作になります。床に半円を描くロン・ドゥ・ジャンプもグランが付けば、空中で足を回すことになったり。パの形状の延長線上に大きくなることが多い。しかし。延長線上といえばそうなのですが、一筋縄じゃいかないとき
2008/01/13掲載

バレエの用語で、上体を弓なりに軽く後ろに反ったり、左右に曲げたりすること。もとは軽く弓形に曲げるという動詞cambrerです。上体というと腰から上と思われがちですが、このカンブレは、胸(背骨で言えば胸椎)をゆるやかに品よく反ります。その時もたくさん反ろうと頑張りすぎておなかを突き出してしまってはいけません。反る前に首と胸をまっすぐに引き上げてから、さらに引っ張られるイメージであくまで実った稲穂が重
2008/01/12掲載

片足を斜め前(後)に蹴り上げ、片足でジャンプ。空中で両脚(もも、膝)を打ち合わせ、足の交差など行わず、素直に同じ足のまま片足で着地。 飛び跳ねるという意味のフランス語で、その語源となったのはイタリア語のCapriola。意味は「山羊が飛び跳ねる」。ちなみに調度品の「猫足」はcabriole legと言うのだそう。欧米の山羊の脚とする感性と、日本人の猫の足とする感性。どちらが実物に近いのかしら!?
2008/01/11掲載

「肩」という意味のフランス語。クラシックバレエ独特のねじるポーズのとり方で、この動作を美しくしようとすると、私は鼻が何センチか高くなった気分になります(笑)。 鎖骨や首筋は美しくなるわ、気品が漂うわで、お客様も満足だし(のはず)、いいことづくめ。肩の位置に合わせて、頭、体の傾け方はルールがあります。 たとえば、クロワゼの方向へ体を向けて正面を見るとき上半身をひねる。『ドン・キホーテ』や『パキータ』
2008/01/10掲載

2008年、今年は私にとって充電の年です。 以前にこの「踊りある記」に書いたように、来年は『Nutcracker!』と『シザーハンズ』のスケジュールが重なるので、私はマシューの作品の『Nutcracker!』を選びました。ですから5月半ば迄『Nutcracker!』です。その後はマシューのカンパニーは『シザーハンズ』のインターナショナルツアーとロンドン公演がありますが、この作品には出演しません。2
2008/01/10掲載

2008年になりました。 本当にあっという間の1年でした。2007年12月の日記をお届けします。 12月2日 去年に引き続きペルミバレエ学校が来独しました。 この日は自分の「バランシンの夕べ」の公演があったので最後まで見ることが出来ませんでしたが、若い才能を垣間見る事が出来ました。 バレエ学校御一行は、本番の朝にハンブルグからバスで到着し、そのままバレエ学校の先生やスタッフ、生徒達でセットを組み
2008/01/10掲載

「逃げた」という意味のパで、基本動作は5番に閉じた足を2番もしくは4番ポジションに一気に等間隔に開くもの。たとえば目の前から自分に小動物が突進してきたとして、パッと脚を開きくぐらせて当たらないようによける。そんなイメージです。このエシャッペ、大きく2種類あります。一つは跳躍しながら行う「エシャッペ・ソテ échappé sauté」、もう一つは飛ばない「エシャッペ・シュル・レ・ポワント échap
2008/01/09掲載

身体後方へ脚を曲げずに、しかも膝を横に向けたまま上げていく。「バレエ」から連想されるものの一位、二位を争うであろうアラベスクは、バレエを美しく、またきちんと修得するまで労を費やすポーズです。体の向き、腕のポジショニングで4通りでき、それぞれロシアのワガノワ派、イタリアのチェケッティ派と流派の違いが生じます。「アラベスク」は、英語で「アラビア風意匠の」とか「唐草模様の」とかいう意味ですが、このポーズ
2008/01/08掲載

「離れた」という意味を持つ仏語。前回、クロワゼ、エファッセとポーズに関する用語について触れました。前回が前後に関するものであれば、今回のエカルテは横オンリー。正面に向かって左斜め45度に体をふり、足を5番。そこから横方向、正面から見れば斜め45度前方に右足を出すと、エカルテ・ドゥヴァン。そのまま左足を横に出すとエカルテ・デリエール。ちなみに、アン・ファスで横に足を出したり上げたりする場合はエカルテ
2008/01/07掲載

ジャンプのパは、やっぱり難しい。片足で踏み切るジャンプは特に。その中でも、取り分け、助走をつけず連続して飛び跳ねるアンボワテは悩ましいったらありゃしない。更に我々を苦しませることに、アンボワテは、跳ねながら回転して移動したり、つま先立ちだったり。バリエーションに富み、それぞれ難儀なのです。 アンボワテとは、箱詰めにした、はめ込んだという意味です。アンボワテが見られる有名な踊りといえば、『白鳥の湖
2008/01/06掲載

人間は、自分が鳥になれないことを知っているから誰よりも高く遠くまで飛び上がれる人たちに感動するのでしょう。小道具を使わずに自力で、しかも滞空時間も長く、伸びやかに軽やかにふわりと飛ぶバレエダンサーには賞賛はもちろんのこと、憧憬の念すら覚えてしまいます。今回の2つは地上から飛び立つように跳躍するパ。跳躍自体より、軽業師のごとく空中で細かく足を打ちかえる技を披露するパとも言えるかもしれません。両方とも
2008/01/05掲載

クラシック・バレエの動きは最小単位まで分解すると「パpas」となり、アンシェヌマンはパとパを組み合わせた一連のステップのこと。仏語の「鎖でつなぐ、脈絡をつける」という動詞enchacÎnerアンシェネの名詞で、連鎖、つながり、関係といった意味。フランス語に親しまれている方はご存知でしょう、アンシェヌマンと言えば調音現象の代表的なもののひとつで、elle a という主語動詞を「エル・ア」と読まずに「
2008/01/04掲載