バレエの絞り込み記事一覧

11月3日、今シーズン1回目の『白鳥の湖』の本番でした

●『白鳥の湖』  11月3日、今シーズン1回目の『白鳥の湖』の本番でした。 『白鳥』は今シーズン、12月5日までの間に9公演あります。 まず5日、25日は オデット/オディール:ポリーナ・セミョーノワ  ジークフリード:ウラジーミル・マラーホフ  ロットバルト:マルチン ・ブツコ  ジークフリードの母:ベッティーナ・トレル と言う組み合わせでした。ベルリン国立バレエ『白鳥の湖』 マラーホフ、サイ

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2005/12/10掲載

いよいよロンドン公演です。

『Edward Scissorhands』のプリマスでの公演が終わり、いよいよロンドン公演です。 プリマスで初めてオーケストラと一緒にしましたが、音楽はとても美しいです。 音楽だけ聞いていても泣けます。 リハーサルの時に感じた、音楽が早いのは解消されちょうど良いテンポです。 ダンサー側からするとこの作品はマシューの他の作品と違い、最初からキャスト全員が物語に絡まず、メインの物語にその時が来たら演

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2005/12/10掲載

ベルリン国立バレエ団の2005年度シーズンが始まりました

●8月22日 ベルリン国立バレエ団の2005年度シーズンが始まりました。 この日はクラスレッスンのみ。 休暇明けでみんな元気そうでした。 真っ黒に日焼けした人など、みんなそれぞれリフレッシュされ笑顔がたえません。 そしてこの日、やっと出来上がった新スタジオが公開されました。 最上階に新設された広々とした教室。 これで女性も男性ものびのびクラスを受ける事が出来ます。 以前は大きい教室が一つしかな

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2005/11/10掲載

いよいよ始まりました。『Edward Scissorhands』のリハーサル。

『Edward Scissorhands』の映画関係の方からは、「マシューの仕事が好きなので、映画の通りにやらなくて良い、マシューの好きなように舞台を創って下さい。」と言われています。 最初の週はビッグ・ダンスシーンを習うのと、それぞれのファミリーのキャラクターで、演技や動きを創りました。 メンバーは、たくさんの映画を参考のために見ています。各ファミリーでそれぞれの性格や、子供、あるいは親や兄弟と

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2005/11/10掲載

ニューヨークといえば、ミュージカル。

今回は『Wicked』を観ました。 歌や演技がすばらしくキャラクターもはっきりしていてたくさん笑える場所もあり、とても面白かったです。 ファミリーミュージカルのように子供も楽しめる作品でした。 原作はもう少し怖いストーリーなので、私としては、もうちょっとシリアスに恐ろしい部分も入れてくれるともっと感動するだろうな。と思いました。 振り付けは・・・よくわかりません。出ている俳優さん達はみんな個性が

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2005/10/10掲載

今年のホリデーはNew Yorkに行って来ました。

私のフラットメイトであるマチリアスのカンパニー「RANDOM」がリンカーンセンター・フェスティバルで公演するので、それを観るのもかねてです。 私は8年ぐらい前にNew Yorkに3ヶ月住んでいたのですが、今回再び訪れて町が安全になっていることと、ノリータなどの変わりようにビックリしました。 ただ、アメリカ英語は全然何を言っているのか解からず、マチリアスに聞くと彼も全然解らないそうです。でも私のよ

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2005/09/10掲載

マッジ役のカツラを着けてもらっていました。

 ロンドンでテロが起こった時は、開演1時間前で私はマッジ役のカツラを着けてもらっていました。 隣に来たアダムが「地下鉄が止まっているらしい、停電みたいだけど、1カ所だけではないみたいだ。」と、話していました。  ロンドンの地下鉄やバスは冷房がほとんどついていないので、止まっただけでサウナ状態になるのを思い出しながら、みんなで大変だね。停電になったのもテロでなければいいね。と話していました。 本番直

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2005/08/10掲載

『愛と幻想のシルフィード』日本公演の千秋楽です。

この「踊りある記」が更新される7月10日は、『愛と幻想のシルフィード』日本公演の千秋楽です。劇場に観に来て下さった「踊りある記」の読者の方々、どうもありがとうございました。 どんなフィードバックを頂いているのでしょうか。 今、この「踊りある記」を書いている私は、まだイギリスにいて出発前のあわただしい時を過ごしています。 日本ツアーも始まっていないのに、皆さんの感想を考えただけで不安と緊張でドキドキ

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2005/07/10掲載

Birthday Partyのお話

公演中にBirthdayがあるのは、私の一つのストレスです。 イギリスでは日本やアメリカと違い、Birthdayの本人がPartyを企画し、その会の世話をします。 もちろん、最後まで残ります。このカンパニーだと午前3時、4時までは普通です。なぜ、Birthdayという特別な日に、みんなのお世話をしないといけないのか未だに私は分かりません。 特別な日だからこそ、お世話になっている人達に感謝を込めて.

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2005/06/10掲載

公演日のOff の日

公演日のOff の日でも、完全にOffでないのがマシューのカンパニーです。(休演日は完全にOffです。) どの作品も2幕が始まる迄、劇場内にいないといけません。もちろん、もしものときのためにクラスにも絶対参加です。ツアー中でホテルが隣接されている劇場なら部屋にいてもかまいません。 1幕の終演後(『Swan Lake』の場合は2幕の終演後)、同じ役をしている人たちに「大丈夫?」と聞いて何も怪我など

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2005/05/10掲載

マシュー・ボーンの新作「Highland Fling」

マシュー・ボーンの新作「Highland Fling」(日本での題名は「愛と幻想のシルフィード」)は、無事にロンドン・サドラーズ・ウェールズ劇場での公演が終わり、来週からUKツアーが始まります。 私を含め4人は一役しかしていなかったので、サドラーズ公演後に新しい役のためのリハーサルがありました。 月曜の休演日に1幕と2幕の途中まで覚え、木曜日の1回公演の日に残りの2幕を覚え、金曜日の本番の前に1

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2005/04/10掲載

今回は舞台メークについて話します。

毎回、キャラクター別にアイシャドーやリップなど決められた色のものが配られます。新しい舞台の時は、顔の絵にメークがされているお手本が化粧前に張られます。 時々、自分たちで工夫して少しかえたりしますが基本的には決まった通りします。 が・・・、やはり若い女の子達はキャラクターより、美しくいたいみたいです。(笑)『くるみ割り』の1幕は孤児なので、メインのクララ、シュガー、大人びている子、ルビーだけつけまつ

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2005/03/10掲載

『愛と幻想のシルフィード』のリハーサル

『Highland Fling』、日本では『愛と幻想のシルフィード』というタイトルになったマシュー・ボーン作品のリハーサルが始まりました。 『Nutcracker!』のアメリカツアーの1週間後にスタートしたので、みんなとても身体的に疲れていましたが、作品の内容や衣装、キャラクターの説明がマシューからあるとみんなの目が輝きだしました。 1幕の台本を読みながら、作品のもとになった『ラ・シルフィード』

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2005/02/10掲載

A Happy New Year !

2005年、どんな舞台が待っているのでしょうか。 『Nutcracker!』のアメリカ公演は楽しく、充実している意味で1週間が長く感じます。 お客さんは良く笑ってくれるので、私たちはその観客のみなさんと一緒になって舞台を盛り上げていっている感じです。やはり、feed back(反応)があるといいですね、とくにマシューの作品は。 子供たちが多く、彼らが受ける場所で大きな笑い声が聞こえるのは、とても

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2005/01/10掲載

2004年 マラーホフ・ベルリン撮影記

6月、暑くなり始めた東京から飛行機を乗り継いで12時間、ドイツ、テーゲル空港に到着。 今回の目的は、チャコットのバレエブランド"MALAKHOV by Chacott"のヴィジュアル撮影と2005年のカレンダー用の写真の撮影です。 訪れたのはベルリン。ここにはウラジーミル・マラーホフさんが芸術監督をつとめるベルリン国立バレエがあります。 北海道と同じくらいの涼しい気候で過ごしやすく、夜は白夜で22

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2004/12/31掲載

『SWAN LAKE』のリハーサルを見ているエタから電話ありました。

 ある日、『SWAN LAKE』のリハーサルを見ているエタ(マシューのアシスタント兼ダンサー)から電話ありました。「マミ、お帰り!早く会いたいから私に会いに『SWAN』のリハーサルを見においで」と。  その日はまだ男性だけのリハーサルの週で、私は2幕と4幕の通し稽古を、違うキャストで2回見ました。それぞれメインのペアがとっても合っているのと、初めて振りを覚えた後の通し稽古にしてはSWANたちもとて

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2004/12/10掲載

バレエ・リンツ・カンパニーは、年に3回ほど新作を創っていました。

本番の月は週に2、3回ぐらいで、当日、チケットの売れ行きが悪いと公演はキャンセルになりました。 私たちが公演をしていない時は、オペラや芝居などが上演されており、私も時々、オペラやオペレッタを観に行っていました。さて、リハーサルですがその作品によって違いますが、ディレクターから資料となる本や絵などを渡され、インプロバイゼーション(即興)の指示がでます。 例えば、幾何学的な作品の時、私は四角を使っての

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2004/11/10掲載

オーストリアはとても美しい国です。

AMPの「SWAN LAKE」が終了した後、私はオーストリアのリンツ州立劇場「バレエ・リンツ」のオーデションに受かり入団しました。オーストリアはとても美しい国です。 オーストリアで3番目に大きなリンツは、またメルヘンチックなかわいい州でした。 イギリスのAMP,NEW ADVENTURESは、作品契約でその作品のリハーサルと上演している期間だけの契約ですが、オーストリアの「バレエ・リンツ」は州立劇

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2004/10/10掲載

[ 韓国 ]ソウルでバレエ・ガラを見る

「ソウルでバレエを見る」のは、なかなか楽しい。特に、東京以外に住んでいて「東京にバレエを見に行く」ことがある人には絶対お勧め。ソウルへは、いまや全国各地から直行便が飛んでいて、飛行時間は東京に行くのと、そう変わらない。ホテル代も含めた旅費は、東京旅行よりリーズナブル(シーズンにもよりますが)。時差がないので一泊でもラクラク。もちろん、韓国国立バレエ団やユニバーサル・バレエ団など韓国のバレエを見るの

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2004/10/10掲載

「SWAN LAKE」(AMP)の初ヨーロッパツアーが終わった後

「SWAN LAKE」(AMP)の初ヨーロッパツアーが終わった後、次回の公演のスケジュール予定はありましたが、確実ではなかったのともっとピュアなコンテンポラリーダンスに挑戦したかったので、アムステルダムに滞在しオーデイションを受ける事にしました。 アムステルダムを選んだのは「SWAN LAKE」のツアーでなじみがあったのと、英語が通じるし、物価も安い。他の国に行くのにも便利な理由からです。 オー

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2004/09/10掲載

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