解説:文葉

ヨガ

(Yoga/英・サンスクリット)

「(乱れた心を)一点に結びつける」という意味の古代インド語(出展「日本ヨーガ瞑想協会」HP)。

B.C.500年前後の記録では、「馬を車体につなぎ、その馬車をコントロールして、道をはずさず、人生の目的地へ行くこと」も指したと言います。ヨガは、結びつける、コントロールする、バランスを取るためのもの。2000年以上の長い歴史と宗教的な要素が含まれ、数ある流派によって技術は違えども、体位法(アーサナ)と呼吸法(プラーナヤマ)、さらに精神統一のための瞑想、この3段階を通して得られる、心と体、内なる私と宇宙、人と人、相反する陰と陽の調和、無になることこそ、ヨガの真髄でしょう。

「癒し」がもてはやされる日本になって久しくなりました。
ツボ押し、アロマ、ペット、ここでもご紹介したピラティスなどなど。数ある「テラピー」もので今熱いのはヨガなのかもしれない。ハリウッドから火がついたアメリカでもパワーヨガ全盛、セレブの趣味にとどまらず色鮮やかなヨガマットを持ち歩きジム通いする人が多いとか。愛犬と一緒のラフ・ヨガなるものが公園で行われていたり。某フランス有名ブランドがヨガマットを出したと聞いたときには正直驚いた。今から10年くらい前に体験しましたが、体に良いのはわかるけど、呼吸法がとにかく難しくて。片方の鼻で呼吸するだとか、速いリズムだとか、横隔膜を上下させてみぞおち辺りをくぼませるなんて、まるでインドの修行僧になったかのようでした。ヨガがここまで愛されるようになるとは…。

日本ヨーガ瞑想協会によれば、ヨガとは「究極的な心のやすらぎをつくりだす技法の総称」。ストレッチと緊張を筋肉に与えるヨガポーズは、体の歪みを直してダイエットに効くとか、細胞を活性化させて肌をきれいにできるとか、身体面だけの健康法ならばこんなに騒がれなかったのかなと思ったりもします。ストレスからの解放、心のアンチエイジング、リラックス状態を作りやすい体質になる。心の健康、精神の豊かさが注目される現代だからこそ、人間は、体も心もリフレッシュできる「ヨガがいい」と思ってる。

ちなみに。呼び方はヨガとヨーガ、どちらでも良いそうです。
また、バレエを習う人は、上半身の表現力のために首・肩のコリはよく取るべきですので、ヨガを取り入れてみてもいいかもしれませんね。