解説:文葉

派手 (はで)

「あの人、派手なパフォーマンスでみんなの気を引こうとしてるわ」とか、
「これじゃ派手すぎて会社には着ていけないかな~」とか。
とかく、派手という言葉はマイナスイメージに成りがち。派手なものが似合う人にとってはマイナスとは思っていないかもしれませんが…。

色彩や行動、形態が人の目につきやすいこと、普通にしていても目に飛び込んできてしまうさまを「派手」といいますが、この言葉、元は伝統芸能にはかかせない三味線の業界用語から派生した言葉なのです。
それは、「破手」や「端手」といって、「本手」に対して賑やかに演奏することを指す言葉。ピアノで言うとカデンツァってことでしょうか? そのにぎやかさが「目立つ」「異端」などの意味へ転用され始め、一般的に現在の「派手」という言葉になったそう。生まれたときはマイナスイメージじゃなかったのね。