解説:文葉

ロン・ドゥ・ジャンブ

(仏/rond de jambe)

 直訳すると、足の円。足の裏やつま先に絵の具や染料を付けておけば片足で空間に円がたくさんお絵かきできそうな動きです。
レッスン中はまずバーで、ロン・ドゥ・ジャンブ・ア・テールa terreを、それからロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール en l’airを行います。ア・テールは1番か5番のポジションから、片足をタンジュした形で前→横→後ろ(アン・ドゥオール en dehors)、後ろ→横→前(アン・ドゥダンen dedans)とコンパスの脚のように回します。半円回ったところで、シングルならそのまま1番や5番のポジションに納めます。連続して円を描き続けることも多々あります。その場合は半円回しきったら1番のポジションを通って、始めの前や後ろに戻って、円を回す、の一連を連続させます。
アン・レールは、ア・ラ・スゴンドに足を上げ、膝を固定させて足先をぐるぐる回すのです。無秩序にぐるぐる回せばよいというわけでなく、回すときに通る道が決まっています。こちらもアン・ドゥダンとアン・ドゥオールがあります。アン・ドゥオールは足先をルティレに直線距離で持ってきます。そのあと足先を前に少しスライドさせ、ア・ラ・スゴンドまで戻ります。アン・ドゥダンは、アン・ドゥオールを逆流します。シングルとドゥブルがあり、一つの音に一個回すのがシングル。一つの音に二つ回すのがドゥブルです。つまり二倍速ですね。
ア・テール、アン・レールどちらもかなりお腹を引き上げていないと上手に回せません。ア・テールは1番を通るとき、アン・レールはルティレになるときにどんどん引き上げていくイメージをもって頑張りましょう。それから腰を動かすことなかれ。脚部だけ回すのは最初難しいかもしれません。脚部だけ早く回すことができれば上手に引き上がっているということ。レッスンで自分の体をチェックできますね。