解説:文葉

トゥシューズ

(pointe shoes)

日本語ではトゥシューズ。英語では違うんです! 「ポアントで立つ」と言ったときはトゥシューズで立つということ。
ピンクサテンのリボン付シューズ。使用開始は、『ラ・シルフィード』の初演、マリー・タリオーニからというのが定説です。彼女より前からつま先で立って踊ったバレリーナもいますが。ポアントの動きはプティパの振付で一気に多様になり、今ではフォーサイスなんてポワント・バランスの限界、それ以上は倒れる!というぎりぎりまで舞台で見せる。
トゥシューズを新たにおろすとき、柔らかくするため叩いたり踏んだり、長持ちさせようとニスを入れたり、十人十色、自分の方法で理想のシューズを「作る」作業があります。トゥ部分の消耗予防に、刺繍糸で塗ったりレザーを縫いつけることも。サテンが贅沢品だったモノの少ない時代にレザートップは練習用にと履き分けるのがメジャーだったとか。レザートップ、サテントップとすでに縫う手間のいらないシューズを開発したのは、チャコットです。
余談ですが、バレエ漫画ってトゥシューズがちょっと大きめに描かれてません?錯覚かな。甲のラインが強調されてて嫌いじゃないんですけどね。