バレエの絞り込み記事一覧

愛を喪失する悲劇を叙情詩のように描いたラトマンスキーの『アンナ・カレーニナ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiThe Mariinsuky Ballt マリインスキー・バレエ団"Anna Karenina" by Alexei Ratmansky 『アンナ・カレーニナ』アレクセイ・ラトマンスキー:振付アレクセイ・ラトマンスキーが振付けた『アンナ・カレーニナ』。このトルストイの小説を最初にバレエにしたのは、マイヤ・プリセツカヤだ

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2012/12/10掲載

12月になりベルリンは雪も降り、冬到来です。

クリスマスマーケットも並び、1年の終わりを感じる季節になりました。 11月16日 日独センターで、モダンダンスグループのディレクターで日本でもなじみのあるサーシャ・ワルツとバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督・鈴木雅明さんの対話サロンが行われました。 対話はとても共感できる内容で、なるほどと思うところが多かったです。音楽とダンスのコラボレーションの話が主で、モダンダンスと古典音楽がどのように作

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2012/12/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ヴァランティーヌ・コラサント

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAValentine Colasante ヴァランティーヌ・コラサント (スジェ。2013年1月よりプルミエール・ダンスーズ)11月の昇級コンクールで、プルミエール・ダンスーズのポストを獲得。入団6年目の23歳という、とても若いダンサーだ。活きのいい話しっぷり、溢れるエネルギー・・・。パ

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2012/12/10掲載

サシャ・ヴァルツが音楽とダンスによって描いた暗鬱な悲劇『メディア』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoSasha Waltz & Guests サシャ・ヴァルツ&ゲストSasha Waltz, ¨Medea¨ サシャ・ヴァルツ振付『メデア』2007年にブリュッセルのモネ王立歌劇場で世界初演されたサシャ・ヴァルツ振付の『メデア』がフランス初演された。客席の照明が消えると、鮮血を思わせる真紅の大布がぱっと天井から落ちて何もない深い

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2012/12/10掲載

カニンガムに捧げられたマリ=アニエス・ジローのシュールリアリスティックな舞台

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団¨Sous Apparence¨ by Marie-Agnès GILLOT, "Un Jour ou Deux" by Merce CUNNINGHA『見かけの下』 マリ=アニエス・ジロー振付(世界初演)、『アン・ジュール・ウ・ドゥ

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2012/12/10掲載

ブロードウェイのミュージカル『エビータ』は、満席のお客様を迫力のある舞台で存分に楽しませていました!

以前この「踊りある記」でも何回か触れました、日本人のプロデューサ、川名康浩さんもプロデュースされている作品です。 私は、エビータの音楽が大好きですが、生のオーケストラと素晴らしい役者さんたちの声で、大満足でした。主役の女性は、第1キャストのElena Rogersがバケーション中で、第2キャストの方が演じていましたが、声が良く、見栄えも美しく、一緒に観に行った友人は、第2キャストの女性の方が好き。

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2012/12/10掲載

新生NBAバレエ団が4人の振付家を招聘して踊った「Metamorphose」

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ「NEW DANCE HARIZON Metamorphose」『Harmonization --- 習慣からの脱却』松永雅彦:振付、『AGUA』キミホ・ハルバート:振付、『むかしむかしあるところにわたしがいました』伊藤キム:振付、『Thousand Knives』舩木城:振付NPO法人としてバレエ・リュス

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2012/12/10掲載

柄本弾と佐伯知香がワイノーネン版『くるみ割り人形』で初共演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『くるみ割り人形』ワシリー・ワイノーネン:振付『くるみ割り人形』はクリスマス・シーズンの恒例行事として定着しているだけに、各バレエ団は趣向を凝らした舞台を競い合っている。東京バレエ団は、ワイノーネンによるオーソドックスな版に加えて、ベジャールによる独創的なヴァージョンをレパートリーに持っているのが強み。今年は趣

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2012/12/10掲載

幕を下ろすのが惜しまれたエンディング『デューク・エリントン・バレエ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団"DUKE ELLINGTON BAKKET" BY Roland Petit『デューク・エリントン・バレエ』ローラン・プティ:振付『デューク・エリントン・バレエ』はローラン・プティが、牧阿佐美バレヱ団の創立45周年のお祝いのために振付、ナポリ・サンカルロ・バレエ団とともに製作され、2001年新国立劇場

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2012/12/10掲載

動きと衣裳と照明が一体となって美しいヴィジュアルを創ったバットシェバの『サデ21』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiBatsheva DANCE COMPANY バットシェバ舞踊団"SADE21" by Ohad Naharin in collaboration with Batsheva Dance Company dancers『サデ21』オハッド・ナハリン:振付 バットシェバ舞踊団ダンサーたちとのコラボレーションオハッド・ナハ

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2012/12/10掲載

ダニール・シムキンが映像とのコラボレーションで新境地を模索

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiDANIIL SIMKIN "INTENSIO" ダニール・シムキンのすべて〈インテンシオ〉『Qi(気)』アナベル・ロペス・オチョア:振付ほか2009年の〈世界バレエフェスティバル〉で驚異的なテクニックを披露して以来、"ワンダー・ボーイ"として人気を博しているアメリカン・バレエ・シアター(ABT)のダニール・シムキンが、〈

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2012/12/10掲載

舞台を楽しむことができた小野絢子、福岡雄大主演、ビントレー振付『シルヴィア』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『シルヴィア』デヴィッド・ビントレー:振付新国立劇場バレエ団が『シルヴィア』を上演した。レオ・ドリーブの音楽で知られる『シルヴィア』は、1876年にルイ・メラントが振付け、パリ・オペラ座で上演された。その後は1952年に初演され、2004年にロイヤル・バレエ団でリヴァイヴァル上演され話題となったフレデ

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2012/12/10掲載

金森穣、『中国の不思議な役人』『solo for 2』について語る!!

近くて遠い新潟...この12月KAAT神奈川芸術劇場にNoismが初登場する。上演するのは昨年夏の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本2011」で大喝采を浴びた『中国の不思議な役人』と、そしてこの春、NHKバレエの饗宴で上演し圧倒的な印象を残した『solo for 2』の2本。『中国の不思議な役人』は、観たくてもサイトウ・キネン・フェスティバル2011のチケットがあっという間に完売で〜と嘆く向き

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2012/11/27掲載

フィッシュ・ダイヴ(英/fish dive)

お魚が海に飛び込む、まさにその瞬間を切り取ってリフトで表現しちゃった。そんなイメージの、クラシック・バレエのグラン・パ・ド・ドゥで見られる王道決めポーズの一つ。もちろんお魚は出てきません。バレリーナがお魚役で、キャヴァリエ、つまり男性が水面(舞台では地面)めがけて飛び込んでいるお魚をキャッチしているイメージのリフト、と言えましょうか。女性の体のラインがお魚になぞらえられているわけですね。でも、そこ

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2012/11/16掲載

「ハンマーを持つ女性作曲家」に捧げられたコラボレーションによるオマージュ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi向井山朋子+ニコル・ボイトラー+ジャン・カルマン『SHIROKURO』世界初演向井山朋子+ニコル・ボイトラー+ジャン・カルマンの『SHIROKURO』世界初演を、ダンス・トリエンナーレ・トーキョー2012でみた。 暗黒の中、舞台奥にピアノが据えられ、床に細いバーライトが数本ランダムに置かれている。客席から向井山が黒々と

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2012/11/12掲載

首藤康之と中村恩恵による映像とダンスの濃密なコラボレーション

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiKAAT 神奈川芸術劇場〈DADICATED 2012 IMAGE〉首藤康之:出演(「Between Today and Tomorrow」中村恩恵:振付「The Afternoon of a Fan」繰上和美:映像監督「WHITE ROOM」中村恩恵:振付・出演、繰上和美:映像監督)国際的な活動を展開する首藤康之が、昨年

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2012/11/12掲載

ハンガリー舞曲をモダンな味付け踊った、オーケストラとバレエの共演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団&東京シティ・バレエ団〈オーケストラwithバレエ〉『ハンガリー舞曲』飯守泰次郎:指揮、石井清子:演出・振付〈オーケストラwithバレエ〉は、バレエ公演では通常、オーケストラ・ピットで演奏するオーケストラがダンサーと同じ舞台の上で共演するという、ティアラこうとうならではの企画。共演した

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2012/11/12掲載

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