バレエの絞り込み記事一覧

ナイフによって愛の情念の極北を描いたスペイン舞踊劇の傑作『メディア』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスぺイン国立バレエ団『グリート』アントニオ・カナーレス:振付、『セビリア組曲』アントニオ・ナハーロ:原案、振付、演出、『ホタ〜スペインのオペラ「ラ・ドローレス」より』ピラール・アリソン:振付、『ファルーカ〜フラメンコ断章』フアン・キンテーロ:振付、『ボレロ』『メディア』ホセ・グラネーロ:振付スペイン国立バレエ団が6年ぶ

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2013/03/11掲載

ヨガに役立つ数の数え方

気を巡らせ、健康のためにヨガを生活に取り入れる方、日本のヨガ人口も随分と増え、かつ定着していますね。インヘール・エクスヘールの項でも書きましたが呼吸が浅くなりがちな現代人にとっては、ヨガは深い呼吸で体や脳、そして精神もリセットできる行為のように思います。それに、やっぱりヨガをしている人の体は、見ていて美しいですよね。新陳代謝が上がっているからだけじゃなく、天と地との間で波動を感じて生を謳歌している

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2013/03/11掲載

首藤康之が兵士を見事に演じ小尻健太の悪魔が躍動した、中村恩恵振付『兵士の物語』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi2012 ART DANCE KANAGAWA No.9『兵士の物語』中村恩恵:振付ART DANCE KANAGAWAの9回目は、中村恩恵が振付けたイーゴリ・ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』。この作品はストラヴィンスキーがロシア革命によって領地を失い、経済的苦境に陥った第1次世界大戦後に、小規模の楽器編成と小劇

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2013/03/11掲載

ディアギレフのバレエ・リュスが甦るフォーキンの4作品をNBAバレエ団が上演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『ル・カルナヴァル』ミハイル・フォーキン:振付、セルゲイ・ヴィハレフ:復元『ポロヴェッツ人の踊り』オペラ「イーゴリ公」より ミハイル・フォーキン:振付、セルゲイ・ヴィハレフ:復元(ロプホフ版による)『ショピニアーナ』ミハイル・フォーキン振付、セルゲイ・ヴィハレフ:復元(ワガノワ版による)『クレオパトラ』ミ

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2013/03/11掲載

クリメントヴァとムンタギロフが息の合ったパートナー・シップをみせた『ジゼル』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ジゼル』コラリ,ペロー、プティパ:振付、コンスタンチン・セルゲーエフ:改訂振付新国立劇場バレエ団がレパートリーとしている『ジゼル』は、コンスタンチン・セルゲイエフ版。オーソドックスな演出・振付であり、ロマンティック・バレエらしい雰囲気のあるヴァージョンである。今回は長田佳世、ダリア・クリメントヴァ、

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2013/03/11掲載

無事に私が振付したピッツバーグ大学のミュージカル『Zanna Don't ! 』がオープンしました!!

なんとこの大学は、ジーン・ケリーが卒業した大学でした! この演目は、オフ・ブロードウェイの作品で、ゲイ、レズビアンの世界で起こる様々な出来事、そこで男の子と女の子が恋に落ち、周りから変な目で見られるけど、主役のZannaがこの二人のために世界を変えるという、奥の深いストーリーです。アメリカの軍当局で実際に使用された規則、「Don't ask Don't tell」(聞くな、言うな)をもじったシーン

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2013/03/11掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー : オーレリア・ベレ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAAurélia Bellet オーレリア・ベレ(スジェ)昨年のコンクールで一席のプルミエール・ダンスーズへの昇級は至らなかったものの、ここのところスジェの女性ダンサーとしては配役に恵まれている。今春、『天井桟敷の人々』ではバレリーナ役で来日。牡丹の花のような艶やかさ。それでいて幼女のよ

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2013/03/11掲載

☆☆パリ・オペラ座バレエ団 2013・14年シーズンのプログラム発表☆☆

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi Sanko2月26日パリ国立オペラ座の2013・14年シーズンのプログラムが公式発表された。バレエの開幕公演は9月21日にジョン・ノイマイヤー振付『椿姫』(ガルニエ宮、10月13日まで)となる。閉幕公演にはローラン・プティ振付『ノートルダム・ド・パリ』(6月13日から7月16日、会場はバスチーユ・オペラ)が選ばれた。 クラシック・バレエ

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2013/03/11掲載

著しい進境を見せた笠井端丈が上村なおかと踊った『海とクジラ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki笠井端丈×上村なおか『海とクジラ』笠井端丈:構成・演出・振付/ピアノ演奏:高橋悠治このところ充実した活躍が目立つダンサー・振付家の笠井端丈が、実生活のパートナーでもある上村なおかと組み、異色の作曲家・ピアニスト、高橋悠治を迎えて、70分の新作『海とクジラ』を発表した。二人にとっては『青空散歩』に続く4年ぶり2作目のデュオ作

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2013/03/11掲載

和太鼓、パーカッション、雅楽で構成され幻想的で美しいキリアン振付の『輝夜姫』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Jiri KLIAN , ¨kaguyahime¨ イリ・キリアン振付『輝夜姫』1988年にネーデルランド・ダンス・シアターで世界初演され、2010年にパリ・オペラ座バレエ団のレパートリーに入ったキリアンの『輝夜姫』が再演された。会場

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2013/03/11掲載

公演直前インタビュー/小林十市 国内ラストダンスは、ソロで魅せる『ハムレット・パレード』

----昨年11月のバレエ協会の『振付悪夢』はとてもおもしろかったです。 あの絵はどなたが描かれたのですか。 小林十市(以下J.K.)あの絵は、天野弓彦さんという画家の方に特別に描いてもらいました。最初は写真でやろうかなと思ったんですが、それだと反射してしまって難しかったので、絵にしたことは正解でした。1枚絵の肖像画が4枚と、4枚合わせるとひとつの顔になる絵を描いて頂きました。すごい力強いというか

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2013/03/05掲載

海に沈んだかも知れない母国との対話、アクラム・カーン『デッシュ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiAkram Khan Company アクラム・カーン・カンパニー"DESH" by Akram Khan 『デッシュ』アクラム・カーン:演出・振付・出演アクラム・カーンの『デッシュ』を観た。ロンドンでバングラデシュ系の家族の元に生まれたカーンは、英国とバングラデシュの二つの文化を生き、自身のアイデンティティにこだわっ

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2013/02/12掲載

ソリストの充実ぶりを感じさせる華やかな『くるみ割り人形《お伽の国》』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi貞松・浜田バレエ団『くるみ割り人形』貞松融/浜田蓉子:演出、貞松正一郎/長尾良子:振付平成24年の新国立劇場地域招聘公演は、貞松・浜田バレエ団のAプロ『くるみ割り人形』とBプロはキリアン『6DANCES』、森優貴『Memoryhouse』、ナハリン『DANCE』だった。『くるみ割り人形』は、貞松・浜田バレエ団では二つの

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2013/02/12掲載

趣向を凝らしヴァラエティに富んだ構成が楽しかった、西島千博の新春特別公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiエヌディプラス 西島千博西島千博ソロ特別公演~世界にひとつだけの華達~西島千博が個人事務所エヌディプラスを立ち上げ、「西島千博ソロ特別公演〜世界にひとつだけの華達」という旗揚げ公演を行った。久しぶりに西島自身をフューチャーしたプログラムを組み、大いに気合いが入った。演目を順番に並べたガラ公演ではなく趣向凝らして、西島が

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2013/02/12掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:イザベル・シアラヴォラ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAIsabelle Ciaravola  イザベル・シアラヴォラ(エトワール)プリミエール・ダンスーズ時代に創作に携わった『天井桟敷の人々』。今年5月、名古屋・東京での公演で、ダンス、演技ともに高い評価を得たガランス役を日本のバレエファンに披露する。2009年春に『オネーギン』を踊り、マ

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2013/02/12掲載

音楽に乗ってダイナミックに踊られたバランシン、ビントレー、サープのトリプルビル

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団「ダイナミック・ダンス」『コンチェルト・バロッコ』ジョージ・バレンシン:振付、『テイク・ファイヴ』デヴィッド・ビントレー:振付、『イン・ジ・アッパールーム』トワイラ・サープ:振付2013年の新春を飾る新国立劇場ダンス公演はダイナミック・ダンスで、ヨハン・セバスチャン・バッハ/ジョージ・バランシンの『コ

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2013/02/12掲載

プレルジョカージュが新たな身体表現探求した対照的2作品の表情は苛烈と柔和

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet Preljocaj プレルジョカージュ・バレエ団(招聘公演)Angelin Preljocaj "Helikopter""Eldorado(Sonntags-Abschied)"アンジュラン・プレルジョカージュ振付『ヘリコプター』『エルドラド』年明けのガルニエ宮にはアンジュラン・プレルジョカージュ・バレエ団が登場

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2013/02/12掲載

勅使川原三郎が佐東利穂子のために創った詩『ダンサーRの細胞』

ワールドレポート/東京浦野 芳子text by Yoshiko Urano『ダンサーRの細胞』 勅使川原三郎:監修・演出・振付・美術・照明・衣裳出演:佐東利穂子 ジイフ 鰐川枝里 加藤梨花 林誠太郎 U18(ダンスワークショップ・プロジェクト参加者)天井から白い糸が吊るされている客席に座る。やがて、糸越しに見つめる暗闇の舞台を光の糸が横断し、その細い、頼りない糸から落ちないように体をこわばらせなが

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2013/02/12掲載

世界文化賞を受賞して、ダンサー森下洋子の積極的な姿勢が際立った舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi松山バレエ団新『白鳥の湖』清水哲太郎:構想・構成・台本・演出・振付毎年恒例となっている、松山バレエ団新春公演の新『白鳥の湖』。今回は設立65周年と森下洋子の高松宮殿下記念世界文化賞の受賞とトリプルのお祝いが重なった。森下洋子のオデット、オディールと鈴木正彦のジークフリードというキャストで観ることができた。森下洋子はすで

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2013/02/12掲載

ドラマとしてバレエとして楽しかった谷桃子バレエの『くるみ割り人形』新春公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『くるみ割り人形』望月則彦:芸術監督・演出・振付、レフ・イワーノフ:原振付谷桃子バレエ団が『くるみ割り人形』を芸術監督の望月則彦が、イワーノフ版に基づき新たに演出・振付け、初演した。振付に関しては伊藤範子、岩上純、鈴木和子が部分的に参加している。金平糖の女王が林麻衣子と佐藤麻利香、くるみ割り人形の王子は齊

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2013/02/12掲載

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