バレエの絞り込み記事一覧

今月はアメリカ、ヨーロッパ、日本からお届けします。

ベルリン国立バレエ団ただいま休暇中です(8月14日まで)。 今月はアメリカ、ヨーロッパ、日本からお届けします。7月6日 パッサウ音楽祭にて "バッハプラス" の公演本番。 6月、大洪水に見舞われたパッサウですが、そんなことは感じさせないくらい復興していました。そんな自然の美しい町で毎年夏に行われている国際音楽フェスティバル。 ミーシャ・マイスキーやサビネ・マイヤー、など数々の著名な音楽家が今年のプ

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2013/08/12掲載

マシュー・ボーンが描いた美しさによって破滅していく青年の愛と死

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiA NEW ADVENTURES PRODUCTION"DORIAN GRAY" Devised and Directed by Matthew Bourne『ドリアン・グレイ』マシュー・ボーン:翻案・演出マシュー・ボーンは周知のように、アダム・クーパーを起用した男性ダンサーが羽のチュチュを着けてコール・ド・バレエを踊

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2013/08/12掲載

島田衣子が著しい進境を見せ、エマニュエル・ティボーと『白鳥の湖』を踊った

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki井上バレエ団『白鳥の湖』関直人:振付井上バレエ団が創立45周年を記念して、チャイコフスキーの3大バレエの連続上演を企画。まず『白鳥の湖』で幕を開けた。芸術監督・関直人の振付、英国のピーター・ファーマーの美術・衣裳によるプロダクションで、今回が六年振りの上演という。オデット/オディールは、出産を経て、昨年『ジゼル』で復帰した

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2013/08/12掲載

音楽の構造とクラシック・バレエのパを巧みに共振させたウヴェ・ショルツの傑作

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル〜シンフォニック・バレエの世界〜」『レ・シルフィード』金井利久‥再振付(フォーキンによる)『マイ・セルフ』『挽歌』石田種生‥振付、『ベートーヴェン交響曲第7番』ウヴェ・ショルツ:振付東京シティ・バレエ団が創立45周年記念公演シリーIVとして、「トリプル・ビル〜シンフォニック・バレエの

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2013/08/12掲載

オペラを題材として意欲的な創作の試み、伊藤範子『道化師〜パリアッチ〜』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団 創作バレエ・14「古典と創作」『ライモンダ』3幕 マリウス・プティパ:原振付、N.ボリシャコワ&V.グリャーエフ:再振付、アレクサンドル・ブーベル:キャラクター振付、『道化師〜パリアッチ〜』伊藤範子:演出・振付谷桃子バレエ団の創作バレエ・14「古典と創作」の公演があった。この公演は1970年に始めたアト

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2013/08/12掲載

ルジマトフとフィリピエワが踊った極彩色に彩られた皆殺しのバレエ『シェヘラザード』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiバレエの神髄 2013ルジマトフ、吉田都、岩田守弘、フィリピエワ、キエフ・バレエ団2011年につづいて「バレエの神髄 2013」が上演された。ファルフ・ルジマトフを中心に吉田都、ロシアのブリャート・バレエ芸術監督に就任した岩田守弘、マリインスキー・バレエ団のエレーナ・エフセーエワ、そしてキエフ・バレエを代表するバレリー

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2013/08/12掲載

小野絢子と菅野英男、寺田亜沙子と奥村康祐、それぞれが魅力的に輝いた『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』アレクセイ・ファジェーチェフ:改訂振付、プテイパ、ゴルスキー:振付新国立劇場バレエ団の『ドン・キホーテ』はゴルスキーに基づいたファジェーチェフ版。ニーナ・アナニアシヴィリも踊っていたヴァージョンで、ドン・キホーテとサンチョパンサとともに本物の馬が扮したロシナンテが登場することもあった

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2013/08/12掲載

身体の動きと絵筆の動きを一致させ、美しい色彩が彩ったカールソン振付『シ−ニュ』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Carolyn CARLSON/Olivier DEBRE, ¨Signes¨ カロリン・カールソン振付、オリヴィエ・ドゥブレ装置・衣装『シーニュ』フランスの画家オリヴィエ・ドゥブレ(1920・1999)の描いた7枚の絵にカロリン・カ

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2013/08/12掲載

日本フィル「夏休みコンサート 2013」に出演するスターダンサーズ・バレエ団小山久美総監督に聞く

Dance Cube(以下DC):スターダンサーズ・バレエ団が日本フィルの「夏休みコンサート」に参加されるようになったのは、いつからですか。小山:長い長い歴史がございます。もう何年でしょう、30年くらい経つのではないですかね。渡邉(曉雄)先生とはもっとかな、ほんとうに長いですね。DC 大体、同じスタイルで参加されていますか。(「夏休みコンサート」そのものは39年目)小山:オーケストラの前で踊る、と

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2013/07/23掲載

マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』のリハーサル2週目が終わって、この「踊りある記」を書いています。

やっと、1幕が全部終わり、2幕の大きなダンスシーンも一つ終わりました。予定では、マシューが来日するまでの来週中に2幕も全部終えます。New Adventuresカンパニーのリハーサルは、日本人ダンサーたちからすると、とてもゆっくりみたいで、早く振りをとにかく欲しい、という方もいたみたいですが、だんだんとその場面を一緒に作っていくのを楽しむ様に気持ちを切り変えた、と言っていました。 でもお芝居のリハ

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2013/07/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:アマンディーヌ・アルビッソン

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAAmandine Albisson アマンディーヌ・アルビッソン(スジェ)昨年の昇級コンクールではスジェからプルミエール・ダンスーズへは一席のみ。第二位のアマンディーヌは惜しくも昇級を逃す結果となってしまった。とはいえ、2012年9月から始まったシーズンでは、ソリストとして踊る機会に多

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2013/07/10掲載

夢みる青年をマチュー・ガニオが見事に表現したオペラ座の『ラ・シルフィード』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Pierre LACOTTE, ¨La Sylphide¨ピエール・ラコット振付『ラ・シルフィード』幕が開くとスコットランドの大きな農家が現れた。広い居間の左には大暖炉、左奥に中二階への階段、右手に窓、右奥に扉がある。ジェームスに扮し

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2013/07/10掲載

日本も夏休み直前ですが、バレエ団も6月30日から休暇に入りました。

日本も夏休み直前ですが(夏休みに入っている時期に読んでくださっている方もいるかもしれませんが)バレエ団も6月30日から休暇に入りました。 ツアー続報 6月10日 北京から台北へ。2グループに分かれての旅。 9日は『ラ・ペリ』の公演で、終演後ゆっくりする間もなく、第1グループは朝5時に集合。第1グループのほとんどのダンサーは寝る間もなく疲れた様子でした。 飛行時間は3時間弱でしたが、とても静か皆寝

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2013/07/10掲載

ウィールドン特有のテンポの速い追いかけっこが楽しかった『真夏の夜の夢』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『真夏の夜の夢』クリストファー・ウィールドン振付、『ケルツ』ライラ・ヨーク振付NBAバレエ団が二つの日本初演作品を上演した。ひとつは『ケルツ』。これはポール・ティラーのカンパニーで踊り、英国バーミンガム・ロイヤルバレエやノースウェスト・バレエなどに振付作品を提供しているライラ・ヨークの作品。アイリッシュ・

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2013/07/10掲載

3人のフランス印象派の音楽とともにダンサーの身体が交錯して、鮮烈な印象を残した

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団「Trip Triptych フランス印象派ダンス」平山素子:演出・振付平山素子の演出・振付による「Trip Triptych フランス印象派ダンス」を観た。エリック・サティ、モーリス・ラヴェル、クロード・ドビュッシーの音楽を編成して、10人のダンサーとともに平山自身が踊った。「Trip Tripty

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2013/07/10掲載

マギー・マランが創った凄絶なグロテスクの美が衝撃的だった『Salves』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiMaguy Marin "Salves"『サルヴス』マギー・マラン演出・振付 ドゥニ・マリオット共同演出マギー・マランの2010年秋にリヨン・ビエンナーレ・ド・ラ・ダンスで初演された『Salves』をさいたま芸術劇場が上演した。マギー・マランといえば、フランスのヌーヴェル・ダンスが盛んだった80、90年代に大いに活躍し

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2013/07/10掲載

キャリアの異なる堀内元・充兄弟による楽しく躍動的な珠玉の作品集が上演された

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi堀内充バレエプロジェクト『Little Diamonds』『Wake Up』堀内元:振付、『Vogue』『Paraphrase』堀内充:振付ユニーク・バレエ・シアターを主宰していた堀内完のもとに双子の兄弟として生まれた堀内元と堀内充が一緒になって「GEN HORIUCHI/JYU HORIUCHI BALLET COL

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2013/07/10掲載

東京バレエ団の若手が期待に応えて充実した舞台を見せた『ラ・シルフィード』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ラ・シルフィード』ピエール・ラコット:振付東京バレエ団がロマンティック・バレエの傑作『ラ・シルフィード』を3年振りに上演した。来年の創立50周年に向けたプレ企画、〈バレエ・ブラン・シリーズ〉の第一弾。フィリッポ・タリオーニの原振付を復元したラコット版をレパートリーに持つのは、日本では東京バレエ団だけである。ス

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2013/07/10掲載

古典バレエの格調の高さを保持した『白鳥の湖』を青山季可と菊地研が踊った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『白鳥の湖』三谷恭三:演出・振付牧阿佐美バレヱ団の『白鳥の湖』は、青山季可がオデット、オディール、菊地研がジーグフリードを踊り、ロットバルトは森田健太郎が踊った。チャイコフスキーの音楽は、東京ニューシティ管弦楽団をキエフ市立アカデミー・バレエ・オペラ芸術劇場のアレクセイ・バクランが指揮した。以前から牧阿

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2013/07/10掲載

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