バレエの絞り込み記事一覧

日本の皆さん、マシュー・ボーンカンパニーで踊っていたPhilip Willingham (フィル)を憶えていらっしゃると思います。

日本公演『くるみ割り人形』『愛と幻想のシルフィード(Highland Fling)』『シザーハンズ』で来日していました。その後、ニューヨークに移り俳優として映画の仕事を主にしていました。 その彼が、今年の1月に癌で他界されました。私は、昨年11月のニューヨークで『Sleeping Beauty』公演の時に彼に会いました。とっても痩せていて彼自身もなぜ体重が減って行くのか分からない、と言っていました

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2014/04/10掲載

日本の魂をリリカルに描いたラングの新作とファン・マーネン、バランシンの傑作を上演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」『暗闇から解き放たれて』(世界初演)ジェシカ・ラング:振付、『大フーガ』ハンス・ファン・マーネン:振付、『シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ』ジョージ・バランシン:振付新国立劇場バレエ団のトリプルビル「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」では、ジ

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2014/04/10掲載

男性ダンサーの活気ある踊りと中川郁の演技が楽しかった牧阿佐美バレヱ団の『三銃士』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『三銃士』アンドレ・プロコフスキー:演出・振付牧阿佐美バレヱ団の『三銃士』は、冒頭から男性ダンサーたちが華々しく踊り、活気にあふれた舞台だ。ジュゼッペ・ヴェルディの音楽(ガイ・ウールフェンデン編曲)も威勢がいいので大いに盛り上がる。菊地研は田舎から出てきたエネルギーに満ち満ちた剣士ダルタニアンを熱演。バ

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2014/04/10掲載

ダンスが大好きな母と娘がハッピー・エンドを迎える、谷桃子バレエ団『リゼット』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『リゼット』谷桃子:再演出/再振付、ジャン・ドーヴェルヴァル:原振付、アレクサンドル・ゴルスキーによるスラミフ・メッセレル、アレクセイ・ワルラーモフ:再振付谷桃子バレエ団の『リゼット』。ボリショイ・バレエのプリマだったスラミフ・メッセレルが東京バレエ学校で一緒に教えたアレクセイ・ワルラーモフと、ゴルスキー

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2014/04/10掲載

ルナヴァンの涙、デュポン&ル・リッシュのエトワール最後の共演が感動的ドラマを描いた

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Agnes De Mille "Fall River Legend" Birgit Cullberg "Mademoiselle Julie" 『フォール・リヴァー伝説』アグネス・デ・ミル:振付、『令嬢ジュリー』ビルギット・クルベ

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2014/04/10掲載

感動的だった三人のエトワールが踊った最後の『椿姫』、パリ・オペラ座バレエ団公演

ワールドレポート/東京原 桐子text by Hara TohkoBALLET DE L'OPERA NATIONAL DE PARIS パリ・オペラ座バレエ団"LA DAME CAMELIAS" BY John Neumeier 『椿姫』ジョン・ノイマイヤー:振付パリ・オペラ座バレエ団日本公演、もうひとつの演目は、かこわれ者の高級娼婦マルグリットと青年アルマンの悲恋をショパンの音楽にのせた『椿姫

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2014/04/10掲載

華麗でエネルギー溢れるフルステーとエトワールの風格漂うエイマンの完璧なパートナーシップ

ワールドレポート/東京原 桐子text by Hara TohkoBALLET DE L'OPERA NATIONAL DE PARIS パリ・オペラ座バレエ団Rudolf Noureev "Don Quichtte" Chorégraphie et mise en scène d'après Marius Petipa『ドン・キホーテ』ルドルフ・ヌレエフ:振付・演出、マリウス・プティパ:原振付パ

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2014/04/10掲載

ABTとして初登場のセミオノワと生え抜きのスターンズの新鮮な演技が際立った『マノン』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiAmerican Ballet Theater アメリカン・バレエ・シアター"Manon" by Kenneth MacMillan『マノン』ケネス・マクミラン:振付・監督アメリカン・バレエ・シアター(ABT)の二つ目の全幕プロは、ケネス・マクミランのドラマティック・バレエの傑作『マノン』。ABTがこれを日本で上演するのは

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2014/04/10掲載

あっという間に3月、少しずつ日が長くなって、木々の芽も顔を出し始めました。

今月は初演も控えていて、リハーサル中です。また「マラーホフとフレンド」の公演もあり、盛り沢山、楽しみな公演が控えています。 ソチオリンピックの開会式・閉会式は、さすがロシアが開会国であり、バレエ、音楽、オペラ満載で見ごたえがありました! 2月18日から21日 ベルリンタンツリンプ開催 毎年行われている、若いダンサーのためのフェスティバルコンクール。 今年は11回目を迎えました。 世界各国から若い

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2014/03/10掲載

アメリカのコンテンポラリーバレエダンスカンパニー、「CEDAR LAKE」のクラスとリハーサルを見学しました。

このカンパニーは16名のダンサーが所属していますが、男女ともとても強いテクニックを持っていて、時々、女性なのか男性なのか分からなくなるぐらいです。  年齢は20歳から31歳ぐらいまのダンサーたちで、いろいろな国の人がいてとてもインターナショナルでしたし、このまま個性や国が違うダンサーたちでやっていきたいそうです。 カンパニースタジオもとても広く空間が良く、れんが造りの倉庫みたいですが、おしゃれで隣

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2014/03/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:イザベル・シアラヴォラ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長) Text by Mariko OMURAIsabelle Ciaravola イザベル・シアラヴォラ(エトワール)2月28日、ガルニエ宮にてイザベル・シアラヴォラが『オネーギン』でアデュー公演を行った。パートナーは5年前のエトワール任命時と同じくエルヴェ・モロー。今シーズンは昨年10月10日にアニエス・ルテステュのアデュ

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2014/03/10掲載

忘れ難いシアラヴォラとモロー、パリエロとパケットの『オネーギン』競演

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団John Cranko "Onéguine"『オネーギン』ジョン・クランコ:振付2月のパリ・オペラ座バレエ団はクランコ振付の『オネーギン』を取り上げた。ロシア19世紀を代表する詩人アレクサンドル・プーシキンが書いた韻文の小説『エフゲ

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2014/03/10掲載

家族と疑似家族が繰り広げる奇々怪々の集団劇、ピーピング・トムの『フォー・レント』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiPeeoing Tom ピーピング・トム『A Louer/フォー・レント』ガブリエラ・カリーソ、フランク・シャルティエ:構想・演出・振付ベルギーのアラン・プラテル率いるLes Ballet C. de la B.のメンバーから独立して、ガブリエラ・カリーソ、フランク・シャルティエがピーピング・トムを結成。『Le Jar

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2014/03/10掲載

4日間で人生のすべてを燃え尽きさせたロミオとジュリエットの生き方が輝いた

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ロミオとジュリエット』ジョン・ノイマイヤー:振付東京バレエ団の創立50周年記念イヤーの幕開けは、ドラマティック・バレエの名手ジョン・ノイマイヤーによる『ロミオとジュリエット』の同団初演。1971年、当時、フランクフルト・バレエの芸術監督だったノイマイヤーが29歳にして初めて手掛けた全幕作品で、シェイクスピアの

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2014/03/10掲載

石田種生の意図を受け継いだ『白鳥の湖』を衣裳を一新して上演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』石田種生:演出・振付東京シティ・バレエ団が、「都民芸術フェスティバル」の参加公演として、石田種生演出・振付による『白鳥の湖』を上演した。石田版の初演は1970年だが、石田は2012年に亡くなるまで5回にわたって改訂を重ねたという。プティパ/イワノフ版に基づくが、最終幕の演出や白鳥たちの群舞に

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2014/02/10掲載

トルストイ原作のバレエ『アンナ・カレーニナ』プロコフスキー版を日本バレエ協会が上演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi日本バレエ協会『アンナ・カレーニナ』アンドレイ・プロコフスキー:振付2014都民芸術フェスティバルとして行われた日本バレエ協会公演の『アンナ・カレーニナ』をみた。日本バレエ協会ではこの作品を既に2回上演しているし、新国立劇場の地方のバレエ団を招聘する公演でも法村友井バレエ団が日本人キャストで上演している。大阪でも法村友

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2014/02/10掲載

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