荒部 好

『ピラーティス』

『暮らしの中のピラーティス』アラン・ハードマン著 橋本佳子監訳
『ピラーティス』アンナ・セルビー/アラン・ハードマン著 橋本佳子/ダレン・ヒンドリー 監訳
『強くしなやかな身体をつくる本』ティア・スタンモア著 内山陽彦日本語版監修
  ピラーティスというエクササイズが人気を集めている。初めはニューヨークでダンサー たちが注目し、しだいに普通の人たちにも普及していった。今回は、そのピラーティスの エクササイズを行うための本を紹介する。

  ピラーティスは、ドイツ生れのジョウゼフ・ピラーティスによって考案された、エク ササイズ・システムである。子供の頃に身体の弱かったピラーティスが、運動によって虚 弱な体質を改善しようとしてこのエクササイズを開発した。
  ダンスのノーティションを編み出したことで知られるルドルフ・ラバンは、彼の指 導法にピラーティスを取り入れた。また、ピラーティスがニューヨークにスタジオ開設す ると、マーサ・グラハムやジョージ・バランシンも関心を示した、という。

  ピラーティスは「頭を使うエクササイズ」と言われている。自分の身体を良く知り、 集中力をもってひとつひとつの筋肉を正確に動かすことにより、しなやかな身体をつく る。また、ピラーティスは肉体だけでなく、心も強くする。心と身体を調和させるピラー ティスは、美しく健康でしなやかな身体と穏やかな心を目指している。ピラーティスは姿勢 と呼吸法を重んじ、身体の主要な筋肉を伸びやかに強くする非有酸素運動である。

  ピラーティスはどこででも簡単にできる。たとえば『暮らしの中のピラーティス』は 、歯をみがきながら、朝食を食べながら、通勤電車の中で、コンピュータの前で、自宅で リラックスするために、という風に、場所や時間を問わずに行えるエクササイズを紹介し ている。
  ピラーティスは、どこでも手軽にできて、複雑な日常生活から生まれるストレスを解 消しながら、健康な身体をつくれるので注目されているのである。





『暮らしの中のピラーティス』アラン・ハードマン著 橋本佳子監訳
『ピラーティス』アンナ・セルビー/アラン・ハードマン著 橋本佳子/ダレン・ヒンドリー 監訳
『強くしなやかな身体をつくる本』ティア・スタンモア著 内山陽彦日本語版監修