ダンス・ライブラリー ~観る・読む・学ぶ~

新着DVD: 最新の記事

  • 「ノンフィクションW シェルカウイ 踊りで世界を救う、41日の闘い」

    ベルギーのアントワープに拠点を置く振付家・ダンサー、シディ・ラルビ・シェルカウイ。今、世界で最も多忙と言われる舞踊家だ。ジャンルを越える舞踊家、というよりも「ダンスを中心にジャンルを超越してしまったアーティスト」と呼んだほうがいいかも知れない。近年だけでも、首藤康之が出演した 『アポクリフ』、大きな影響を受けたという手塚治虫の世界を題材にした『テ ヅカ TeZukA』、森山未來が出演し・・・


    2016.09.16

新着BOOK: 最新の記事

  • コミック版世界の伝記『マイヤ・プリセツカヤ』

    昨年、2015年5月に89年の生涯に幕を閉じたバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤのコミック版の伝記が出版された。巨大国家ソ連の社会主義体制に翻弄されながらもバレエを愛し続け、70歳をすぎるまで踊り続けた彼女の人生が、時代背景と共に分かりやすくまとめられている1冊。モスクワで生まれたマイヤは、ともにボリショイ・バレエのダンサーだった叔父(アサフ・メッセレル)と叔母(スラミフィ・メッセレル)、芸術を愛す・・・


    2016.10.13

シネマ情報: 最新の記事

  • 『ミルピエ 〜パリ・オペラ座に挑んだ男〜』

    『ミルピエ〜パリ・オペラ座に挑んだ男〜』の冒頭は、ミルピエがオペラ座で上演する新作のために、ニコ・マーリーが作曲した出来上がったばかりの曲を集中して聴くシーンから始まる。ニコ・マーリーはコロンビア大学で英文学を専攻したのち、ジュリアード音楽院で作曲を学んだアメリカの現代音楽家。「バレエ・フォー・ザ・フューチャー」で、堀内元が振付けた『Attitude』に音楽を提供していたから、ご記憶の方もいるだ・・・


    2016.11.11
  • 『ホライズン』HORIZONTES

    『ホライズン』は、20世紀を代表するプリマバレリーナの一人だったアリシア・アロンソを中心に、3世代にわたるキューバのバレリーナを描くドキュメンタリー映画である。 (c)INTERMEZZO FILMS 2015 アロンソは、視力をほとんど失い94歳になったが、今日もキューバ国立バレエ団の芸・・・


    2016.10.13

バレリーナのカラダ講座: 最新の記事

  • 【第19回】番外編・眼力 〜広がる視界で広がる体〜

    「目は口ほどにものを言う」といいますが、踊り方や体の動きを見ていると、その人がどういった「目の力」を入れているか分かってしまうものです。今回は「体に伝えたい力を、目から整える」というお話です。 「視界を広げよう」 最近では携帯電話からスマホ。パソコンの普及が広まり、世界中の人が一日の大半を「手元の画面に焦点を合わせている」という、まさに「近眼時代」になっています。人の体としては、これはとっても・・・


    2016.11.17
  • 【第19回】Book Opening (視界を広げる)- エクササイズ-

    「遠眼を鍛える方向性と方法」 まずは画像のような、遠く見晴らしの良い景色を見つけてください。 この写真の場合、背の高い建物に焦点を合わせると、視界というフレームの中央に両目を向けるため、どんなに遠くても「目を凝らして見る」という緊張する力が入ります。 次に視点をその建物から空へとゆっくり移していくと、雲ひとつない青い空だった場合、合わせる焦点が定まらずに「目がウロウロ」してきます。そこで何かに・・・


    2016.11.17

キャラクターダンス講座: 最新の記事

  • クラシック・バレエとキャラクターダンスその4:メヌエットについて

    ブロッサール大修道院長だった、ある一人の司祭こそ、メヌエットについて最初に思い浮かぶ人物です。彼の話によれば、この踊りはフランス中西部のポワトゥーで生まれたとされます。メヌエット(menuet)という名前は、細かく(menus)ぎっしり詰まったステップに由来するそうです。 メヌエットの基本のパ(ステップ)は、すべての方向への移動がスムーズにいくよう、比較的単純に構成されています。  「体は左足に・・・


    2015.01. 6
  • LE MENUET

    Un prêtre, l’abbé Brossard,  est le premier à évoquer le menuet. A l’entendre cette danse serait née  dans le Poitou, région du centre de・・・


    2015.01. 6

バレエ・舞台用語講座: 最新の記事

  • プリエ

    クラシックバレエにおいて基本中の基本の動作。バーレッスンは、かかとが床から上がらない程度にひざを曲げるドゥミ・プリエ、 かかとをあげて(2番のポジションを除く)、ももが床と平行になるまでひざを曲げるグラン・プリエの組み合わせで始まります。本稿を書くにあたり、どうしてバレエのエクササイズのなかに、膝を曲げるだけの動作が入っているのか、 考えたら不思議になってきてしまいました。ごくごく当たり前過ぎて、・・・


    2009.02.25

バレエ エッセイ: 最新の記事

  • バレエの栄光の歴史がきらめく
    「薄井憲二バレエ・コレクション」の逸品を訪ねて

    阪急神戸線西宮北口駅から南にすぐの兵庫県立芸術文化センターの一室に、世界のバレエ史を彩ってきた貴重な品々が収蔵されている。この宝の山の名は「薄井憲二バレエ・コレクション」。日本バレエ協会前会長で、ダンサー、指導者、舞踊史研究者として世界に知られ、戦前より長年にわたって活躍しているバレエ界の重鎮、薄井憲二氏が1930年代から収集してきた公演プログラム、台本、書籍、ポスター、写真、リトグラフ、絵はがき・・・


    2016.11.21
  • vol.2 --- 日本のバレエのフロンティア、橘秋子と牧幹夫

    橘秋子(本名、福田サク)は、東京にも欧米のような本格的なオペラハウスが必要だ、という気運が実を結び、帝国劇場が着工された1907年(明治40年)、宇都宮市宿郷町に生まれた。当時の宇都宮は、橘秋子の「少女のころ」(「Ballet Friend」1963年5月号)にも描写されているような、のんびりとした田園風景が広がっていた。橘秋子は、末娘として家族にも周辺の人々にも愛されて、明るく健やかに成長した。・・・


    2016.10.18