ダンス・ライブラリー ~観る・読む・学ぶ~

新着DVD: 最新の記事

  • 「Clementia vol.3 クレメンティア 〜相受け入れること、寛容〜」

    昨年、12月に天王洲銀河劇場で上演された「Clementia vol.3 クレメンティア 〜相受け入れること、寛容〜」がDVDになって発売された。 ラテン語で「寛容」を意味する「Clementia」とタイトルがつけられたこの公演は、「相受け入れること」をテーマに、ジャズやコンテンポラリーダンス、バレエ、日本の伝統的な楽器演奏や舞踊、西洋の楽器演奏など、各界の一流アーティストが、マシュー・ボーンの・・・


    2017.07.30

新着BOOK: 最新の記事

  • 『ダンスと音楽』DANCE et MUSIQUE

    『ダンスと音楽』という本が、アルテスパブリッシングより刊行された。題名通りダンスと音楽との関わりを古代ギリシャに遡り、その推移を今日に至るまで辿り論じたもの。 まず、著者はここで論じられるのは西洋社会に見られるダンスと音楽の関わりである事を明言し、プラトンの書を引用して次のような認識を示す。 「プラトンにとって、音楽こそが至高の最高存在だった。リズムとハーモニー以上に魂を揺り動かすものなど、他にな・・・


    2017.11.22
  • 『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』

    今から半世紀も前になるが、1960年代後半からおよそ10年の間、谷ゆき子という漫画家が「小学一年生」「小学二年生」といった学年誌で次々とバレエ漫画を発表し、幼い読者の間で絶大な人気を誇っていた。彼女の作品は単行本化されなかったため、当時の読者以外に知る人は少ないが、熱心なファンたちが過去の掲載誌から原稿を起こし、当時の関係者、同業者へのインタビュー、詳細な年表などを加えて本書『超展開バレエマンガ ・・・


    2017.02.11

シネマ情報: 最新の記事

  • 『J:ビヨンド・フラメンコ』

    『カルメン』『恋は魔術師』『血の婚礼』のフラメンコ3部作で知られる、カルロス・サウラ監督は現在85歳。スペインの東北、フランスと国境を接するアラゴン州に生まれた。すぐ東側は、最近、独立問題に大きく揺れるバルセロナのあるカタルーニャ州だ。 カルロス・サウラ監督の最新作『J:ビヨンド・フラメンコ』は、彼の故郷に伝統的・・・


    2017.11.21
  • ドキュメンタリー『新世紀、パリ・オペラ座』公開

    2015〜16年におよそ1年半にわたってバスティーユとガルニエ宮のパリ・オペラ座の激動の日々を記録したドキュメンタリー映画『新世紀、パリ・オペラ座』が12月9日よりロードショー公開される。 フランスでオペラ座のドキュメンタリー映画史上No.1記録を樹立し、モスクワ国際映画祭でドキュメンタリー映画賞を受賞したという話題作で、芸術の殿堂での様々な出来事と、すぐれた舞台を提供するために日々奮闘する人々の・・・


    2017.10.15

バレリーナのカラダ講座: 最新の記事

  • 【第31回】アルデンテお尻・実用編<脚を上げるために>

    お尻の表面的な筋肉を締めずに、骨盤のを内から外へ広げるように使うことで、深層筋の働きにより「動く骨盤」を促す「アルデンテお尻」。 前回はアラベスクの軸足の在り方をお話したので、次にアルデンテお尻を生かした「骨盤で脚を上げる」方法をご紹介します。 「リーダーは仙骨」 骨盤を後ろから見ると、真ん中の仙骨と、それを両側で挟む腸骨の、3つの骨が仙腸関節で繋がっています。 アルデンテお尻の定義を簡潔に・・・


    2017.11.15
  • 【第31回】アンデオール筋の強化&ストレッチ - エクササイズ-

    上手にアンデオール(股関節の外旋)するための筋肉を鍛えます・・・と言いたいところですが、アンデオールは「如何に股関節を回すか」よりも「脚の動きに振り回されない体幹」に意識を向けることで、自然で強いものに育っていきます。今回のエクササイズも、動き脚のお尻周りの筋肉よりも、背骨と骨盤、土台の脚の状態に注目してみましょう。 「アンデオール筋トレ」 四つん這いの姿勢を取り、片方の膝を浮かせ、パッセ方向に・・・


    2017.11.15

キャラクターダンス講座: 最新の記事

  • クラシック・バレエとキャラクターダンスその4:メヌエットについて

    ブロッサール大修道院長だった、ある一人の司祭こそ、メヌエットについて最初に思い浮かぶ人物です。彼の話によれば、この踊りはフランス中西部のポワトゥーで生まれたとされます。メヌエット(menuet)という名前は、細かく(menus)ぎっしり詰まったステップに由来するそうです。 メヌエットの基本のパ(ステップ)は、すべての方向への移動がスムーズにいくよう、比較的単純に構成されています。  「体は左足に・・・


    2015.01. 6
  • LE MENUET

    Un prêtre, l’abbé Brossard,  est le premier à évoquer le menuet. A l’entendre cette danse serait née  dans le Poitou, région du centre de・・・


    2015.01. 6

バレエ・舞台用語講座: 最新の記事

  • プリエ

    クラシックバレエにおいて基本中の基本の動作。バーレッスンは、かかとが床から上がらない程度にひざを曲げるドゥミ・プリエ、 かかとをあげて(2番のポジションを除く)、ももが床と平行になるまでひざを曲げるグラン・プリエの組み合わせで始まります。本稿を書くにあたり、どうしてバレエのエクササイズのなかに、膝を曲げるだけの動作が入っているのか、 考えたら不思議になってきてしまいました。ごくごく当たり前過ぎて、・・・


    2009.02.25

バレエ エッセイ: 最新の記事

  • バレエの栄光の歴史がきらめく
    「薄井憲二バレエ・コレクション」の逸品を訪ねて その7

    1.20世紀後半のスターたち 「黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ」を踊るアリシア・アロンソ(1921-)とイーゴリ・ユスケーヴィチ(1912-1994) アロンソはキューバの国民的大スターのバレリーナで、1940年代からバレエ・シアター(現アメリカン・バレエ・シアター=ABT)で活躍。長年にわたりユスケーヴィチとの名コンビで『ジゼル』「黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ」、『テーマとヴァリエーション』(初演・・・


    2017.11.10
  • vol.2 --- 日本のバレエのフロンティア、橘秋子と牧幹夫

    橘秋子(本名、福田サク)は、東京にも欧米のような本格的なオペラハウスが必要だ、という気運が実を結び、帝国劇場が着工された1907年(明治40年)、宇都宮市宿郷町に生まれた。当時の宇都宮は、橘秋子の「少女のころ」(「Ballet Friend」1963年5月号)にも描写されているような、のんびりとした田園風景が広がっていた。橘秋子は、末娘として家族にも周辺の人々にも愛されて、明るく健やかに成長した。・・・


    2016.10.18