バレエの絞り込み記事一覧

名男性ダンサーだったチャブキアーニの華麗な踊りを復活した『ローレンシア』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiミハイロフスキー劇場バレエ(〜旧レニングラード国立バレエ〜)『ローレンシア』ワフタング・チャブキアーニ:振付『ローレンシア』は、旧ソ連時代の優れた男性ダンサーとして知られるワフタング・チャブキアーニが振付、1939年キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)で初演された。音楽はA.クレインが作曲し、ナタリア・ドゥジンスカヤと

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2016/02/10掲載

エルヴェ・モローとヴィラドムスによる豊かで成熟した「音楽とダンスのマリアージュ」

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi"Stars in THE MOONLIGHT" Hervé Moreau, Jorge Viladoms 「月夜に煌めくエトワール」エルヴェ・モロー、ジョルジュ・ヴィラドムス『煌めくエトワール』エルヴェ・モロー:振付、『トリスタンとイゾルデ』より「愛のパ・ド・ドゥ」ジョルジオ・マンチーニ:振付、『ツクヨミ』中村恩恵:

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2016/02/10掲載

2016年もあっという間に1ヶ月が過ぎ、日々色々なことを経験できることに感謝です。

今月はヨーロッパからお届けいたします。1月9日ベルリン国立バレエ学校公演を見ました。 全体は三部構成になっていて 第一部 振付:ナチョ・ドゥアト『CONCIERTO MADRIGAL 』 第二部 振付:マルコ・ゲッケ『ALL LONG DEM DAY』 振付:イリ・キリアン『SIX DANCE』 第三部 振付:グレゴール•ザイフェルト&ラリッサ•ドブラジャン『ボレロ』でした。Photo:E

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2016/02/10掲載

大人への成長を丁寧に表した小西裕紀子のクララ、伸びやかでノーブルな佐々木大の王子

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna桧垣バレエ団『くるみ割り人形』小西裕紀子:振付京都駅すぐ、とても立地条件の良い京都劇場で行われた桧垣バレエ団の『くるみ割り人形』。普段、バレエを見慣れない方も足を運ばれていることが感じられ、こんなに便利な場所にある劇場で行うことで、クリスマスの夜に多くの方がこのバレエを楽しまれることが日本でも浸透していく一つのき

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2016/02/10掲載

ソボレワのオデットとサファーノフのジークフリートの純粋な心を響かせ合った踊り

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Atsuko Suzunaミハイロフスキー劇場バレエ(〜旧レニングラード国立バレエ〜)『白鳥の湖』A・ゴルスキー:振付/A・メッセレル:改訂演出/M・メッセレル再演出『白鳥の湖』でオデット/オディールを演じたアナスタシア・ソボレワは、手脚が長く舞台映えがするダンサーである。脚は高く上がるし、長い腕を羽のように動かしもしたが、オデットとしての儚げな

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2016/02/10掲載

優しくて楽しい、踊ることがうれしくなる効果てきめんのマニュエル・ルグリのバレエの教え-----「NHKバレエの饗宴2016」に向けたルグリのレッスン

東京の春の恒例となった「NHKバレエの饗宴」が4月10日に幕を開ける。 第5回目を向かえる2016年のプログラムは、小林紀子バレエ・シアターの『レ・ランデヴー』、スターダンサーズ・バレエ団の『リラの園』、谷桃子バレエ団の『オセロー』(新作)。またウィーン国立バレエ団の橋本清香&木本全優、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の平田桃子&セザール・モラレスも参加する(演目は未定)。 そして第5回記念特別企

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2016/02/08掲載

オニール 八菜=最新インタビュー 2月にはロビンズの『ゴールドベルク変奏曲』を踊り、夏には日本でも踊る予定です

----東京はここのところ冬とは思えない暖かさなのですが、パリは寒かったですか。 オニール 今年はパリも暖かかったですね。 ----でも、ニュージーランドは今、夏ですね。あちらには帰られていますか。 オニール いいえ、2年あまり帰っていません。でも今年は、日本とパリは夏でニュージーランドは冬の頃に一度帰ろうかな、と思っています。弟たちや家族はみんなニュージーランドに居ますから。 ----話

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2016/02/05掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:バンジャマン・ペッシュ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURABenjamin Pech バンジャマン・ペッシュ(エトワール)1987年にオペラ座バレエ学校に入学し、1992年にオペラ座バレエ団に入団した彼。若いときはエネルギッシュな踊りで観客を魅了し、30代後半には『ドガの小さな踊り子』の黒服の男、『天井桟敷の人々』のラスネールなどどこかミステ

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2016/01/26掲載

[ロンドン] カルロス・アコスタがコベント・ガーデンに別れを告げた『カルメン』世界初演、タケット振付『エリザベス』

ワールドレポート/その他アンジェラ・加瀬text by Angela KaseThe Royal Ballet 英国ロイヤル・バレエ "Carmen'" by Carlos Acosta, "Elizabeth'" by William Tuckett『カルメン』カルロス・アコスタ:振付、『エリザベス』ウィリアム・タケット:振付また1人、バレエ界のスーパー・スターが本拠地の舞台に別れを告げようとし

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2016/01/22掲載

リアム・スカーレット『ヴィサラ』を踊った英国ロイヤル・バレエのファースト・ソリスト平野亮一に聞く

平野亮一が主演するリアム・スカーレット振付『ヴィサラ(Viscera)』、ジェローム・ロビンズ振付『牧神の午後』、ジョージ・バランシン振付『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』、カルロス・アコスタ振付『カルメン』が収録された「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2016/2016 」が、1月23日よりTOHOシネマズ日本橋ほかで公開される。一週間の限定上演だ。 そのなかで、リアム・スカーレット

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2016/01/21掲載

3月に来日するハンブルク・バレエのプリンシパル・ダンサー シルヴィア・アッツォーニ&アレクサンドル・リアブコ=インタビュー

----2016年3月には、ハンブルク・バレエ団が来日公演を行ってくださることを、たいヘん喜んでおります。私は1986年のハンブルク・バレエ団の初めての来日公演を観ており、その時に上演した『真夏の夜の夢』をまた上演してくださるので、個人的には二重の喜びです。 ノイマイヤー振付『真夏の夜の夢』は、とても楽しいバレエでした。手回しオルガンが登場したり、ガマル・グーダが演じたパックもとても良かったです。

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2016/01/18掲載

バーン・ザ・フロア9度目の来日公演が決定!2組のカップルにインタビュー

1999年の初演以来、世界中の観客を興奮の渦に巻き込んできたエキサイティングなエンタテイメントダンスが、2016年春、9度目の来日公演を行う。過去8回にわたる公演では45万人もの観客を動員した記録を持つこの公演、今回は『NEW HORIZON』と銘打ち舞台・楽曲・衣裳なども一新し、新たな世界観を見せてくれるという。そして、公演の最大の魅力であるダンサーらもますますパワフルに。2010年以降にこのカ

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2016/01/14掲載

舞台活動50周年記念ツアーで垣間見せたトワイラ・サープの幸せそうなダンス人生

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ西村text by BRUIXA NISHIMURATwyla Tharp「50th Anniversary Tour」 トワイラ・サープ 50周年アニバーサリー・ツアー「50th Anniversary Tour」Twyla Tharp 「50周年アニバーサリー・ツアー」トワイラ・サープ:振付11月17日から22日まで、トワイラ・サープ50周年記念ツアーの

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2016/01/12掲載

マリインスキー・バレエ団のダンサーによる豪華絢爛の『ジュエルズ』全幕を堪能した

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiマリインスキー・バレエ団『ジュエルズ』ジョージ・バランシン:振付バランシンが振付けた『ジュエルズ』は、1967年にニューヨーク・ステート・シアターで初演された。 第1部「エメラルド」はフランス人作曲家ガブリエル・フォーレの『ペアリスとメリザンド』『シャーロック』など、第2部「ルビー」は、ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴ

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2016/01/12掲載

愛することの苦悩を踊ったテリョーシキナの圧巻の演舞が際立った『愛の伝説』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiマリインスキー・バレエ団『愛の伝説』ユーリー・グリゴローヴィチ:振付『愛の伝説』は1961年にマリインスキー劇場(当時はレニグラード・キーロフ劇場)で初演された。以来マリインスキー・バレエが、初めて国外でこの演目を上演することになったのが今回の舞台で、ユーリー・グリゴローヴィチの原典版である。私はロシアでもなかなかチャ

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2016/01/12掲載

あっという間に過ぎ去った2015年

お世話になった方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。ありがとうございました。暖冬の日本とはうってかわり、1月、ベルリンは一面の銀世界。冬本番で2016年の幕開けです。 2016年もどうぞよろしくお願い申し上げます。先月は、バレエ公演と研修のツアーで12月12日から20日に渡り、ラトビア、スウェーデン、エストニア3カ国を回ってきました。 世界文化フェスティバルに参加するために、半年位前か

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2016/01/12掲載

ロマン主義音楽家ベルリオーズの半生を華麗な表現を駆使して描いた『幻覚のメリーゴーランド』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi松崎すみ子バレエ公演『幻覚のメリーゴーランド』『鳥』松崎すみ子:振付、『vulcanus』松崎えり:振付松崎すみ子バレエ公演は、松崎すみ子が振付けた『幻覚のメリーゴーランド』『鳥』と、松崎えりの振付による『vulcanus』を上演した。公演タイトルとなっている『幻覚のメリーゴーランド』は、1994年に初演された舞台の再

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2016/01/12掲載

クララの気持ちに寄り添いながら、スリリングな魔法世界が展開するNBAバレエ団の『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『くるみ割り人形』久保綋一:演出・芸術監督NBAバレエの『くるみ割り人形』は、2013年から久保綋一の演出によるヴァージョンが上演されている。久保の演出は、映像を効果的にに使って『くるみ割り人形』の物語で繰り広げられる魔法を、ファンタスティックに美しくそして楽しく描き出す。第1幕はクリスマス・イブ。ドロッ

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2016/01/12掲載

川口節子のオリジナリティのある『ロミオとジュリエット』が心に響いた

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna川口節子バレエ団創作公演「舞浪漫2015」『ロミオとジュリエット』『夫婦』川口節子:振付、『The Carnival Suite』『GREEN』『Twinkle Star Variations』『Different Trains』松村一葉:振付、『まる』木原浩太:振付川口節子バレエ団、クラシック・バレエでも見応え

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2016/01/12掲載

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