バレエの絞り込み記事一覧

今回は日本からお送りします

ベルリン国立バレエ団は只今夏休み。皆思い思いの夏を楽しんでいることと思います。 6月28日 ベルリンからグラナダへ。 テーゲル空港に集合し、エアベルリン(航空会社名)でマラガまで約2時間飛行。 マラガからバスで2時間、ようやくグラナダに到着したのは22時ごろでした。 マラーホフ監督や、ポリーナ・セミョーノワなども皆バスで一緒に行きました。 ホテルはアーハンブラ宮殿のすぐ近くだったので山の上。 走

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2008/08/10掲載

オーストラリアにいます!

ロンドンのお店は夏服を売り出していたのに、オーストラリアはロンドンで見なくなった冬服が売り出されています。頭では、「オーストラリアは冬に入る」と分かっていても、なかなか実感がわかないので冬服を見た時は戸惑いました。はい、相変わらず短いリハーサルでした。(笑) 1週間、リハーサル期間があると聞いていたのですが、月曜日にロンドンからシドニーに着いて、火曜日は組合の決まりで(インターナショナルの移動日の

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2008/07/10掲載

[スペイン] スペインの豊穣を感じる『ロミオとジュリエット』

~来日公演に先駆けてナチョ・ドゥアトの『ロミオとジュリエット』を観る~80年代以降長らくダンス界の話題の中心だったキリアン、ノイマイヤー、フォーサイスに続く筆頭で、クラシック・バレエをベースに「美しいダンス」を創る 希有な振付家、なかでもひときわ輝きを放つ一人が、ナチョ・ドゥアトだ。キリアンのネザーランド・ダンス・シアターでダンサーとして活躍し、その後カンパ ニーの専属振付家に就任。1990年から

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2008/07/10掲載

2007~2008年シーズンが終わりました

2007~2008年シーズンが終わりました。バレエ団は6週間の夏休みに入ります。 来シーズンは8月に始まります(本番が始まるのは9月です)。 6月7日 「リング」の今シーズンラストの本番 ジークフリード:ミカエル・バンテェフ ブリューヒュンデ:ナディア・サイダコーワ ローゲ:ライナー・クレンシュテッター この日の公演は皆心をこめて故ベジャールさんの為に捧げました。 3年前、ベジャールさんが3週間

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2008/07/10掲載

『くるみ割り人形』がやっと無事に終わりました!

今回は怪我人や『シザーハンズ』と重なって人の出入りがたくさんありましたが、最後はみんなhappyな気持ちで終えたので良かったです。 みなさんの応援と、またわざわざイギリスまで観に来て下さった方、どうもありがとうございます。私は、週の1日休みに『シザーハンズ』のリハーサルをしました。やはり違う作品をやりながらのリハーサルはきつかったです。 最後に参加したリハーサルは、カンパニーがシドニーに行く1週間

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2008/06/10掲載

牧阿佐美版『ラ・バヤデール』、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi クラシック・バレエの名作の中でも、『ラ・バヤデール』はスケールが大きく、壮大なテーマを扱っている。それだけに新制作にあたる演出・振付家は、大き な意気込みをもって臨むことが多い。数々のクラシック・バレエの新制作を手掛けたヌレエフが、『ラ・バヤデール』だけは自身が踊っていた祖国のキーロフ・ バレエのヴァージョンを忠実に

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2008/06/10掲載

シーズンも残すところ1ヶ月となりました

6月に入り2007~2008年のシーズンも残すところ1ヶ月となりました。5月14日 国立歌劇場のオペラ部門の芸術監督ペーター ムスバッハが解雇されました。 現在時期候補を探しているそうです・・・。5月18日 『With out Tutu』の初日でした。 まず最初は 「The Vertiginous Thrill of Exactitude」 振り付け、ライト:William Forsythe 音楽

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2008/06/10掲載

クララを演じています!

私はクララのカバー(クララ役の二人がアクシデントで出演できない時だけやります)なので、クララのリハーサルが全部終わったら、緊急の時にすぐできるように1回だけ出演の経験ができます。その後は緊急の時しかやらないはずでしたが、クララ役のケリーが怪我をし、急遽クララをハナと私でやっています。1幕のクララとナットクラッカーのデュエットは、毎回踊っていてとても気持ちが良いです。特にリフトが多いので私はいつも空

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2008/05/10掲載

ベルリンは今最高の気候です

年々増え続ける観光客やベルリン市民、外でカフェを楽しむ人の姿や、公園や博物館を散策する人々で賑わっています。 4月6日 日本でYダンスカンパニーの公演にライナー・クレンシュテッターと飛び入り参加。4日は「チャイコフスキー」の本番で、ライナーは主役だったので大変でした。 今回は日本で「くるみ割り人形」のグラン・パ・ド・ドゥなど踊りました。 5日の朝、家を5時半に出て、7時にベルリンを出発。日本には

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2008/05/10掲載

日本は春ですか?

イギリスはまだ暗い冬ですが、少しずつ庭や道路に花が咲きだしています。『The Nutcracker!』のイギリスツアーも半ばに入りました! 相変わらず、私たちは公演の合間にカバーの役のためのリハーサルをしています。私はクララのリハーサルが始まり忙しくなりました。早くこのリハーサルを終えたいです!(笑) マシューから『The Nutcracker!』のメンバーに今後のツアーの説明がありました。 まず

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2008/04/10掲載

春の到来です

4月になりました。 私が最も好きな季節、春の到来です。 3月は久しぶりにロシアを訪れたり、ベルリン国立歌劇場でフェスティバルが行われたり、芸術を満喫しました。 3月9日、14日 「チャイコフスキー」の公演でした。 この両日、セカンドキャストに交代しました。 チャイコフスキー:ミカエル・バンテェフ チャイコフスキーの影:ビスラウ・デュディック メック:ビアラ・ナテェワ 妻:エレナ・プリス 3月15

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2008/04/10掲載

大々的なNew Adventures companyのオーディションがありました。

4月から『シザーハンズ』のオーストラリア公演、パリ、ロンドン公演のリハーサルが始まるためと、来年の『ザ・カーマン』、2009年から2010年に予定の『スワンレイク』のためです。審査員はマシュー・ボーン、エタ、スコット、そしていつもダンスキャプテンをしているアダムとレイチェル(ランカスター)でした。120人の女性と90人の男性を4グループに分けて行われました。 女性陣たちは『ザ・カーマン』の2幕のト

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2008/03/10掲載

暖かくすごしやすいと思っていたら・・

今月は、今年の冬は暖かくすごしやすいと思っていたら急に雪が降ったり、ストライキで交通機関が麻痺したり、明日が予想できないベルリンからお届けします。 2月13日~16日 berlintanzolympが開催されました。 若いダンサーのためのダンスコンクールです。 クラッシックのほかに、コンテンポラリー部門、民族ダンス部門に分かれ、カテゴリーもプロフェッショナル部門、ノンプロフェッショナル部門に分か

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2008/03/10掲載

怪我をしました!

ジャンプしながらパートナーの左側から右側へ移動する時に右腕を回すのですが、腕と肩と首が別々のタイミングに動いたみたいでむち打ちのようになってしまいました。 でも、ちょっとした寝違いのような感じだったのでそのまま舞台を続けていましたが、2幕後半に相手のキューピット役の男性に「右に首が回りにくくなっているよ」と言われてしまいました。 終演後にフィジオのエヴァに見てもらいましたが、あまり良い状態でないと

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2008/02/10掲載

マラーホフ監督復帰で、嬉しい2008年のスタート

今月はマラーホフ監督復帰で、バレエ団も嬉しい2008年のスタートとなりました。 1月9日 ベルリン国立バレエのリハーサルが4時半まであり、その後ハンブルグへ直行。 ハンブルグへはベルリンから300キロ、10分ほど遅れてしまいましたが、ハンブルグバレエの「くるみ割り人形」を見に行きました。 ノイマイヤーの「くるみ割り人形」は初めてでしたが、さすがオリジナリティーがありとても面白かったです。 ダンサ

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2008/02/10掲載

ススー(仏/Sous-sus)

「ススーのまま、腕はアン・オーでキープして!」バレエのレッスン中、よく耳にしそうなお馴染みのフレーズじゃありませんか?今日はブリーゼしなかったな...という日があったとしても、ススーをしない日は一日たりともないでしょう。ススーとは。ポーズの名前です。足を五番にクロスさせ、ルルベで踵を持ち上げドゥミ・ポワントまたはポワントにすると同時に、よりクロスをきつく、タイトな五番にします。親指同士が重なるまで

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2008/01/21掲載

シャンジュマン(仏/changement)

人を馬鹿にするな!とお怒りの声が聞こえてきそうですが、シャンジュマンは、人の名前ではありません...。 クラシックバレエの、跳躍するパのひとつで、正式名称はシャンジュマン・ドゥ・ピエchangement de pieds。 シャンジュマンはフランス語のシャンゼchanger(動詞)の名詞で、意味は「交換」。垂直に飛びながら足を交換するパのことです。動きとしては、5番のドゥミ・プリエから真上に飛び上

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2008/01/20掲載

シソンヌ(仏/sissonne)

ジャンプのパのひとつ。5番のポジションからドゥミ・プリエをして両足で踏み切って片足で降りる動きのこと。フランスのシソンヌ伯爵が考え出したステップで、名前の由来はそこにあるそうです。空中で胴部分を前後左右に移動させることが多いです。小さく行う場合はあまり移動しませんが、grandeが付く大きなシソンヌでは心持ち深くプリエし力を貯め込んで、大きく移動させます。アン・レールで空中に残す片方の足の表情や着

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2008/01/19掲載

シェネ(仏/chaines)

直訳では、連鎖、鎖、チェーン。回転技の一つで、両足を一番ポジションか五番ポジションにして、ポアントやドゥミ・ポアントでくるくるくるっと、素早く連続で回転しながら、直線や円を描くように移動する動作のこと。進行方向に向かって一歩前に出して一回転。また一歩出して一回転...。この動作が繰り返されている訳で、まさにターンがチェーンのように連なってゆきます。シェネは、乱れることなく、徐々に加速するか同じ速度

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2008/01/18掲載

コール・ド・バレエ(仏/corp de ballet )

大ざっぱに言ってしまえば、群舞のダンサーたちのこと。コール・ドと大概略称される。プリンシパルについては、誰それが良かった♪と名指しで語られるが、コール・ド・バレエに関しては「コール・ドが云々...」と、マスとして見なされる。バレエダンサーの世界は厳格に階級で区分され、ピラミッドの頂点からプリンシパル、ソリスト、そして底辺のコール・ド・バレエの順に人数も多くなっていく。 彼らを「ソリストの引き立て役

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2008/01/17掲載

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