バレエの絞り込み記事一覧

森田玲子とキジママナカの自作自演の2作が「なにわ芸術祭新人賞」を受賞した──なにわ芸術祭

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna第53回なにわ芸術祭バレエ&コンテンポラリーの饗宴全日本洋舞協会、産経新聞社ほか:主催日本舞踊や落語、クラシック音楽、ジャズなどさまざまなジャンルの舞台が行われ、時代を担う芸術家に新人賞が贈られる「なにわ芸術祭」。産経新聞社が昭和39年(1964年)に創設、今年53回目となる総合芸術祭だ。その一環として行われた「

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2016/06/10掲載

オーレリ・デュポンとともにこの夏来日し指導を行うパリ・オペラ座バレエ団教師 アンドレイ・クレム インタビュー

----- この夏に日本でバレエの指導してくださるとのこと、うれしく思っております。 今回、日本の子どもたちに指導しようと思われたきっかけは何ですか。クレム 今回、日本のダンサーのみなさんを指導する機会を得て、とてもうれしいです。 日本のバレエ文化が、この30年ほどで飛躍的に発展したことに心をうたれたことがきっかけです。私は1985年、まだボリショイ・バレエ・アカデミー(ボリショイ・バレエ学校)の

  • #インタビュー & コラム
  • #インタビュー

2016/05/26掲載

【第13回】脚はちゃんと上がる(2)〜アラベスクにも上がる〜

前回のデュバーンとアラセゴンは、股関節より前方に脚を上げたのに対して、今回は後方に向けて上げるアラベスクについて、解説したいと思います。 「股関節の屋根」 腿の骨がはまっているソケット部の骨盤の形状が、斜め前向きに口を開いているので、前と横には脚は上がりやすいのですが、後方には骨盤が「壁または屋根」のように覆い被さっているので、骨盤を傾けない限り、脚は後ろに上がりにくくなっています。アラベスク

  • #お役立ち
  • #バレエ・ピラティスによるカラダ講座

2016/05/11掲載

【第13回】Roll Over&Scissors(ロールオーバー&シザーズ)-エクササイズ-

逆さまの姿勢でお尻を腹筋で宙へ持ち上げ、立ったときに腹筋により骨盤から足裏へと地面を押す。すなわち「腰を据えて、体を引き上げる」感覚を得るエクササイズです。 お尻や太ももの強い力で動きを出すと、腹筋は「何とか姿勢を制御」しようとして振り回されるのに対して、腰椎やそれを取り囲む腹筋群を「動きの要、動きの始め」とすることで、股関節は更に動きが良くなるような意識を高めましょう。 「Roll Over

  • #お役立ち
  • #バレエ・ピラティスによるカラダ講座

2016/05/11掲載

4月はロシアの都市サンクトペテルブルクとペルミ、そしてラトビアの首都リガ、ドイツの首都ベルリンに行ってきました。

サンクトペテルブルクでは、ワガノワバレエ学校やエイフマンバレエ学校を訪れ、マリンスキーバレエのクラスを受けたり、バレエ団のリハーサルを見学ました。 ワガノワバレエ学校では、25年前からお世話になっている、リュドミラ・コワリョーワ先生やマリア・グリバーノワ先生のクラスを見学しましたが、圧巻! 本当に勉強になりました。コワリョーワ先生は別名、"魔法使い教師"。先生に習うと強く美しくなる、と言われている

  • #インタビュー & コラム
  • #コラム 針山愛美

2016/05/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:シモン・ル・ボルニュ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURASimon Le Borgne シモン・ル・ボルニュ(期間限定契約 臨時団員)パリ・オペラ座で4月、マギー・マランの『Les Applaudissement ne se mangent pas(拍手は食べられない)』の公演があった。舞台で1時間強踊り続ける8名のダンサーの一人に選ばれた

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2016/05/10掲載

[ロンドン] シェイクスピア没後400年を記して『冬物語』が再演され、平野亮一がポリクセン役を踊る

ワールドレポート/その他アンジェラ・加瀬text by Angela KaseThe Royal Ballet 英国ロイヤル・バレエ団"The Winter's Tale'" By Christopher Wheeldon 『冬物語り』クリストファー・ウィールドン:振付今年はイギリスが生んだ文豪ウィリアム・シェイクスピア没後400年。これにちなんで世界各国でシェイクスピア400と名付けられた様々な

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2016/05/10掲載

主役2人の渾身の演技が圧倒的な輝きを放ったベインズ版『白鳥の湖』

AUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"SWAN LAKE" STEPHEN BAYNES 『白鳥の湖』 スティーブン・ベインズ:振付オーストラリア・バレエ団の2016年シドニー公演のオープニングを飾ったのは『白鳥の湖』だ。この作品はオーストラリア・バレエ団が50周年を迎えた4年前、バレエ団の座付き振付家、スティーブン・ベインズ(Stephen Baynes) に委嘱された全

  • #ワールドレポート
  • #オーストラリア

2016/05/10掲載

ジェイムズに抜擢された宮川新大の出色の演技と渡辺理恵の宙を舞う優雅なステップ

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Atsuko Suzuna東京バレエ団『ラ・シルフィード』ピエール・ラコット:振付(フィリッポ・タリオーニ原案による)斎藤友佳理が東京バレエ団芸術監督に就任して手掛けたプロジェクトの第2弾は、ロマンティック・バレエの傑作『ラ・シルフィード』(ピエール・ラコット版)だった。バレエ団としては3年振りの上演だが、斎藤はこの題名役を国内だけでなく、名門ボ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2016/05/10掲載

ルグリ指導のブルノンヴィル2作品、谷桃子バレエの新作『オセロー』他、NHKバレエの饗宴

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNHKバレエの饗宴 2016マニュエル・ルグリ プロデュース「未来のエトワールたち」、スターダンサーズ・バレエ団『リラの園』、谷桃子バレエ団『オセロー』、橋本清香 木本全優『モーツァルト・ア・ドゥ』、小林紀子バレエ・シアター『レ・ランデヴー』、平田桃子 セザール・モラレス『くるみ割り人形』2012年に始まった「NHKバ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2016/05/10掲載

米沢唯、木村優里、池田理沙子のバレエ・プリンセスが踊り、バレエの美しさと楽しさを表わした

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi「Ballet Princess 〜バレエの世界のお姫様たち〜」伊藤範子:演出・振付、チャコット株式会社:主催・企画制作3人の王女さまを主人公にしたバレエ「Ballet Princess」が、バレエ鑑賞普及啓発公演として上演された。 最近は、クラシック・バレエを分かり易く子供向きにアレンジして上演する舞台が多くなってき

  • #ワールドレポート
  • #東京

2016/05/10掲載

演技も技術も兼ね備えた実力派の二人、楠本理江香のキトリと青木崇のバジル──

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna本田道子バレエ団『ドン・キホーテ』深川秀夫;振付実力派のヴェテランダンサー楠本理江香と青木崇が主演した『ドン・キホーテ』。さすがに物語に引き込む芝居心がこなれていたとともに、深川秀夫による演出・振付もダンサーたちに合う工夫が随所に散りばめられていて楽しめる舞台に仕上がっていた。キトリの楠本は1幕の登場から明るく、

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2016/05/10掲載

【第12回】脚はちゃんと上がる(1)〜ドゥバーンとアラセゴン〜

バレエをする人は様々で、脚がよく上がる人もいれば上がらない人もいます。股関節の作りや可動域に多少の個人差はあるとしても、どうして脚の上がり方にこのように差が出てしまうのでしょう?「どうすれば脚が上がるようになるか」を追い求めるより、「どうして脚が上がらないのか」を明確に知り、改善することで脚はちゃんと上がると思いますよ!「動き始めで決まる運命」 脚が上がらない大きな理由の一つ目は「脚、特に太もも

  • #お役立ち
  • #バレエ・ピラティスによるカラダ講座

2016/04/14掲載

【第12回】Mermaid マーメイド&バーに脚乗せストレッチ-エクササイズ-

「Mermaidマーメイド」 横にポールドブラを入れて、背骨をしなやかに側屈させるエクササイズです。しかし今回は「股関節がビックリするような力を入れない」ことに集中してみましょう。 あぐらで座り、高い姿勢から横ポールドブラを入れて手を着いて更に遠くへ。背骨の一番下の段から積み上げていくように元の高い姿勢へと帰ります。 行きも帰りも動き始めで尾骨坐骨、大転子が「ギュウっ!」と唸りを上げてきますの

  • #お役立ち
  • #バレエ・ピラティスによるカラダ講座

2016/04/14掲載

いよいよ第4回目の日本開催TBE東京が始まりました!!

アメリカからの講師陣も前々日の夜に着き、前日はゆっくり時差ぼけをなおし、私とディレクターのベンは準備に取り掛かり、と相変わらずの忙しいスタートを切りました。 初日は、受講の生徒や保護者の方々へTBEから御挨拶とレッスン内容の説明を行い、早速ウォーミングアップ、ダンスのレベル分けに入りました! 私が担当したのは、『ウエストサイドストーリー』から「クール」。このレッスンは、ただ振りを踊るだけでなく、こ

  • #インタビュー & コラム
  • #コラム 友谷真実

2016/04/12掲載

桜が美しい季節に、日本で過ごすことができ感動しました。

春休みには、数日間ワークショップで充実した時間を将来のバレリーナと過ごすことができ、またコンクールの審査員としても沢山勉強させていただく事ができました。3月19日キエフ国立オペラ劇場にて、「マラーホフ」版の「パキータ」初演がありました。 2月にマラーホフ氏のアシスタントとして振り付け指導をさせて頂きましたが、今回は私1人でキエフに行く事になり少し責任を感じていました。 3月中旬からキエフに行き、仕

  • #インタビュー & コラム
  • #コラム 針山愛美

2016/04/12掲載

[ フランクフルト ] 即興性を発揮させる振付、フォーサイスのインスタレーションによる「The Fact of Matter」展

ウィリアム・フォーサイスのインスタレーションを中心に構成されたThe Fact of Matter展が、2015年10月17日から2016年3月13日までフランクフルト現代美術館で開催された。 振付家としてのフォーサイスというと、「ハード・バランシン」、「バレエのデコンストラクション」、即興を使った集団創作やメディアテクノロジーを用いたダンスの分析や創作など、知的でともすれば難解なイメージを思い浮

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2016/04/12掲載

ページの先頭へ戻る