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三光 洋 
[2013.02. 6]

パリのエレファント・パナマで、ノエラ・ポントワ(元オペラ座エトワール)回顧展が始まる

1302noella_01.jpg (C)Emmanuel Donny

2月1日から3月29日まで開催されるノエラ・ポントワの回顧展に先立って1月31日夕刻に内覧会が行われた。会場はガルニエ宮に近い文化センター、エレファント・パナマ(10, rue Volney, 75002 Paris tel 01 49278333  elephantpaname.com)である。
会場にはブリジット・ルフェーヴル・パリ・オペラ座バレエ監督、2月公演でミカド役を踊るエトワール、エルヴェ・モローをはじめとするバレエ関係者やジャーナリストたちが集まった。娘のミテキ・クドーの姿も見られた。
17時にまず回顧展を企画したエレファント・パナマの支配人ファニー・フィアットからの挨拶があった。スジェとして2009年までオペラ座のダンサーだったフィアットは自分の恩師であるノエラ・ポントワへのオマージュとしてこの展覧会が構想したという。
続いてノエラ・ポントワへのレジオンドヌール勲章オフィシエ賞の授与式が行われた。フランス学士院会員のユーグ・ガル、パリ・オペラ座元総監督による長いスピーチがあった。ユーグ・ガルは1994年から2003年まで9年間にわたってパリ・オペラ座のトップとして現在のオペラ座の基盤を築いた人だ。「ノエラは気品、美貌、演技のすべての点において傑出した『私のエトワール』です。総監督として新しいエトワールを任命する際にはいつもノエラが理想のエトワールとして念頭にありました」と思い入れを披瀝した。

1302noella_02.jpg (C)Emmanuel Donny

勲章をユーグ・ガルから上着に付けられたノエラ・ポントワは回顧展実現にたずさわった人々への謝礼を述べ、「将来エトワールになれると思って踊っていたわけではありません。ガルニエ宮の舞台に立つだけで幸せだったのです。アーティストとしての最高の瞬間をとらえた映像をみなさまと分かち合えることに感謝しています」と心境を語った。 
回顧展は一階、三階、四階を使い、ポートレート、演目ごとの舞台写真、ノエラの子供時代からオペラ座学校、娘のミテキ・クドーとの家族写真や当時の新聞雑誌の記事、実際の舞台のビデオから構成されている。『ドン・キホーテ』のキトリ役で使った扇や舞台衣装も展示され、また四階には鏡台のある控え室が再現されている。
一つ一つの写真や衣装を前にしたファンには、「神々しいエトワール」の舞台の場面場面が蘇ってくるだろう。

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