reporter:鳥谷部彩子
[2004.07.10]

No.4 クラシックバレエ編

ちまたでは、健康ブームの波に乗って「大人から始めるバレエ」なるものが流行っているようですが、カク言う私もそのミーハーなひとり。(^。^)。
どうせやるならと、ダンスの専門家Chacottさんの門を叩き、体験レッスン受けちゃいました!
豊富に揃うメイクグッズや衣装フロアの上に、スタジオまであったなんて知らなかったー。

なぜバレエ?
バレエといえば男子のぴちぴち白タイツに、ちょっと雑技に近いつま先が痛そうなダンス・・・。
そんな印象しかなかった私の頭をガラリっっと変えたのは、来日した本場パリ・オペラ座の舞台でした。
白タイツだからこそ魅せる筋肉美とダイナミックな動き!蝶のように軽やかに飛び回る白いチュチュ。
うひゃ~~うひゃ~やっぱりバレエはダンスの王道なんだわー!
これを知らずして舞妓になれずべからず?!(ん、日本語変だ?)

そんなこんなで家に帰って立ちはだかるのは厳しい現実・・・。
鏡の前に立つ自分の“ナリ”とのギャップ。
イエイエ。大事なのは“なりたい自分”をイメージすること・・・
というわけで、この日もまずはイメージトレーニングからばっちり臨むことにしました。
チャコット渋谷本店の地下一階にずらりと並ぶビデオ・DVDや書籍の数々。
視聴から、なんと映像の試し見まで出来るようになっていました!すごいーー!太っ腹Chacottさん!

こちらでサンプルビデオの試聴ができます。

渋谷本店の誇るオーディオビジュアルコーナー。ダンス関連のビデオ、DVD、CD、書籍が豊富にそろっています。


こちらはCDの試聴コーナー。レッスンCDやヴァリエーション集、舞台作品のCDなどがあります。


バレエはとにかくレッスンビデオが豊富。このコーナー全てレッスンのビデオ&DVDです。目的や好みに合わせて選べます。

担当の方に呼ばれていった先には、ざっと取り揃えられたバレエの練習着。
きゃ=☆アレも着たい。これも着たい。一度着てみたかった、カッコイイれっぐうぉ~まーに色鮮やかなレオタードたち。
いかん。いかん。そういえば私、数年前に水着売り場で、気に入った水着を試着したところ
「お客様だと、ちょっと“プロレスラー”みたいに見えてしまいますね」と店員に言われて以来、ちょっとした軽い”コーディネイト恐怖症”が持病になっていたんだわ。(;。;)/

バレエといえば、あの糸のような華奢な体・・・私の場合、ムネの無さは悠々合格ラインとしても、とてもピンクタイツがはける柄ではございませんで、結局、頭からつま先まで、お店の方に選んで頂きました
うふふ☆★初めてのバレエ着。けっこう可愛んぢゃなぁい、私。(自分で言ってる。イヤ、自分で言わなきゃ!)
だってダンスは形から入ることが大事☆(?)そうそう、イメージが大切なわけです。
まずは自分の気持ちをマインドコントロールしてっと・・・。
バレエのレッスンはレオタードにタイツが基本。チャコットのカルチャースタジオでは持っていない方はとりあえずTシャツにスパッツなどでもOK。
レオタードは素材、色、袖の長さやえりのデザイン、背中の開き具合など好みに合わせて選べます。巻きスカートやショートパンツ、サウナパンツなどを重ねて コーディネイトが楽しめます。身体のラインが見える格好の方が、先生にも見てもらいやすいですし、自分でチェックしやすいのでオススメです。お教室で指定 の服装がある場合も。
バレエシューズは皮のタイプと布のタイプがあります。床のすべり具合や好みに合わせて選びます。裏底が右の二足の様に離れているスプリットソールはつま先 をより伸ばしやすくなっています。色もこのほか白や黒がありますが、タイツの色と合わせると脚をより長く美しく見せられます。
いよいよ始まったレッスン。
私が体験させていただいたのは、栗原直子先生のバレエ入門コース。

集まってくる生徒さんの数は、予想以上にたくさんいてビックリ!
年齢・性別・動機もさまざまって感じだけど、みんなはどんな理由から始めてるのかしら??
仕事から離れて、こういう趣味・習い事の友達ってイイなーーなどとボヤボヤしていると、早速生徒さんたちはイソイソとバーの準備をはじめ、各自ストレッチが始めました。
そこへ元気な声と笑顔で先生の登場です。

隣や後ろの人とぶつからない位置でバーにつきます。

まずはストレッチ、身体をほぐします。
さてさて、早速立ちはだかった第一関門!
慣れないフランス語の型名(?)たち・・・
一番、二番、三番・・・は日本語として(@。@)/、プリエ、シャッセ、くるぴえ、ぐらんBADMAN?!・・・チガウ違う~!
でも大丈夫。先生は全然わからない人にもわかりやすく、基本の形、回数だけでなく、なりやすいけどなってはイケナイ例もきちんと見せてくれながらレッスンは進みます。

バレエといえばnobleな感じ。コワイ先生には馴れ馴れしく話しかけられず・・・ってイメージですが、失敗するたびにクラスは笑いにあふれたり、とても楽しい雰囲気でした。
それでも75分、レッスンはみっちり続きます。
途中、チロチロ何度も前の人の動きをカンニングしながらせっせ、せっせ・・・。
まわってくる先生に骨盤をぐっ!と矯正されては、呼吸をして意識し直し・・・。
はたまたバーを引っ張りすぎてガタンッ!まわりの皆さん、本当にゴメンナサイ。バーに頼っている証拠です。
だって身体のバランス感覚、悪すぎるんですもの・・・ふぅ。

まるで舞台女優のようにハキハキテンポよく発声する先生の声に乗せられて、気がつけば私の顔はゆでタコ状態にじわじわ汗・・・普段あまり汗はかかないのに、なんで?? たいした激しい動きはしていないのにー!

両手でバーに軽くつかまって、まずは“プリエ”から。専門用語も徐々に聞き慣れていきます。

バーを離して“パッセ”でバランスをとります。難しいっ!
みなさん、普段の生活で足のつま先、手の先まで意識することってありますか?
(ルミコ小柳ぢゃぁあるまいし、まさか鍋一つとるのにヒップアップもしていられませんよね)
身体のあらゆる部分を意識して動かすってことって、こんなに難しくて、エネルギーがいることとは知らなかった・・・

いよいよレッスンも佳境になり、ここでやっと私のイメージトレーニングの成果が現る(??)というもの!!(^@^)\
いわゆるバレエっぽい動きの基本練習。ところが・・・
ちょっと待ってー。できない。できない。全然出来ませんっっ。
頭の中ではあのダンサー、このダンサーがやってたこの動き、しっかり理解しているつもりなのに!
片足で立つって・・・た、た、立てない。カ、カ身体が、ゥゥオオぉぉぉ重たいぃぃぃ==
アサンブレ、ぶぶぶぶぶっぶ~そりゃないでしょ!アナタ、いったい何がしたいのですかー??
パッセをすれば、あ~~れぇ~くるくるくるくる・・・・ゼンマイ仕掛けのお人形みたい。
私の骨盤って、骨って歪んでるのー?

「薄い氷の上をそっと飛び跳ねるように・・・・」って、っせんせい、それは無理ですよ!
鉄をも打ち砕きかねないこのガタイ・・・持ち上がりません!
どこが白鳥ですかっっっ。。まさに私が瀕死の白鳥だっちゅうねん!

バーレッスンをたっぷり行った後はフロアレッスンです。4番ポジションからピルエットの練習!


腕、脚、お腹、背中…身体のすみずみまで意識して鏡の中の自分と向き合います!
はぁぁ~。ましてバレリーナは、トゥシューズ履いてつま先立ちなんて。夢のまた夢だわ。
舞台のダイヤモンドは、一日ではなりません。
足につま先があることを知る→意識する→伸ばすことに始まり、こんな地道な動きから毎日毎日コツコツコツコツ・・・・・。
だからこそ舞台の上で、貴重な輝きを放つのだわ (*-*)「
んーー美しさの理由(ワケ)を学びました・・。

そんな落胆・撃沈はさておき、心地よいジワジワ汗をかいて気持ちよ~~くレッスンは終了。
充実した内容に加え、自分なりにも笑い絶えない楽しいレッスンとなり、ははースッキリ。気分爽快。運動感上場(意味分からん?)
栗原先生も、ホント爽やかで気さくな先生で、レッスン後にも生徒さんの質問に答えていらっしゃいました。
どうもありがとうございました☆!

ともあれ、私にとってこの体験レッスンは、体重を意識するよい機会となったわけで、バレリーナがレオタードを着る意味が分かりました。

身体の美しさが命、だからレオタード。だからタイツなのですね。
そうだったか・・・これから夏だし、身体のボディラインが気になるところ。
これはいい機会かな?

今度はお店のバレエウェアのフロアで堂々と言おう!「ピンクタイツをください!」と。
そう。いつの日か、私が細くて白い大根のような(?)足をスラリっ!と伸ばして舞う日を夢見て・・・うふふ。らんらん★

レッスン後、先生と。お疲れさまでした!
今回、大変楽しい体験となりました。
先生をはじめ、Chacottのスタッフのみなさん、ありがとうございました!

以上、鳥谷部でした!

 

■今回教えていただいたのは…

栗坂直子先生

1991年3月、チャイコフスキー記念東京バレエ団入団。ヨーロッパ、ロシア等6回の海外ツアーに参加し、東京バレエ団のレパートリーのクラシックからモダンまで数多くの作品に出演する。
1999年3月、同団退団。
主な出演作品:「ジゼル」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「ラ・シルフィード」「春の祭典」「ザ・カブキ」「ドン・ジョヴァンニ」「テーマとヴァリエーション」