針山愛美が中心となってウクライナのダンサーたちとともに淡路島を拠点として活動を展開しているAwaji World Ballet。ウクライナ出身のウラジーミル・マラーホフを招いて新作を上演したり、日本文化とウクライナの文化を融合する舞台を創作するなど、活発に活動している。その独特な「今日的」バレエ活動が注目を集め、4月13日には大阪関西万博のオープニングイベントとして、針山愛美振付『蔓の恩返し』を上演した。また、5月20日、21日には、関西・大阪万博「イタリア館」パビリオンで『乾杯の歌』『アヴェ・マリア』ほかを上演している。
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そして今回は、今年8月にますます厳しさを増す国際情勢の中で、＜平和への願い＞を込めて制作したオリジナル版 ベートーヴェン『第九交響曲』、ウクライナの民族舞踊『ゴパーク』などを上演することが決定した。
標題には＜Souls for peace＞を掲げており、「バレエ芸術を通して、愛と勇気、さらに＜命の大切さ＞をできる限り多くの方々にお届けしたい、と針山愛美はコメントしている。