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三光洋 
[2017.05.15]

ジェレミー・ベランガールがソロ作品でパリ・オペラ座バレエ団にアデュー

5月13日、パリ・オペラ座のエトワール、ジェレミー・ベランガールがガルニエ宮でのソワレ公演に登場し、オペラ座にアデューを告げた。

1975年8月19日パリ生まれのベランガールは1987年にパリ・オペラ座バレエ学校に入り、1993年にコール・ド・バレエの一員となった。1994年にコリフェ、1999年にスジェ、2001年にプルミエール・ダンスールに昇進し、2007年3月28日に『ドン・キホーテ』のバジルを踊ってエトワールに任命されている。

1705Jeremie-Belingard02.jpg (C) Opéra nataional de Paris / Ann Ray

近年はオペラ座の舞台への登場は稀で、例外は今年2月ガルニエ宮でのウェイン・マクレガー『ツリー・オブ・コーズ』のソロだった。
http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-paris/paris1703a.html
むしろ、オペラ座以外で振付家、ソリストとして活動し、2016年5月27・28日にはパリ日本文化会館で『Parade for the end of the worl』(世界の終末のためのパレード)」を作曲家の渋谷啓一郎、ビデオ作家のジュスティーヌ・エマールとのコラボレーションで発表していた。

さよなら公演で発表された『Scary beauty』も約20分間のソロ作品だった。ボルドー色の上下に濃灰色のコート、絹のスカーフをまとって現れたベランガールは、スカーフを投げ捨て、コートを脱いで映像で床に広がった水面に飛び込んでスペクタクルは始まった。渋谷啓一郎の音楽、アドリアン・Mとクレール・Bによるビデオ映像にベランガールの身体が一体となり、テクノロジーを駆使したモダンな作品となっていた。

公演が終わると観客は立ち上がって拍手し、舞台上にはオーレリー・デュポン現舞踊監督やニコラ・ル・リッシュ、バンジャマン・ペッシュらの元エトワールたち、さらにブリジット・ルフェーブル元バレエ監督らが次々に現れてベランガールを祝福していた。

1705Jeremie-Belingard01.jpg (C) Opéra nataional de Paris / Ann Ray
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1705Jeremie-Belingard03.jpg  (C) 三光洋 1705Jeremie-Belingard04.jpg (C) 三光洋 1705Jeremie-Belingard05.jpg (C) 三光洋