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[2007.08. 9]

音楽劇「三文オペラ」記者発表

 世田谷パブリックシアター10周年企画として音楽劇「三文オペラ」が上演されることになりました。 20世紀を代表するドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトが生み出した「三文オペラ」は社会の底辺で生きる人々を主人公に、20世紀のブルジョワ社会を痛烈に風刺した音楽劇です。
盗賊団のボス、メッキー・メッサーは街で出会ったポリーを見初め、早速、結婚式を挙げてしまう。ところがポリーは、メッキーと対立する貧民街の総元締・ピーチャムの一人娘だった・・・というストーリー。

今回は酒寄進一さんの新訳で、白井晃さんが演出し、作詞をROLLYさんが務めます。 今回は演出の白井晃さん、音楽劇初挑戦の吉田栄作さんを初め、篠原ともえさん、ROLLYさん、大谷亮介さん、銀粉蝶さん、佐藤正宏さん、猫背椿さん、そして世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村萬斎さんが登壇し記者会見が行われました。

 演出の白井さんは「今回の 10周年の企画に大きな音楽劇をやらせていただけることを非常に光栄に思っています。 (ベルトルト・)ブレヒトの作品を演出するのは今回初めてですが、 演劇をはじめた20歳そこそこの頃、ブレヒト(の作品)に出会って非常に衝撃を受けたことを覚えております。 ブレヒトと言いますと音楽のクルト・ヴァイルのことが出てきますが、この音楽性にも非常に惹かれて感化されたところがあります。
「三文オペラ」は80年近く前の初演で、作品が描かれた当時より現代は資本主義の状態に拍車がかかっていて、ここに書かれているテーマがより切実なもの、 より逼迫したものとして感じられる思い、翻訳を新訳として酒寄進一先生にお願いし、現代に即した言葉遣いで我々により切実なものとして伝わるようにしてい ただきました。」 (この新訳は書籍化の予定もあるそうです)

又この作品で音楽劇初挑戦の吉田栄作さんは
「今回大変素晴らしいチャンスをいただけたと思います。 今回は札付きのワル、メッキー・メッサーを演じさせていただきますが 昨年の秋から(演出の)白井さんと今回のメッキーの役作りについてお話しさせていただいている中で 彼の「悪さ」はもしかしたら逆説的な表現かもしれない、 根底にはものすごくきれいな透明なものを持っていて 戦争や暴力や貧困を何よりも憎んでいるそんな部分を持っているのではないかと いうようなことを考えました。 これから1ヶ月半くらいある稽古の中で欲を言えば観ていただいた方に そういう部分さえ観てていただけるような稽古をして行きたいと思います。」とお話下さいました。

舞台が「現代のアジアのどこか」になった三文オペラ。その世界で動き出す登場人物達。 この秋必見の舞台です。


音楽劇「三文オペラ」 >>>8/26(日)前売開始

●作=ベルトルト・ブレヒト 音楽=クルト・ヴァイル 翻訳=酒寄進一
●演出=白井晃
●出演=吉田栄作/篠原ともえ/大谷亮介/銀粉蝶/佐藤正宏/猫背椿/ROLLY、他

<東京>
●10/9(火)~10/28(日)
●世田谷パブリックシアター
●A席7,500円/B席5,500
●開演時間=10/9・10・12・16・19・23・24・26日19:00、11・18日14:00、13・14・21・28日14:00、17・25日14:00と19:00、20・27日13:00と18:00 月曜休演
*10日19:00、11日14:00、16日19:00、終演後アフタートークあり
●お問い合せ=世田谷パブリックシアター 03-5432-1526  http://setagaya-pt.jp/

<兵庫>
●11/9(金)~11(日)
●兵庫県立芸術文化センター中ホール
●A席8,000円/B席6,000円
●開演時間=9日19:00、10・11日13:00
*9日19:00終演後アフタートークあり
●お問い合せ=芸術文化センターチケットオフィス 0795-68-0255
http://www.gcenter-hyogo.jp/