新国立劇場バレエ研修所が研修内容と研修システムの見直しを図り、2024年度入所生から新研修体系に移行する。

【バレエ研修所　新研修体系のポイント】

●４年間又は５年間の一環研修に
従来の予科生相当の年齢から募集人数を増やし 、本格的研修を行います。本科4年（前期課程2年＋後期課程2年）に加え専科1年（2026年度開始予定）を新設します。予科生の呼称を廃止し、在所生の呼称を「研修生」に統一します。

●「本科」
本科は、従来の予科・研修生相当の年齢に必要なカリキュラムが前期・後期課程で組まれます。修了後は新国立劇場バレエ団をはじめとする国内外のバレエ団で活躍できるレベルをめざします。

●「専科」新設　<2026年度より開始予定>
本科で高い技能を身につけ「専科」で更に実戦型研修を重ねることで、新国立劇場バレエ団をはじめとする国内外のバレエ団ですぐに活躍するために必須の高度な技能と芸術性を身につけるとともに、将来ソリスト・主役級となれるダンサーをめざします。

●「ジュニアクラス」<新設2023年度より開始>
プロをめざすジュニアの心技体づくりに大切な基礎強化として、13、14歳がバレエ研修所入所前に学べる新設クラスです。毎年夏に開催する夏季講習または書類審査を経て、受講を許可します。

◎詳細
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/training/news/detail/27_026069.html

新国立劇場バレエ研修所　2024年度入所オーディション

募受付期間：2023年9⽉1⽇（金）〜 9⽉15⽇（金）

募集内容（2024年度入所）
◎本科前期課程
人数：男女あわせて8名程度（予定）
研修期間：2024年4月から原則4年間
［原則として、月曜日から金曜日の10:00〜17:30］
応募資格：
・プロフェッショナルなバレエダンサーとしての舞台活動を目指していること。
・これまでのバレエトレーニングでバレエの基礎を有していること。
・2024年4月1日時点で、15歳または16歳であること。
※義務教育課程（中学校）を卒業、もしくは卒業見込みの者。
※提携通信制高校あり。
・家族・親族の管理の下、研修（通学）可能なことが望ましい。
・外国籍の場合、日本語が理解できること、及び研修期間中の在留資格が取得できること。

◎本科後期課程
人数：男女あわせて12名程度（予定）
研修期間：2024年4月から原則2年間
［原則として、月曜日から金曜日の10:00〜17:30］
2年間の研修の後、専科（2026年度開始予定）に進む者は最長3年間
応募資格：
・プロフェッショナルなバレエダンサーとしての舞台活動を目指していること。
・バレエ学校等の養成課程を修了していること、またはそれと同等の実力を有すること。
・2024年4月1日時点で、17歳以上19歳以下であること。※提携通信制高校あり。
・外国籍の場合、日本語が理解できること、及び研修期間中の在留資格が取得できること。

◎詳細
https://www.nntt.jac.go.jp/balletschool/audition/