Special Web Site

【情報】キャニオン・コンサート・バレエの日本人プリンシパル野口夏帆が、ハローウィンに上演される『ドラキュラ』のヒロイン、ミーナを踊る

SQP08520_lr.jpg

キャニオン・コンサート・バレエの日本人プリンシパル、野口夏帆は、The Lincoln Center Performance Hallでハロウィーンに合わせて10月31日から11月2日まで上演される『ドラキュラ』のヒロイン、ミーナを踊る。
『ドラキュラ』はキャニオン・コンサート・バレエ団の芸術監督、マイケル・パッパラルド振付によるオリジナルの全幕バレエ。野口夏帆はオリジナルキャストとして初演を踊っている。
野口夏帆は日本で生まれだが、幼い頃に渡ったイタリアでバレエを始めた。シティ・バレエ・オブ・サンディエゴやアトランティック・シティ・バレエ、シアター・オブ・インディアナなどで踊ったのち、キャニオン・コンサート・バレエのプリンシパル・ダンサーとなり、『眠れる森の美女』のオーロラ姫、『ロミオとジュリエット』のジュリエットなど多くの作品の主役を踊っている。
『ドラキュラ』はゴシック文学の傑作として知られるが、キャニオン・コンサート・バレエでは、フルオーケストラ、美術、照明と最新のプロジェクションマッピングを融合した舞台として上演して評判となった。ヒロインのミーナも「ビクトリアン時代の典型的な受け身の存在ではなく、葛藤と勇気を持ち、一つ一つの冒険に立ち向かっていく能動的な女性像として」描かれている。

野口夏帆は今回の出演にあたって以下のようにコメントしている。
「ミーナは純粋さと強さ、賢さを併せ持ち、愛と恐怖の狭間で揺れ動き ながら勇気をもって困難に立ち向かっていく、とても人間らしい存在です。時代背景やストーリーの中での人間関係も含め、様々で非常に複雑な心理描写をドラマチックに表現することを求められます。はじめはとても難しく、どうしたら的確にお客様に伝わるのかと色々悩みましたが、その一つ一つを救い上げ、丁寧に表現を模索していくプロセスにとてもやりがいを感じます。異国で挑戦を続ける自分自身の姿と重なる部分もあり、この役を通して"闇の中にある光"を観客の皆さまに感じていただけたら嬉しいです。圧巻の舞台装置やプロジェクションマッピングも迫力があり、引き込まれること間違いなしです。」

キャニオン・コンサート・バレエ団は、アメリカ・コロラド州に拠点をおいて活動するカンパニー。『ドラキュラ』の後は、『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『Innovation - An American Celebration』(アメリカ振付家集)の上演を予定している。さらにその後には、フォートコリンズ交響楽団のオリジナル・スコアによる『不思議の国のアリス』の上演も計画されている。

SQP00062_lr.jpg

Canyon Concert Ballet『ドラキュラ』

日程:2025年10月31日(金)〜11月2日(日)
会場:The Lincoln Center Performance Hall(Colorado, USA)

公演詳細 https://www.lctix.com/shows-tickets/dracula-2025

ページの先頭へ戻る