ニュース

その他ニュース: 最新の記事

その他ニュース: 月別アーカイブ

文・写真/アンジェラ加瀬 
[2013.02.28]

バーミンガム・ロイヤル・バレエがビントレーの『アラジン』をモラーレス・佐久間で英国初演
新国立劇場バレエからは福岡雄大・小野絢子がゲスト・プリンシパルとして出演

2月15日、バーミンガム・ロイヤル・バレエは、本拠地バーミンガム・ヒポドローム劇場にて、デイヴィッド・ビントレー2008年作品『アラジン』全3幕 を英国初演した。この作品はビントレーが新国立劇場バレエのために振付、同バレエ団が08年11月に世界初演した。

イギリスではこれまで2010年2月にバーミンガム・シンフォニー・ホールでの音楽とバレエの夕べ、同年3月のバレエ団バーミンガム移転20周年記念ガラ公演で 
「結婚式のパ・ド・ドゥ」が3度上演されたのみで、以来この作品の全幕上演にバレエ関係者とファンの期待が集まっていた。
英国初演キャストはアラジンをセザール・モラーレス、プリンセスを佐久間奈緒がつとめ、本拠地での12公演中4回を主演。
また今回はビントレーが2010年9月に新国立劇場の芸術監督に就任し、BRBとディレクター職を兼任して以来、初めて新国立劇場よりプリンシパルを招聘。ビントレーが期待を寄せている福岡雄大と小野絢子に英国デビューのチャンスを与え、2月21日と23日の公演に客演した。

福岡と小野は2月4日にバーミンガム到着。
以来およそ3週間現地に滞在し、9日にスタジオ・リハーサル、20日にヒポドローム劇場を使っての通し稽古を行い、21日と23日の夜の部を主演。現地およびイギリス地方在住のBRBファン、そして東京やロンドンから駆けつけた熱心な日本人ファンに見守られながら英国デビューを果たした。
福岡は1幕の登場よりダンス技術と存在感を奮い、バーミンガムの観客の目を一身に惹きつける好演。
小野は持ち前の清楚にしてフェミニンな魅力と繊細な舞踊表現で、福岡と共に新国立劇場バレエのレベルの高さをイギリスの観客に大いにアピール。満席に近いヒポドローム劇場の観客から盛んな拍手喝采をあびた。

BRBは現在イギリス地方公演中。マンチェスター郊外の街サルフォード、イギリス南西部の軍港都市プリマス、北東の街サンダーランドで公演後、3月20日〜24日までロンドン、コロシアム劇場で『アラジン』を5日間7公演を行う。

onoayako.jpg 小野絢子 (C)新国立劇場 fukuokayudai.jpg 福岡雄大 (C)新国立劇場
1302BRB_aladin01.jpg Photo/Angela Kase
1302BRB_aladin02.jpg Photo/Angela Kase