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三光 洋 
[2014.02. 4]

『若者と死』の初演を踊ったジャン・バビレ死す・・・・

1402jan.jpg ジャン・コクトー(後)ナタリー・フィリッパール、
ジャン・バビレ

1月30日にフランスのバレエダンサーで振付家としても活躍したジャン・バビレ(1922年生まれ)が、パリで亡くなった。90歳だった。

バビレは戦後最高傑作のひとつといわれるコクトー台本、ローラン・プティ振付『若者と死』の初演を踊ったことで知られる。高く躍動的な跳躍と鋭い動きの優れたダンサーで、コクトーは彼をニジンスキーに匹敵すると賞賛した。
1936年にパリ・オペラ座バレエ学校に入り、40年にオペラ座のコール・ド・バレエの一員となるが、第二次世界大戦中はレジスタンスの戦士として戦った。

46年に『若者と死』の初演で若者を踊り、(共演はナタリー・フィリパール)52年にはパリ・オペラ座のエトワールに任命されたが、一年後に退団し、スカラ座バレエ団に入っている。その後はジャン・バビレ・バレエ団を56年に創設したり、演劇や映画に俳優として出演、また映画撮影やバレエの振付を行った。友人だったモーリス・ベジャールはバビレのために『Life』を振付けている。03年にジョセフ・ナジの『天空はもうない』(Il n’y a plus de firmament)に出演したのが、最後の舞台となった。