ABTジリアン・マーフィー サイン会
今年7月、3年ぶりに行われるアメリカン・バレエ・シアター日本公演のプロモーションのため、プリンシパルのジリアン・マーフィーが来日。滞在最終日の4/2(水)、チャコット渋谷本店でサイン会が開催された。チャコット渋谷本店は、全館リニューアルから1周年を迎えた折でもあり、記念すべきイベントとなった。
ファン一人一人と通訳を通じて丁寧に話し、サインをするその姿には、優しさと華やかさがあふれ、ファンとの間に、何の垣根も感じさせない親しみやすさが漂う。ひととおりファンへのサインが終了した後にはトークもあり、7月の日本公演で出演する「白鳥の湖」、「海賊」、そしてトワイラ・サープ振付の新作にも触れていた。この新作はタイトルもまだ未定で、振付が入ったばかりだそうだが、サープのもと、衣裳はノーマ・カマリが担当し、音楽はダニー・エルフマンが書き下ろすなど、各界の第1人者たちが結集したものとなった、とのこと。またサープはダンサーの長所を引き出すことに優れた振付家とのジリアン評で、その上、今回の振付にはクラシックはもとより、コンテンポラリーやマーシャル・アーツ、そしてコメディの要素も取り入れられているとのことなので、ダンサーと振付の化学反応が楽しみな舞台となりそうだ。
そのタイトルについて、ジリアンなら何というタイトルに?との問いかけには、逆にファンに「何かいいアイディアある?」と言ってみたあと少し考え、「イメージとしてはボディ・エレクトリックかしら。身体をとおして歌い上げます」と答えていた。ともに歌い上げるメンバーは、ジリアンのほかイーサン・スティーフェル、エルマン・コルネホそしてパロマ・ヘレーラがメインで、ほかにステラ・アブレラとゲンナディ・サヴェリエフなど8組のカップルが登場するそうで、その豪華さもジリアンは強調していた。
この新作は、7/17(木)、18(金)、26(土)のガラ公演で日本初演される。お客さまからの質問にも応え、年間どれくらいの舞台に立つのかという質問に、メトシーズンには週8回公演が8週間行われ、コール・ド時代には全部に出演、主役となった今は週に1、2回。出演が減ったのか、と思いきや、芸術監督のケヴィン・マッケンジーが客演も奨励しており、2週間前はマリインスキー劇場で「白鳥の湖」を、先週はロサンゼルスで同じく白鳥、来週はシカゴで「眠れる森の美女」と立て続けに客演。そのさなかに3日間だけ訪れた日本。
イベントのために、会場入りした時の第一声が、何よりチャコットに来ることを楽しみにしていたとのこと。イベントの事前打合せもそこそこに、早速店内を見て回り、興味深げに商品を手にとっていた。トークの中でも、バレエに欠かせないもののひとつとしてあげていたのがレオタード。鏡が友達のような毎日の中で、その姿を見つめることがハッピーでいるためには、姿を美しく見せてくれるレオタードはとても大切、とのこと。その言葉通り、イベントが終わったあとは、しっかり、たっぷり買い物を楽しんでいた。帰り際、7月の来日公演の時には、また必ず来る、と。舞台ともども、ABTのメンバー揃って来てくれることを楽しみに待ちたい。
(2008.04.02 チャコット渋谷本店)
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