『ラプソディ』K-BALLET COMPANY


『ラプソディ』
K-BALLET COMPANY
発売元:TBS
販売元:ポニーキャニオン
¥8,190
(本体価格¥7,800)
2005年8月25日発売

 熊川哲也と吉田都、そしてK バレエ カンパニーが踊ったフレデリック・アシュトン振付の『ラプソディ』がDVDとなって刊行される。

 この『ラプソディ』は、1980年8月、英国のエリザベス皇太后の80歳の誕生日を祝うガラ・コンサートのために振付けられた。ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を使ってアシュトンが1幕に仕上げた。美術はウィリアム・チャペル。ノンプロットのバレエだが、ガラ・コンサートで踊られるのに相応しく、スターダンサーが超絶技巧をつぎつぎと披瀝していくように、アシュトンが精を込めて振付けた特別な作品である。

 初演を踊ったのは、レスリー・コリアとミハイル・バリシニコフ。英国ロイヤル・バレエの本拠地、コヴェントガーデンのガラ・コンサートの舞台を飾るのにはうってつけのダンサーであった。1995年にリヴァイヴァルされた際には、パトリック・コーンフィールドが美術を作り替えている。

 ここに収められた映像は03年8月に、K バレエ カンパニーが踊ったものである。熊川にとってバリシニコフはまさにアイドルだったから、アシュトンの『ラプソディ』という作品に関しては思い入れがあったにちがいない。

 昨年、ニューヨークのリンカーンセンターが、アシュトン生誕100年を記して記念公演を行い、K バレエ カンパニーとともにアシュトン縁りのカンパニーを招聘した。そして公演初日、メトロポリタン歌劇場の舞台で『ラプソディ』を踊った。K バレエ カンパニーは、ロイヤル・バレエ、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、ジョフリー・バレエと同じ舞台に立って、海外デビュー公演を飾ったのである。
(荒部好)


 

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