英国ロイヤル・バレエ『コッペリア』

リャーン・ベンジャミンとカルロス・アコス タが踊った『コッペリア』は、ニネット・ ド・ヴァロワがイワノフとチ ェケッティの原振付に基づいて、再振付をおこなったもの 。第1幕は華や かな民俗舞踊が美しい。第2幕では、コッペリウス博士の部屋に忍び込んだ スワニルダが、人形のコッペリアに変装して博士を欺く。博士は、コッペリアに生命を吹き 込むことに成功したと錯覚。スワニルダはこれ幸い と、博士の他の人形のコスチュームで 踊ってみせる。このスワニルダと 博士のやりとりは、このバレエの演出家の腕の見せ所。 ヴァロワは、グラ ンド・バレエのディヴェルティスマンのアイディアを借用して、若い女の 子たちを活き活きと描く。

  特典で、ロイヤル・バレエのプリンシパル・ダンサーだったデボラ・ ブルが案内する コヴェント・ガーデンの裏側と、美術を担当したオズベ ルト・ランカスターのバイオグラ フィが付いている。


(荒部 好)




ドリーブ  バレエ「コッペリア」
5,250円 (本体価格5,000円)


「エクセルシオール」
5,040円 (本体価格4,800円)
  
   ミラノ・スカラ座『エクセルシオール』

『エクセルシオール』は、 ロマンティック・バレエが末期にさしかかっていた1881年に、ミラノ・スカラ座で初 演された。総登場人物が600人におよび象や馬まで舞台に上がる6部構成という、 超スペクタキュラーなバレエだった。
  光、闇、文明、奴隷、雷などがキャラクター化され、蒸気機関、電気、電信、ス エズ運河など、人間の創意工夫によって科学が進化し、世界中の文化が融合し人類に 飛躍的な発展をもたらす、といった元祖グローバリズムを描いた舞台である。
  原振付はルイージ・マンツォッティ、音楽はロムアルド・マレンコ。マルタ・ロ マーニャ、ロベルト・ボッレなどが出演している。

(荒部 好)


 

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