ニュース

その他ニュース: 最新の記事

その他ニュース: 月別アーカイブ

関口紘一 
[2016.08.15]

ウラジーミル・マラーホフの最新公演
まもなくベルリンで再び始まる「MALAKHOV & FRIENDS」の感動の舞台

「マラーホフの贈り物」公演は、数え切れないほどたくさんの楽しい舞台を上演して、2013年惜しまれながらファイナルを迎えた。日本の観客をたいへんに愛したマラーホフは、来日して踊った舞台は数知れないくらい多い。「マラーホフの贈り物」公演も、全部で8回を数えた。マラーホフはこうした公演を「MALAKHOV & FRIENDS」として世界各国で行ってきた。彼はベルリン国立バレエ団のディレクターを辞してから、マラーホフ財団を設立し、第1回タリオーニ・ヨーロッパ・バレエアワードを開催。ヤコブソン・バレエ、ピアリッツ・バレエ、ノーザン・バレエ、あるいはドイツ・ライン・バレエやミュンヘン・バレエなどの、普段はあまり光が当たらないヨーロッパのカンパニーにも目を向けた表彰を行った。また、キエフ・バレエに衣裳を寄贈したり、キューバでコンクールを開催したり、様々なマラーホフならではと思われる活動を行ってきた。
そして今年、9月2日と3日には、前芸術監督として活躍した記憶も新しいベルリンで、「MALAKHOV & FRIENDS」の公演を再開する。日本からは東京バレエ団の上野水香が、ベジャール・バレエ・ローザンヌでも活躍する吉岡美佳も出演する。優れたダンサーであると同時にプログラム構成の天才でもあるマラーホフが創りだす新しい舞台に期待したい。

malakhov201609.jpg

【MALAKHOV & FRIENDS マラーホフと仲間たち】
Part I

『チェロのための5つのプレリュード』
振付/モーリス・ベジャール、音楽/J.S.バッハ、出演/吉岡美佳、ガリオット・マッティア(ベジャール・バレエ・ローザンヌ)
『Soul』
振付/László Velekei、音楽/Max Richter、出演/László Major, 植松だいち(ハンガリー、ジュール・ダンス・グループ)
『真夏の夜の夢』
振付/ジョージ・バランシン、音楽/フェリックス・メンデルスゾーン、出演/トリシア・アルバートソン、ライナー・クレンステッター(マイアミ・シティ・バレエ)
『Keep Calm』
振付/ウラジーミル・マラーホフ、音楽/ヨハン・シュトラウス、出演/ヴィクトリア・ブリレワ、フェードル・ムラーショフ(マリインスキー・バレエ)
『カルメン』
振付/アルベルト・アロンソ、音楽/ジョルジュ・ビゼー、ロンデオン・シェチェドリン、出演/上野水香(東京バレエ団)
『スパイラル・ツィスト』
振付/ラッセル・マリファント、音楽/マックス・リヒター、出演/ルシア・ラカッラ、マーロン・ディヌ(バイエルン国立バレエ)
『海賊』
振付/マリウス・プティパ、音楽/アドルフ・アダン、レオン・ミンクス、出演/ユリア・ステパノワ、デニス・ラドキン(ボリショイ・バレエ)

Part II
『タランテラ』
振付/ジョージ・バランシン、音楽/ルイス・モロー・ゴットシャルク、出演/トリシア・アルバートソン、ライナー・クレンステッター(マイアミ・シティ・バレエ)
『Dream』
振付/針山愛美、音楽ジュール・マスネ、出演/針山愛美(スペシャルゲスト)
『Inner』
振付/László Velekei、音楽/リサ・ジェラルド、出演/László Major, 植松だいち(ハンガリー、ジュール・ダンス・グループ)
『チーク・トウ・チーク』
振付/ローラン・プティ、音楽/アーヴィング・バーリン、出演/上野水香(東京バレエ団)、ルイジ・ボニノ
『三島とシェロー パ・ド・ドゥ』
振付/モーリス・ベジャール、音楽/ユーグ・ル・バール、出演/吉岡美佳、ガリオット・マッティア(ベジャール・バレエ・ローザンヌ)
『マクベス』
振付/ウラジーミル・ワシーリエフ、音楽/キリル・モルチャノフ、出演/ユリア・ステパノワ、デニス・ラドキン(ボリショイ・バレエ)
『ライモンダ』
振付/マリウス・プティパ、音楽/アレクサンドル・グラズノフ、出演/ヴィクトリア・ブリレワ、フェードル・ムラーショフ(マリインスキー・バレエ)
『ライト・レイン』
振付/ジェラルド・アルビノ、音楽/ダグラス・アダムス、出演/ルシア・ラカッラ、マーロン・ディヌ (バイエルン国立バレエ)
『The Old Man And Me』
振付/ハンス・ファン・マーネン、音楽/J.J.ケイル、ストラヴィンスキー、モーツァルト、出演/ディアナ・ヴィシニョーワ(マリンスキー・バレエ)、ウラジーミル・マラーホフ

2016年9月2日、3日 午後8時開演
公演会場/ベルリン アドミラルパラスト