シェイクスピアの純愛物語に、現代的な衣装や音楽、歌やダンスを取り入れたアグレッシブな演出を加え、2001年のフランス初演以来、全世界で500万人以上の動員を記録する一大スペクタクル・ミュージカル「ロミオとジュリエット」。その日本版初演が、小池修一郎潤色・演出、宝塚歌劇団星組出演による宝塚バージョンで上演される。7月10日(土)の開幕を前に、劇場となる梅田芸術劇場で今月8日、製作発表会を開催。抽選で選ばれた梅田芸術劇場ネット会員200名が見守る中、主演メンバーによる楽曲披露を交えたショー形式で会見が行われた。
冒頭から、象徴的なラブソング「いつか」がトップコンビにより披露され、クライマックス級の感動に飲み込まれる。ロミオ役の星組男役トップスター・柚希礼音がまとう鮮やかなブルーの衣裳が、若さや高潔さを象徴するようで眩しいほど。ジュリエット役の夢咲ねねのひたむきな歌声は、純真無垢なヒロインを予感させる。一方、ロミオとは対照的に真っ赤な衣裳で登場した、凰稀かなめ演じるティボルト。テーマカラーの赤は、恋の苦悩と嫉妬の炎であると同時に、切なさや温もりの象徴でもある。ソロナンバー「ティボルト」では一人ジュリエットへの愛に悩む、孤独な胸の内が明かされ共感を誘う。3人とも情感たっぷりに歌い上げ、早くも役にのめり込んでいる様子。本番の完成度に期待が高まる。
本作の見所は現代的な演出に加え、原作にはない、ティボルトの心情により深く迫ったドラマ構成にある。さらに今回の日本初演で演出の小池は、宝塚版ならではの“秘策”を準備中。物語には 『死』の役が登場するが、最終的に2人の死=愛が世界に平和をもたらしたことを考えれば、作品のテーマは一つではないという。「宝塚版では新たに『愛』の役を作ります。過去、どの国のバージョンにもないオリジナルです」。主演メンバーらも、「自分なりのロミオを演じたい」(柚希)、「夢の舞台で作品の持つ素晴らしさを伝えたい(夢咲)、「役の内面を大切に演じたい」(凰稀)と次々に意気込みを語った。
初演から10年の節目に、日本初演版で新展開を魅せる世界的大型ミュージカル。大阪公演は7月10日(土)〜26日(月)まで。
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世界を魅了する永遠の純愛物語、今ここに。
フランス発―全世界500万人を動員したミュージカル 宝塚バージョンで待望の日本初上演
ミュージカル『ロミオとジュリエット』
世界で最も知られている永遠の純愛物語、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」が、作詞家、作曲家、そして演出家であるジェラール・プレスギュルヴィック氏によって新たにミュージカル化。2001年にフランス「パレ・デ・コングレ・ドゥ・パリ大劇場」で初演され、絶賛を博しました。
そして、スペクタクルで現代的要素を持ち合わせ、幻想的な解釈による舞台は、その詩的な楽曲と共に多くの人に愛されてきました。以後、スイス、ベルギー、カナダ、イギリス、ロシア、ハンガリー、オーストリア、韓国など世界各地で上演され、国際的な大ヒットを放ち、全世界で500万人以上の観客動員を誇ります。初演から10周年を迎える今も世界各地で上演が予定され、日本では宝塚歌劇が、小池修一郎潤色・演出により宝塚バージョンとして初上演します。全世界を感動に包んだ素晴らしい音楽と共に、史上最高のラブストーリーを宝塚歌劇の舞台でお楽しみ下さい。