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関口 紘一 
[2011.07.19]

キリアンをアドヴァイザーに迎えて中村恩恵がDance Sangaの活動を本格的に再開

中村恩恵はローザンヌ国際バレエコンクールを経て、ジュヌ・バレエ・ドゥ・フランスで踊った後、オランダのネザーランド・ダンス・シアターに所属して活動。振付作品などを発表し、2001年にはキリアンが彼女のために振付けたソロ『ブラックバード』を上演。2007年からは日本に活動拠点を移してDance Sangaを設立し、ソロ作品『ROSE WINDOW』などを上演している。その後は、Noismに振付けた『Waltz』(舞踊批評家協会新人賞受賞)、首藤康之とのデュエット『The Well-Tempered』、オランダ在住の彫刻家、佐藤恵子のインスタレーションと踊った『時の庭』、大阪の野間バレエ団に振付けた『シンデレラ』全幕、熊川哲也とのデユエット『黒い花』などを上演し、そのほかにも振付やダンサーとしての出演も多く、活動が過密になってDance Sangaが休止状態だった。
しかし今年からは、イリ・キリアンを正式にアドヴァイザーとして迎え、中村恩恵自身が主宰するDance Sangaの活動を本格的に再開していくことになった。

その第1回の公演が間もなく東京・青山のスパイラル・ホールで開催される。
演目は、18世紀の英国の詩人、版画家のウイリアム・ブレイクの有名な詩「無垢の歌・経験の歌 Songs of Innocence and Experience」にインスピレーションを受けた新作となる。
中村恩恵は自作の創作あたって、しばしばウイリアム・ブレイクに言及し、実際、作品の中にも詩句を引用してきたりしているが、今回の新作は、常々関心を寄せていたブレイクと正面から向き合って創るダンスとなる。キリアンのアドヴァイスも得て、どのようなダンスを展開するか大いに注目される。
公演の概要は以下の通り。

Dance Sanga主催プロジェクトカンパニー/ダンスサンガ・カマラード公演
「Songs of Innocence and of Experience 」(無心と体得のうた)

開催日時
2011年7月22日(金)19:30
2011年7月23日(土)14:00     18:00  ※会場は開演30分前
会場:スパイラルホール(南青山 スパイラル3F)
演出・振付:中村恩恵
アドバイザー:イリ・キリアン
出演:中村恩恵、大嶋正樹、石原悠子、苫野美亜
主催・制作:Dance Sanga
会場協力:株式会社 ワコールアートセンター
スタジオ協力:スタジオアーキタンツ / アーティスト・サポート・プログラム