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[2006.04.10]

アクロバティック「白鳥の湖」

4月3日(月)Bunkamuraリハーサル室にてアクロバティック「白鳥の湖」の来日記念イベントが行われました。

この公演はまったく新しいコンセプトの「白鳥の湖」。
上海から公私ともにパートナーでいらっしゃる白鳥役ウ・ジェンダンさん、王子役ウェイ・バォホァさんと広東雑技団が来日し、バレエとアクロバットの融合した舞台が繰り広げられます。テレビCMなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか?

今回のイベントには、ロシア公演を終えたばかりの白鳥役ウ・ジェンダンさん、王子役ウェイ・バォホァさんに宣伝プロデューサーとして俳優の石田純一さんも登場されました。
まずは終わったばかりのロシア公演について。バレエの本場ロシアで「ウラノワ賞」を受賞したこと、連日会場が満員になって招聘元の会社が「もっとたくさん公演をすればよかった!」とくやしがっていたことなど楽しくお話下さいました。

ウ・ジェンダンさん(左)ウェイ・バォホァさん(右)

「この作品はどのようにして生まれたのでしょうか?」という質問には

ウ・ジェンダンさん「私たちのために団が振付家やドイツで長年踊っているバレエの先生を招いてくれました。その方達と私たちの団の団長がこの大胆な発想をしたのです。
何か世界中で通用するようなバレエ劇を作り上げられないだろうか、というアイディアが出ました。実際にアイディアが出てから着手するまで2年かかりました。」
とお答えくださいました。

ダンスキューブ記者からの質問にもお答えいただきました。
「ポアントで立ったままパートナーの肩の上に乗られたりしているのですが、履いていらっしゃるトゥシューズは普通のバレエダンサーが履かれているものと同じものですか?何か工夫をされているのですか?」

ウ・ジェンダンさん「普通のトゥシューズなのですが2種類あるんです。
両方とも普通のバレエのトゥシューズを特注で作ってもらったものなのですが、柔らかいふつうのトゥシューズと裏を固くしたトゥシューズを使っています。」

ウェイ・バォホァさん「バレエの場合はひとつの姿勢(ポーズ)を取ってずっと長くそのままでいるということはあまりないと思うのですが、今回私達の場合は彼女が私の上に立った時、長い間その姿勢を保たなくてはなりません。
そのうえ人間の身体は床よりもずっと柔らかいので、立ちやすいように堅いシューズを履きます。」

この時、石田さんからウェイさんに思わず出た質問です。「痛くはないですか?」
やはり、気になるところですよね。
ウェイさんは「今は痛くないです」と答えられましたが、ウさんは「彼はいつもその質問には、大丈夫痛くない、と答えてくれますが本当は痛いんですよ。本番 の舞台では肩にポアントで立つ回数は限られていますが、練習の時は何度も彼の上に私が乗ります。はじめの頃は、それこそ100回も乗ったかもしれません。 膿んでしまったり大変でした」
努力の上に完成された技なんだと、改めて実感させられました。

質問の後に行われたパフォーマンスで実際に“肩の上でのポアント立ち”を披露してくれました。
ウェイさんの肩の上で、ウさんはポアントで立ちアラベスクでバランスを取ります。
もちろん、何の支えも無い状態です。
ポアントでバランスを保ったまま、上げた足をパッセ・ポジションを通過しドゥバンに。
驚異のバランス力と、しなやかな肉体を存分に披露してくださいました。

雑伎としてもバレエとしてもすばらしいパフォーマンスに盛大な拍手が起こり、その場に取材で来ていた人の心をしっかりとつかんでしまいました。
「あなたの知らない白鳥。」ぜひ劇場で「知って」みませんか?


「アクロバティック 白鳥の湖」 >>>発売中
●7/28(金)~8/13(日)(7/31・8/1・7・8休演)
●Bunkamuraオーチャードホール
●振付・演出=ジャオ・ミン
●出演=ウ・ジェンダン/ウェイ・バォホァ/広東雑技団
●S席10,500円/A席8,000円/B席5,000円
●開演時間=7/28・8/2・4・9・11 19:00、7/29・30・8/5・6・12・13 13:00、8/3・10 14:00
●お問い合わせ=Bunkamura 03-3477-3244(10:00~19:00)