reporter:隈部文葉
[2007.05.10]

No.23 リラクゼーション・ヨガ

  4月20日、+プラスチャコットカルチャースタジオ、関山タマミ先生のクラスにて、「リラクゼーション・ヨガ」を体験してまいりました。難しいポーズや呼 吸法への先入観からくる不安と、自分の知らなかった体の感覚を発見できるか楽しみという期待に挟まれてどきどきでした。ヨガ、ほぼ初体験です。ほぼ、とい うのは、むかーし、少しだけかじったことがあったから…。といっても、ヨガがこんなに市民権を獲得し、カラフルなヨガマットをカバンからのぞかせ闊歩する のがかっこ良いお洒落な習い事となるなんて思ってもみなかった10数年前のこと。テレビの趣味教室番組で見よう見真似でやっていたのと、やはり実際に先生 から教わるのとは大違いでした。

チャコットさんでは(関東では)ヨガはこの新宿のスタジオでしか受けられないのですね。ヨガのための設備が完備されていて感動です。まず、バンブー(竹) のフローリングだそう。熱も汗もすっと吸い取ってくれる気がして、ナチュラルでリラックス度満点。畳の上に寝転がる、大好きだったあの感覚に似てるよう な。その上、受講後気付きましたが照明も瞑想しやすいように薄暗くしたり微妙な調節が可能!照明の効果で心身ともにリフレッシュできます。ヨガマットも無 料で使用できます。自分が用意してきたのは、動きやすい服装にタオル。それだけで大丈夫だなんて助かりますね。 きれいなスタジオで単純にすでにウキウキ。関山タマミ先生の張りのある親切な声がスタジオに響き、緊張はいとも簡単にほどけてしまいました。

まずは挨拶、続いて、現在の呼吸を知るために何度か深呼吸をします。そして、足首を回したりひねったり、開脚して疲れた脚をぽんぽん叩いて「ここ は○○に効きます」という解説に、ほーぉ!と思うと同時に叩く手に力が入り…、すでに準備の時点でお仕事帰りの体が癒されてゆきます。 徐々にヨガ特有の呼吸を意識した動きに移行していきます。開脚した足先に吐きながら手をやり、同時に反対側のかかとを押し出す。体の側面が伸ばされてとっ ても気持ちがいい!ここで関山タマミ先生より注意。「ヨガは呼吸法、内臓のマッサージを行うものです。他人と競うのではなく最後にはもっと呼吸が深まって いるように、呼吸に集中してやってみてください。吐くとき吸うときも基本は鼻で」。早速呼吸に集中すると、以前より吐けなくなっている…。腹式呼吸にはそ れなりに自信があったのに、固まって仕事してると自然と呼吸が浅くなってしまったのかしら。頑張って吐かなくちゃ…。

その後寝転がり足をお尻のところまで持ってきて、片方内側に倒しながら骨盤を閉める動き、両方揃えて倒して胃と肝臓の調子を整える動き(ひねりにくい方の 矯正付き!)、さらに二人組になって腎臓の歪みを取り機能を整える動き(こちらも矯正付き)と行われてきます。呼吸に集中しすぎて「○回行ってください」 と言われても回数が数えられなくなったりも…(汗)。関山タマミ先生がヨガ初めての人には何かと気にかけアドバイスをささっとしてくださいます。各動きの 間に、シャバアーサナというポーズ、ごろんと仰向けに寝てリラックスする時間が入ります。こうすることで前の動きの効能が効いてくるとのこと! こんなに リラックスして寝転がってないなぁ…呼吸も体も楽にして床に沈んでいきます。

さて、いよいよ、ヨガのポーズ! あぁ!コレ知ってる!と私でも見たことがあるような「猫」「コブラ」などなど眼精疲労や肩こり、下半身の血の流れなど、 働く女性なら悩んでいる人も多いところに効き目があるポーズを行っていきます。効き目が出ることを祈って呼吸も深く深く…。もっとヨガを知りたいなぁ…ヨ ガの虜になったところで今日はお開き。最後にちょっと長めシャバアーサナをしました。顔の目の周り、口など、全ての筋肉の力を緩めるように自己暗示をかけ て全身リラックス。瞑想の海に体を委ねていきます。気持ちが良くて意識がなくなりそう…。














  さて。終わっての感想は。 声を大にして言いたい。文句なしにいい!しかも、毎日行なえば痩せるに違いない! 新宿駅に向かうとき、自分の呼吸が無意識に深くなっていてちょっぴり嬉しい。さらに嬉しいのは、体の内側がデトックスされたように軽やか。気分もしゃきっ としてきます。体が若返った!この感覚は十年以上前の体の感覚だ! こんなに仕事帰りで元気に開放的になれるステキなものだったなんて。バレエはとても じゃないけど仕事帰りに行っても疲れてしまって体が思うように動かないことが逆にストレスになってしまうのに、ヨガは違います。体を動かすって素晴らし い!

こんなに興奮してしまうのは、小学生からお付き合いしている肩こりがすっかり軽くなったから。そのコリ具合といったら、とあるマッサージを受けたときに私 の肩や背中を触って、「うわっ!鉄筋コンクリート!!! 一年に2、3人当たるか当たらないかの凝り具合です!」と太鼓判を押された深い深いもの。マッ サージを受け続けなければだめかな、でも続けて治るものかしら?…と半信半疑だったけれど、肩こりに効くポーズ「猫のポーズ」や「コブラのポーズ」などを 行ったおかげで、一度でこんなに体が軽くなるなんて。しかもマッサージに一度行くよりも、格段にすっきり!これは興奮してしまうでしょう。
また、相当胃が疲れていたのか、拡張していたのか。胃が縮んで正しいサイズに戻ったらしく、翌日からちょっと食べただけですぐに満腹感が…。恥ずかしいこ とに今まで通りの量を食べれば胃が痛くなってしまって、ヨガで健康になったはずなのにぃ~!なんて友人に笑われてしまうようなこともありました。日増し に、関山タマミ先生の「ヨガは内臓に油をさす行為」という教えを実感するのです。関山タマミ先生が終わりに駆け寄ってきて「内臓の機能が活発になってます から食前食後2時間、水以外は口にしないようにしてくださいね。このまま寝てもいいくらい」とおっしゃったときは、え…これからご飯食べられないの!?  確かに、あまりお腹は空いてませんが…と驚いてしまいましたが納得です。こんなに胃がびっくりしてるんですから。

ヨガが流行るのも無理はない、現代女性のために非常に良いものだと、実感しました。末永く、ヨガライフを楽しみたいです。
最後に。体が固いことを理由にヨガをやらずにいるのはもったいないと心から思いました。また柔らかいからといってポーズの形ばかりを追求してしまうのも NGなのだとも。まず、自分の呼吸や内部に集中してると他人のことを見ている余裕など、ほとんどありませんし。あとは、バレエを始められた方も是非ヨガも 併せて始めるといいのではないかしら?と老婆心ながら思います。腹式呼吸がバレエでは求められますから、ヨガで呼吸と脱力を学ぶとバレエも上達が早くなれ るのではないでしょうか。

 

■今回教えていただいたのは…

関山タマミ先生

愛 媛県松山市出身。愛媛大学法文学部文学科卒業。積水ハウス株式会社に4年間勤務。この間に愛媛県にある「藤本ヨガ学院」にてヨガと出会う。退職後「藤本ヨ ガ学院 カレッジコース」に入学。2003年10月より、カナダ・バンクーバーに滞在。バンクーバーにてヨガ教室を持ちつつ、レッスンスタジオ周りを楽し む。2005年5月帰国後、藤本ヨガ学院にて外教場の指導を担当。2006年4月、東邦大学医学部大学院総合生理学科に入学。ヨガを通して精神的・身体的 な仕組みに興味を持ち研究を決意。