[2007.01.13]

プラスチャコット年末スペシャルウィークレポート

 2006年の12月25日~28日にかけて、プラスチャコットカルチャースタジオで、「年末スペシャルウィーク」が開催されました。
プラスチャコットカルチャースタジオは、2006年6月に新宿にオープンした、バレエとヨガ/ピラーティスに特化された女性専用のスタジオ。この期間は通 常タイムテーブルを変更し、バレエは6つのバリエーションクラスを、ヨガ/ピラーティスはピラーティス特別クラスと、ミュージックヨガムーブメント (MYM)などを開講しました。
今回はバレエの創作バリエーションクラスにスポットをあてご紹介いたします。
「バ リエーションクラス」というと、コンクールなどで踊られるオーロラ姫や海賊などの踊りを思い浮かべられると思います。そういう難しい踊りを踊るには、かな りの経験と技術の習得を要するため、初心者の方には遥か夢の世界です。でも、今回の年末スペシャルウィークで開催されたバリエーションクラスは、有名なバ レエ音楽を抜粋して、先生が初心者でもできるパ(動き)をオリジナル振り付けするというユニークなクラス。初心者でも、とにかく「踊ること」を楽しんでし まうことが目的です。

27日(水)、チャコットのカルチャースタジオではおなじみの末広亜古先生によるバリエーションクラス。選曲はチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人 形」第2幕より「お茶の踊り」。生徒はピッタリ20名。末広先生は4人一組のグループを作り、テキパキと振り移しに入ります。 エシャペ、パッセ、シェネ・・・普段のレッスンで練習する動きばかりなので、生徒さんは振り付けを簡単に覚えてしまいました。でも、腕の動きが加わり、 フォーメーションがつくと、「あれ、どっちへ回り込むんだっけ?」「腕と足はどっちだったっけ?」と皆さんちょっと戸惑い気味に・・・。

そこで、末広先生のよく通る声が響き、動き方・踊り方のポイント指導が始まります。
「自分たちがステージに立ち、お客様に見られてると考えてね。お客様の方に視線を向けて走る!お尻ばかり見せては失礼ですよ」
「4人一組で踊るのだから、移動するときはお互いの空気感を感じあって場所をとってね。意思の疎通が大事です。それが大勢で踊るときの面白さ。普段のお稽古でも大切なことですよ」
「クララは、くるみ割りの王子に連れられて雪の国を抜け、お菓子の国にやってきました。そのクララに、さあお菓子を食べて楽しんで!という気持ちをこめて踊るの」
末広先生の熱心な指導はストーリーの表現にまで及び、生徒さんは真剣な目で先生のお話を聞いています。 表現方法やお客様を意識した踊り方は、普段のレッスンではなかなか学べないこと。生徒さんにはとても貴重な体験です。 そしてもう一度、グループごとに通して踊ってみると・・・先生のポイント指導の前と後では、皆さんの動き方や表情がずいぶん変わってきました。作品の意図を理解し、踊っている人同士のコミュニケーションをとろうとする努力が、踊りの一体感として現れてきたのです。 最後はグループごとに発表会。ちょっと緊張しながらも皆楽しそうに踊り、暖かい拍手と笑顔を送りあっていました。

レッスン後の生徒さんは「楽しかった」「またやりたい」ととても満足そうで、「ひとつの踊りを完成させるには、普段のレッスンの積み重ねが大事だと感じま した。だから、これからもがんばりたい」と顔を輝かせている方もいらっしゃいました。大人からバレエを始める初心者の皆さん。新しいことにチャレンジし、 楽しみをどんどん増やして、キラキラと輝いています。今年もきっと、プラスチャコットでレッスンに精を出し、もっと輝きを増していくことでしょう。

プラスチャコットは通常会員制でビジターは受け付けていないのですが、この年末スペシャルウィーク期間のみ、ビジターを1レッスン3,500円で 受け付けており、多くのビジターがレッスンを受講されました。このようなイベントは今後も開催されますので、季節ごとにチェックしてみて下さいね。