[2009.09.17]

草刈民代 出演『宮城野』

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今年4月35年のバレエ人生に幕を下ろした草刈民代さん。
彼女の引退後初舞台は二人芝居。
「宮城野」は1966年に劇作家、八代静一によって書かれた戯曲で、登場人物は年増女郎の宮城野と馴染みの客である絵師の矢太郎の二人。矢太郎の師、東洲斎写楽を自身の手で殺めた矢太郎とそれを察した宮城野の対話劇です。
この舞台のゲネプロに行ってきました!

開演前のインタビューでは
「お話をいただいた時、初舞台で二人芝居はハードルが高いと思いましたが、とても魅力的な台本でぜひやってみたいと思いました。矢太郎に対する気持ちの美しさ、一途さを演じたい。」
と語った草刈さん。今までチュチュにトゥシューズだった草刈さんの着物と日本髪。しっとりとした魅力でとても素敵でした。

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共演の安田さんは草刈さんに初めてお会いになったときの印象は?という質問に
「お、本物だ!と思った」
と笑いを誘いつつ
「素晴らしいダンサーの引退後初舞台です。まず息をあわせていこうと思いました。そして惚れていただく役なので惚れがいのある男を演じたい。(舞台は)生でしか伝わらないものがありますから、劇場で観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。宮城野の生きざまを体験してください。」とお話下さいました。
 

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舞台は江戸麻布の座敷。時は天保八年秋の夕暮れ。
ふたりの会話により絵師である矢太郎の毎日やふたりの出会い、宮城野の生い立ちが明かされます。泣いたり甘えたり図星をつかれて怒ったり感情のままに語りかける矢太郎。慰めたり、茶化したり、それでも愛していることを重ね重ね伝えようとする宮城野。ひとつの告白が次の告白を生み、様々な事実が明らかになっていきます。
物語の中で宮城野がお父さんや妹のことを話すシーン。観ているこちらまで傷ついてしまいそうな仕打ちが語られます。それでもやさしく微笑む彼女が痛々しく涙を誘います。
着ているものからもふたりがそんなに裕福な暮らしぶりではないことがうかがい知れます。

物語は哀しい愛をどこまでも貫く宮城野が締めくくります。
ご覧になって宮城野を矢太郎を身近に感じるでしょうか?それともご自分とは全く違うと感じるでしょうか?
ぜひ劇場で感じてみて下さい。

「宮城野」

●作=矢代静一
●演出=鈴木勝秀
●出演=草刈民代/安田顕
●公式HP http://e-miyagino.com/

<東京>
●9/17(木)〜23(水・祝)
●草月ホール
●S席7,500円/A席6,500円
●開演時間=9/14・18 19:00、19・21・22 12:00と16:00、20・23日 12:00
●お問い合わせ=サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

<大阪>
●9/26(土)、27(日)
●シアターBRAVA!
●開演時間=26日13:00と18:00、27日13:00
●お問い合わせ=キョードーチケットセンター 06-7732-8888

<愛知>
●9/29(火)、30(水)
●名鉄ホール
●開演時間=両日18:30
●お問い合わせ=中京テレビ事業 052-957-3333

<北海道>
●10/5(月)〜7(水)
●札幌共済ホール
●開演時間=5・6日19:00、7日13:00と19:00
●お問い合わせ=オフィスキュー 011-219-0939

<東京追加公演>
●10/10(土)、11(日)
●東京グローブ座
●S席7,500円/A席(3階席)6,500円
●開演時間=10日17:00、11日13:00