いっそう冴える月光の中、薔薇の精は再び少女を椅子に導く。

その回りを花びらが微風にひらめくように踊りながら、

一瞬、天に舞い上がり、窓から夜空に消える。

少女はふと眠りから覚める。

まだ夢の中にいるようにあたりを見回し、薔薇の花を探す。


 

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