劇場内には今迄あった公演の写真が飾られていますが、初めての海外での相撲の写真もありました。有名なオペラ、バレエ、コンサート、スポーツなどの写真を見ていると、このロイヤル・アルバートホールに出演できたことが、じわじわとうれしくなります。
無事、劇場でのリハーサルが終わりいよいよ公演が始まりました。
今回は左右に袖がなく、7カ所以上の出入りする袖というか出入り口(地下や、客席からなど)があります。それぞれにスタッフさんが出演者のスタンバイの確認をとるので、もし間違った場所にいても放送で名前を呼ばれます。気づいた時には、あまりにも広い劇場なので出遅れた人もいます。(笑)
主演のマリアとダニエルは毎回舞台を楽しんでいるようで、私たちも一緒に楽しんでいます。マリアは演技のリアクションがいつも違い、この歌詞で私の方に来ると思っていたら全然違う場所に行き、私の方に来るはずがないと思っていたら不意に演技をかけてきます。
茶目っ気がありとても可愛らしい方で、貫禄もありいろいろと勉強になります。ダニエルはテレビシリーズの『ロスト』に出ていて、ミュージカルは初めてだそうですが、落ち着いていてマリアの毎回違う演技に楽しそうについて来ています。とても魅力のある俳優さんで観ていてあきません。 ちなみに二人ともよく飲みます!
(後列の左から)山本明希、小野あずみ、今在家祐子、(中列左から)ヒュイーイット・ティール恵子、佐伯美和、加藤愛子、(前列左から)友谷真実、小田紗織 |
楽屋はなんとわたしを入れて7人の日本人がいます!
他の楽屋にも2人日本人がいますし、子役の中にも日本人の親を持っている人が何人かいます。なので、楽屋ではほとんど日本語です!(笑)しかも知られたくない内容は、みんな上手にカタカナ(英語から来た日本語)を使わずいろいろと話しています。
みなさんのバックグラウンドは、イギリスで『ミス・サイゴン』や『ライオンキング』、バレエや コンテンポラリー、コマーシャルダンス、 日本のミュージカルなどに出演していたダンサーたちです。 踊りのテクニックはもちろんプロですが、全員個性がはっきりと違い、唯一の日本人男性の歌手の方も踊れて個性が強いので、このメンバーだけで何か出来るぐらいです!
やはり、イギリスで連続して5年間働いて(何ヶ月かのお休みがあるとだめです)ビザをもらった方たち以外はみんな私と同じで、この契約が終わるとビザも切れるので、その後どうやってイギリスにいられるかみんな話していました。年々きびしくなっているので大変です。
最後の公演の後は、主演のマリアとダニエルの招待で、ベトナム料理のレストランでディナーパーティがあります。
6週間だけのカンパニーでしたがこの世界は狭いので、またどこかで一緒に仕事をするでしょうね。でも、私は10年イギリスで働いていて、初めてこのアジア人のパフォーマーに会いました!!(笑)
Daniel Dae Kim と | 「王様と私」の楽屋で Maria Friedman、Kelly Chowと |