ブルーシャ西村 text by BRUIXA NISHIMURA
1
>
2
>
3
ニューヨーク・シティ・バレエの『くるみ割り人形
12月30日に、ニューヨーク・シティ・バレエの『くるみ割り人形』を観にいきました。 チャイコフスキーの音楽で、ジョージ・バランシンの振付。年末の劇場は、毎年恒例のこの公演を楽しみにしている親子連れの観客でいっぱいで、満員でした。 休憩時間には、子供達のために、バレリーナと一緒に写真撮影をするコーナーがあり、にぎわっていました。
子供達のバレリーナがたくさん出演していて、とても可愛らしかったです。衣装、舞台装置ともにとても豪華で、美しかったです。 第一部は、クリスマスのパーティーに集まる親子連れのシーンから始まります。パーティーが終わった後の夜中のシーンでは、クリスマスツリーが倍以上に大きく伸びて、 こっそり起きてきた子供とねずみの軍団が登場。おもちゃ箱のおもちゃたちとくるみ割り人形が動き出します。そしてマウス・キングを倒しました。 最後の大勢のバレリーナ達の「スノウ・フレークス」の踊りのシーンは、雪が上から舞っていて幻想的で、とても美しかったです。 第2部は、「ランド・オブ・スイーツ」のシーンです。エンジェル、ホットチョコレート、コーヒー、紅茶、キャンディー、マジパンなどのたくさんの踊りが次々に登場していきます。 おなじみの知っている踊りがいくつかあって、とても懐かしく、楽しませていただきました。年末年始にニューヨークに来る人には、ぜひニューヨーク・シティ・バレエの『くるみ割り人形』の観劇をお薦めします。
バレエ・ニューヨークの5つの小品集
ニューヨークを拠点に、面白い活動をしているバレリーナ達を見つけました。1月8日に、1997年創立の新しいバレエ・カンパニーのバレエ・ニューヨークの、シンフォニースペースでの公演を観にいきました。ジュディス・フゲートとメディ・バイリ夫妻が主宰するカンパニーです。フゲートは、アメリカン・バレエ・スクールで学んだ後、1973年から1996年までニューヨーク・シティー・バレエで踊っていました。最後の10年間は彼女はプリンシパル・バレリーナを務めました。バイリはフランスのカンヌでバレエを学び、ローザンヌ・ダンス・コンペティションでファースト・プライズを受賞後、数多くのバレエ団に招待され、踊ってきました。ここ5年ほどはバレエ・ニューヨークの芸術監督を務めています。
公演は5つの小品集で構成されていました。『ヴァルス・ファンタジー』は、ジョージ・バランシン振付で1967年の作品。女性4人と、男女ペアー1組で、クラシック・バレエの振付です。最後の『ア・グリンプス』は、変わった作品でした。ジゼルの他に6つのバレエ作品を書いたティオフィール・ゴーティエの最初の小説である1835年の「マウピンのマドモワゼル」をもとにして作られたバレエです。バイリ本人も登場し、フランス語を混ぜて詩を朗読していました。若い詩人を主人公とした演劇風の構成で、面白かったです。
Copyright チャコット株式会社 All Rights Reserved.
当サイトに掲載されている情報の無断転載、無断掲載、無断引用 はお断り致します。