ニューヨークはここ110年で一番の寒さで、連日氷点下の真冬のため極寒です。マイナス30度の日もありました。
時々雪も降り積もっています。建物の中はどこもセントラルヒーティング完備で暖かいですが、外は寒すぎて顔が凍りそうになるので、出歩くのが億劫になってしまう季節です。
出かけるときは顔以外は覆って防寒して完全防備。こんな寒い時でも、ダンスの劇場は満員でいつもにぎわっています。寒いですがニューヨークはいつも楽しいです。
アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター
クリスマス・イヴ前日の12月23日に、再びアルヴィン・エイリーの公演を観にいってきました。
芸術監督はジュディス・ジャミソン、副監督は茶谷正純で、45周年を迎えたカンパニーです。
この日の上演作品は3作品で、『メモリア』、『エピソーズ』、『ザ・ウィンター・イン・リスボン』。
1979年の作品『メモリア』イン・メモリー*イン・セレブレーションは、アルヴィン・エイリーの振付。
喜び、美しさ、創造性を表現していて、アルヴィン・エイリーが彼の友人ジョイス・トライスラーに捧げた作品です。
ピアノ曲、ストリングスなどに乗って、明るい印象を受けました。アラベスクなどクラシック・バレエの要素が多かったです。
男性が女性をリフトして、女性はしばらく首を上に向けてじっとしていたところは、美しかったです。
首を上に向けて、天を見上げるような、祈るような振付は、アルヴィン・エイリーの作品によくでてきます。
中央で女性がしばらく踊り続けて、左右からダンサー達が出て来てペアで踊り、やがて男女8人が輪になって踊りました。
上を向いて胸を波打たせながら下に沈みこむところも彼らしかったです。そして曲が変わり、大勢が輪になったり2列になったりして何十人もが重なりあいながら踊りました。
最後はリモンテク二―クのような肘を曲げて腕を垂直に伸ばしたままシェネをしたり、大勢がリズミカルな曲に乗って踊り、鳥肌が立ちました。
『エピソーズ』は1979年の作品で、打楽器のリズミカルな曲を使い、走り回ったり急に止まったり、スピード感がある踊りでした。
『ザ・ウィンター・イン・リスボン』は、4つのシーンと曲で構成されています。1992年の作品です。オープニングテーマは、スウィングの曲でセクシーな振付。
「サン・セバスチャン」はビ・バップの曲に乗り、カラフルな私服の衣装で男女皆ではしゃぐような踊り。「マンテカ」は“I'd
never back to Georgia”という歌詞の有名な曲で、全員で出て来てフィナーレでした。胸を左右にゆすらせたり、ラテンのリズムの振付がありました。
これも感動で鳥肌が立ちました。アルヴィン・エイリーは凄いです。
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