開場10周年の新国立劇場の2007/2008シーズン
開場10周年を迎えた新国立劇場が、2007/2008シーズンのラインアップを発表した。バレエ公演の新制作は、牧阿佐美振付の『椿姫』。ほかには『くるみ割り人形』、石井潤振付『カルメン』、『ラ・バヤデール』、『白鳥の湖』となっているが、08年の2月には、『ライモンダ』とミックスプログラムをアメリカ、ワシントン ケネディセンターで上演。新国立劇場バレエ団の海外デビューとなる。
『椿姫』は、ヴェルディのオペラではなく、原作者のデュマとパリで同時代に生きたベルリオーズの音楽による牧阿佐美の演出・振付である。衣裳・装置はルイザ・スピナテッリ。スヴェトラーナ・ザハロワ、デニス・マトヴィエンコ、酒井はな、山本隆之ほかの出演が予定されている。
コンテンポラリー・ダンスは、9月に勅使川原三郎の新作公演で幕を開け、08年4月の「勅使川原三郎ディレクションによる新プロジェエクト」で終る。その間には、新国立劇場の現代舞踊公演の過去の作品から、岩淵多喜子『Against Newton』、平山素子&能見健志『シャコンヌ』、内田香&古賀豊『Espresso』、川野眞子『さーかす』が上演される。
また、「未来へ繋ぐトリプル・ビル」と題された公演では、野坂公夫『曲線(カーブ)した声』、平山素子&中川賢『Butterfly』、A.プレルジョカージュ『受胎告知』(日本初演)がとり上げられる。
開場10年の新国立劇場として、ぜひとも意義あるシーズンにしてもらいたいと思う。
(関口紘一)
Copyright チャコット株式会社 All Rights Reserved.
当サイトに掲載されている情報の無断転載、無断掲載、無断引用 はお断り致します。