KAyM「青いフルーツ」公開リハーサル

 皆さんはKAyM(カイム)をご存じでしょうか? 2006年「囚われた野生」という公演で旗揚げ。 (こちらの公演は41号「アプローズダンスEAST」でもご紹介しましたので記憶にある方もいらっしゃるかと思います。)
桑原文生、三枝宏次、佐藤洋介、辻本知彦、三木雄馬、山田茂樹という全員ダンサーながら異なるジャンルのダンスを踊ってきた6人が集まったグループです。 彼らの最新公演「青いフルーツ」の開幕を前にしてひと足先に公開リハーサルを取材することができました。

質問には今回演出を担当する三木雄馬さんが答えて下さいました。

ーーー今回の公演は?
表現方法として食事を使っています。ディナーから乾杯といった流れになります。 見に来ていただいたお客様には「小洒落たパーティーに来たな」というような気分を持って帰ってもらいたいです。 空間に入った時から最後までがショーになるように心がけたいと思います。

ーーー三木さんは今回が初めての演出になりますか?
6人のメンバーを使って一つの作品として提供するのは初めてです。 (今までは自分に振りをつけて自分で作品を作るということをしてきました。)

ーーーなぜ「食事」とダンスを結びつけようと思いつかれたのですか?
食べることは体全部の感覚と結びついていて、人間にはなくてはならないもの。何かを取り入れて何かを出していく。その代表的なものが「食事」だと思うんです。

ーーー6人全員で振付をされているのですか?
この6人はとても踊りに対してわがままなんです。お互いがお互いを求め合う中で作品を作っているので、お互いに振り付けたり、自分に振り付けたりしています。

ーーーこのメンバーはどのように集まったのですか?
前回の作品を演出、今回も監修という形で関わってくださる上田遥さんと男性だけで素敵なグループを作りたいという話をしていて、上田さんや自分の知っている秀でているダンサーに声をかけました。
それぞれ個別に活動しているメンバーなのですぐに承諾はないだろうとふんでいましたが、全員がその日のうちにYESと返事をしてくれた。同じスタイルのダンサーを集めた方が意思統一をしたり方向性を決めたりするのはすごく簡単なのですが、今回は全員が違うのでそれを大きくするのも小さくして失敗してしまうのも自分達次第だと思っています。

ーーーどのような方に今回の公演を観ていただきたいですか?
同じ世代の人や、踊りを何も知らない人にこそ見てもらいたいです。

その後桑原さん、三枝さん、佐藤さん、山田さんで今回の公演の一場面、時計の針の音を使ったシーンを見せて下さいました。 例えば歩いているだけでも四人それぞれの踊りのルーツが感じられます。それぞれが影響しあってシーンが展開していく様子が、次の動きの期待をかきたてるようなダンスです。

それぞれの「踊るジャンルの違い」について、最後に 「ジャンルなんて関係ないと思っているメンバーが集まったんです」、と答えてくださったことがとても印象的でした。
ライブハウスで行われる、スタンディングの公演。皆様も彼らのパーティーに参加してみませんか?

KAyM「青いフルーツ」 >>>発売中

●10/26(木)、27(金)
●Shibuya O-WEST
●演出=三木雄馬、振付=KAyM、音楽=坂出雅海
●出演=桑原文生/三枝宏次/佐藤洋介/辻本知彦/三木雄馬/山田茂樹
●前売3,500円/当日4,000円(スタンディング、ドリンク別)
●開演時間=19:00と21:30
●お問い合せ=DISK GARAGE 03-5436-9600
  KAyMオフィシャルHP http://www.bbp.co.jp/kaym/



 

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