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関口 紘一/写真提供:NHK 
[2009.10. 6]

中村祥子=SHOKOが、NHK総合TVのトップランナーに登場!

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ウラジーミル・マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団のプリンシパルにして、熊川哲也率いるK Ballet Companyのゲスト・プリンシパル。今、まさに旬を迎えて国際的な舞台で大活躍しているバレリーナ、SHOKOこと中村祥子が、NHK総合テレビの「トップランナー」に登場する。
舞台では日本人離れした素晴らしいプロポーションの身体を駆使して、軽やかで美しい動きの軌跡を見せる中村祥子だが、オフステージのイメージは練習熱心で寡黙な大人しい女性、という印象を持っている人が多いのではないだろうか。
ところが「トップランナー」に出演した中村祥子は熱い。もちろん、控え目ではあるのだが、うちに秘め、強い意志を持って幼い頃から大切に培ってきたバレエへの情熱が熱いのである。

ダンスは、シュトラウスの曲にツァネラが振付けたソロ『アレス ワルツ』と、10月15日に初演される熊川哲也版『ロミオとジュリエット』のパ・ド・ドゥが、開幕に先駆けて遅沢佑介とともに踊られる。(SHOKOは11月7日、8日にジュリエットを踊る)
『アレス ワルツ』は冒頭にやや長めの無音のシーンがあり、確かめるような動きから音楽がかかるとじつに軽快に、鮮やかなコントラストをみせる。優雅だがコンテンポラリーのセンスも感じられる素敵なダンス。待望の熊川版『ロミオとジュリエット』のジュリエットは、SHOKOの長身が映える振りで、リフトも多用され、悲劇の予感を秘めた愛の美しいパ・ド・ドゥ。どちらもSHOKOの見事なプロポーションときれいなテクニックが際立つダンスだった。スタジオ収録の際には、完璧と思えてももう一回踊るという力の入れようで、観覧していた人たちは拍手喝采で大喜びだった。
トークもまた興味深かった。コンクールでコケた話、ジョン・クランコ・バレエ学校で身体改革に打ち込んだ話、シュツットガルト・バレエ団に入団早々に靭帯を切ってしまった話、さらにバレエのSHOKO独特のテクニックの話、自身の踊りに望むこと、そして彼女の意外とドラマティックなヒストリーなどなどが手際よくまとめられているので、45分間の放映時間が瞬くうちに過ぎてしまう。
そして、ウラジーミル・マラーホフと熊川哲也の二大スター・ダンサー&芸術監督が中村祥子に贈るコメントが、それぞれの特徴ある趣が感じられてじつにいい。これは必見!
もちろん、ベルリン国立バレエ団やK Ballet Companyの舞台映像や貴重な写真もふんだんに使われていて、バレエファンの興味は尽きない。
日本人であることを誇りに感じられる番組である。

10月10日(土)NHK総合テレビ 午前0:10〜0:55(9日の深夜)放映。