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[2007.10. 9]

ヤン・リーピンの「シャングリラ」制作発表

 中国を代表する国家一級の舞踊家ヤン・リーピンが来年3月日本に来日し東京で公演を行います。
タイトルは「シャングリラ」。
今回は芸術監督であり構成、主演も務められるヤン・リーピンさんと宣伝サポーターに就任された俳優の谷原章介さん、コンテンポラリー・ダンサーの黒田育世さん(BATIK)が登壇され制作発表が行われました。

 シャングリラとは神秘的な場所を指し、言葉の意味は「桃源郷」。
この作品はヤン・リーピンさん自らが15カ月をかけて雲南、四川、チベットなどの山村を歩き回り収集・整理した20以上の民族の伝統的な歌舞が凝縮された もの。出演者のほとんどは舞踏家ではなく村の農民たちからスカウトした踊りと歌の名手たち。この舞台の目的とするところは「原生態=昔ながらの、あるがま まの姿」をそこに描き出すことで、農民こそが真の魂で愛や人生を踊る人々だからなのです。 そして彼らが纏う民族衣裳は雲南での手作り。雲南省では日常的に着ているものということですが、衣裳によっては1着の製作に4~5年もの歳月がかかるそう です。

中国語講座にも出演されており、中国にはとても興味のお持ちの谷原さんでしたが
「ヤンさんのその長い爪が印象的なのですが」
という質問に会場もヤンさんの手元に注目。(ヤンさんの爪は長く美しく整えられていました。)
「この手というのは踊る時に大変重要で、必要ですのでこのように(長く)しています。 いろいろな人が心配して、それでは日常生活に支障はないのかと言われるのですが、私は距離感がこれでできているので短いと逆に危ないかもしれません。」

黒田さんからはダンサーらしい質問が飛び出しました。
「(この日流れた映像の踊りで)たくさん回っていらっしゃいましたが目は回らないのですが?」
「もともとそういう体質なのかもしれないのですが、何も目標を置かずに何回でも回れます。」
「私はクラシックバレエを習っていたのですが、回るときには目標物を決めてそこに顔を残して回るので驚きました。」

今回は公演の内容も日本で上演することを念頭に置き、工夫をするとのこと。 実は中国国内では、舞台にご自身が出演されることはあまりないヤン・リーピンさんですが、日本公演では「約束しましたので必ず舞台で踊ります」と言って下さり会場からは拍手が沸き起こりました。

日本に居ながらにして、中国雲南省から来た舞踏で描く「人類の歩み」に触れることのできるチャンス。来年3月にはぜひ劇場に足を運んでみませんか?


Dynamic Yunnan
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●2008.3/14(金)~22(土)
●Bunkamuraオーチャードホール
●芸術監督・構成・主演=ヤン・リーピン
●出演=雲南映像集団
●S席10,500円/A席8,400円/B席5,250円(税込)
●開演時間=14・21日19:00、15・16・20・22日13:00、18日14:00、19日14:00と19:00
●お問い合わせ=Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999(オペレーター対応 10:00~17:30)