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西脇 美絵子 
[2013.10.11]

日本初のフラメンコ・フラッシュモブが丸ビルに出現!
~ フラメンコ・フェスティバル・イン・東京の告知で盛り上がる~

9月29日日曜の昼下がり、平日のオフィス街から休日は都心のトレンディスポットへと変貌する丸ビルに、突如、100人ものフラメンコダンサーが出現した。
街ゆく人は足を止め、周囲の買い物客は階上の通路から身をノリだしてのぞき込み、何事が起ったのかと、注目する。
突然のパフォーマンスに、いきなり観客となった人々は、最初は驚きの表情を隠さなかったが、次第にその楽しさにまきこまれていった。しばし、その一帯は、まるでスペインの祭りのような賑わいを見せた。 
 
ダンス系、プロモーション系など最近巷で話題を集めているフラッシュモブ。
フラッシュモブとは、街中で不特定多数の人が突然パフォーマンスを行い、終了後は何事もなかったかのようにその場を立ち去る、というもの。実際に遭遇した人はまだ少ないだろうが、ネット上では何かと注目されているパフォーマンスだ。
この日行われたのは。そのフラメンコバージョンで、この規模でのフラメンコ・フラッシュモブは、日本初のことだったという。

今回のフラメンコ・フラッシュモブは、10月12日から開催される「フラメンコ・フェスティバル・イン・東京」のプレイベントとして実施された。
日本を代表する小島章司フラメンコ舞踊団メンバーと全国から集まったフラメンコ愛好家たち、総勢100人のダンサーが踊った。
踊られた曲は、最初はノリのいいタンゴ。後半はフラメンコ好きなら誰もが踊れるという「セビジャーナス」。セビジャーナスは2人ペアで踊るものだが、この日初めて顔を合わせたというダンサーたちは、曲の区切りごとにパートナーを瞬時に変えていく。瞬間的にパッと視線が会った人同士が組んでいくという感じだったが、皆踊る楽しさに溢れていて、そのなんとも微笑ましいやりとりが、フラメンコの楽しさを大いにアピールしていた。
それにしても、街中に100名のダンサーというのは、かなり衝撃的で、ほんの10分余りのパフォーマンスだったが、最後には、大きな拍手ばかりか、オレ! というフラメンコ独特の掛け声もあちこちからかかり、観客とダンサーが一つになって大いに沸いた。

さて、もうすぐ始まるフェスティバル本番には、今をときめく本場スペインのトップダンサーたちが、続々と来日する。

10月12日(土)は、フラメンコ舞踊にコンテンポラリーの流れを最初に取り込んだベレン・マジャと、闘牛士の父を持ち究極の男性美を踊るマヌエル・リニャン。
10月13日(日)は、フラメンコ界のニンジンスキーと言われる鬼才!イスラエル・ガルバンが登場。これまでのイメージからは想定不能な新たなフラメンコを体験させてくれるはずだ。 
10月14日(月)には、極限まで極めた身体性と斬新な舞台作りでデビューするやいなやトップの座に躍り出た新星ロシオ・モリーナ。

それぞれ、フラメンコの伝統を深くその身に宿しながら、自身の新たな道を切り開くグラン・アルティスタたち。そんなスペイン・フラメンコの最先端を疾走するダンサーによるこのフェスティバルは、フラメンコファンのみならず、すべてのダンスファンに見ていただきたい内容だ。きっと、これまで経験したことのない衝撃のフラメンコ体験に興奮していただけるに違いない。

◎フラメンコ・フェスティバル ・イン東京日程
10月12日(土)14:00 ベレン・マジャ&マヌエル・リニャン
10月13日(日) 14:00 イスラエル・ガルバン
10月14日(月・祝)14:00 ロシオ・モリーナ舞踊団
新宿文化センター 大ホール
詳細情報は http://www.parco-play.com/web/play/flamencofestival/